カザフスタン共和国におけるウラン鉱山プロジェクトへの参画について 当社は、原子力事業強化の一環として、カザフスタン共和国の国営企業であるKazatomprom社(以下、カザトムプロム社)が南カザフスタンで推進しているウラン鉱山開発プロジェクト(「ハラサン鉱山プロジェクト」)に参画することを決定しました。本プロジェクトを通じて、日本国内の原子力発電所向けウラン精鉱の安定供給に貢献します。 「ハラサン鉱山プロジェクト」は、カザトムプロム社の関係会社であるキズルクム社(Kyzylkum LLP)とバイケン-U社(Baiken-U LLP)が、南カザフスタンのハラサン鉱山の新規採掘を行うもので、2007年中に試験生産が開始され、2014年からウラン生産量5,000トン(MTU)/年のフル生産を開始します。 現在、丸紅株式会社、東京電力株式会社、中部電力株式会社および東北電力株式会社は、キズルクム社とバイケン-U社の権益の一部を有する持株会社を保有するとともに、同鉱区で生産されるウラン精鉱のうち、合計で2,000トン(MTU)/年のウラン引き取り権を取得しています。当社は、このうち、同持株会社の株式の22.5%を取得するとともに、最大600トン(MTU)/年の引き取り権を取得します。これは、電機メーカーとしては、初めての参加となります。 日本は、カザフスタン共和国と原子力産業分野での互恵的協力関係を進めています。昨年8月に両国は、原子力分野での協力促進について合意しており、また、4月に甘利経済産業大臣が率いる官民ミッションがカザフスタンを訪問し、官民レベルでウラン資源確保と技術協力を柱とした原子力産業の協力関係を確認しています。 当社は、原子力事業領域で幅広い協力関係を構築することにより、原子力事業において世界トップクラスを目指します。 Kazatomprom社の概要
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