沖縄県で省エネ支援のESCO事業2件についてNEDO助成金を取得

2007年7月27日

 当社は、沖縄県において予定しているビルの省エネ支援事業2件について、NEDO(独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)からの助成金を獲得しました。
 この度、沖縄県立看護大学と民間施設の浦添総合病院から相次いで受注が内定したことに伴い、2件同時期に助成金の交付が決まったものです。いずれも近々正式受注となる予定です。
 当社が実施するのは、空調設備や熱源設備の更新、高効率型照明設備の導入などの省エネ支援で、エネルギー関連の経費節減分から一定期間報酬を得るESCO(Energy Service Company)事業の形態によるものです。

 今回の事業により、沖縄県立看護大学では年間約490万円、浦添総合病院では同約4400万円のエネルギーコスト削減を見込んでいます。エネルギー使用量の低減を示す省エネルギー率はそれぞれ、年間16.6%、25.7%となります。
 沖縄県内については、公共施設におけるESCO導入の進展に加え、民間でも採用拡大が見込まれており、当社は今後も同県でさらなる受注を見込んでいます。

 当社は、2003年から国内のビルや事務所向けのESCO事業を展開しており、各部屋の日照条件に応じて空調を最適化する独自の制御技術や、各種電気設備・監視システムを含む総合技術を活かし、事業を拡大しています。
 ESCO事業は、環境保全と経費削減を両立できる利点などから、近年需要が拡大しており、今後も当社は、同事業を強化するとともに、顧客ニーズに応じた様々な省エネソリューションの提供を通じて事業分野の拡充を図る方針です。

事業の概要

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