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産業用コントローラ新製品の発売について

2007年10月10日

業界で初めて*1伝送速度100Mbpsのループ二重化構成が可能な
フィールドI/Oシステムを装備

産業用コントローラ「ユニファイドコントローラnvシリーズ」の写真

 当社は、紙・パルプ、石油・化学、鉄鋼・金属、上下水道、廃棄物処理システムなどの各産業分野の制御システムに用いられる産業用コントローラ「ユニファイドコントローラnvシリーズ」を製品化し、本日から営業活動を開始します。
 新製品は、業界で初めて*1、伝送速度100Mbps、かつ、ループ二重化構成が可能なフィールドI/Oシステムを装備しており、電気制御や計装制御に適用でき、従来製品と比べて高速性や信頼性、経済性という点で優れています。なお、現在、電力分野向けにも同シリーズとして新製品を開発中です。

 新製品は、共通プラットフォームとして同一のハードウェアを使用し、電気制御や計装制御それぞれに適合したソフトウェアをインストールする形態となっています。ハードウェアを統一することで、量産効率を高め、経済性を追求しています。電気制御、計装制御分野だけでなく、今後の電力分野向けへの適用も考慮しています。
 また、新製品は、各I/Oユニットを接続するフィールドネットワークとして業界で初めて*1100Mbpsのループ二重化構成が可能なシステムを装備しています。同一ハードウェア上で、「電気制御分野で必要とされる高速性」と「計装制御分野で必要とされるオンラインメンテナンス(保守性)」を両立するため、当社のReal-Time Ethernet(TCnet)伝送技術を適用したシリアルI/Oシステム「TC-net I/O」を装備しています。
 さらに、ユーザーが長年蓄積してきたアプリケーション資産を継続して利用できるよう、エンジニアリングツール、監視・制御ネットワーク、オペレータステーションのそれぞれで従来機種からの継承性も考慮しています。当社は、これまで様々な分野で販売してきたコントローラを機種統一し、将来に渡って製品を長期安定供給します。

  なお、新製品は、11月7日から開催される「計測展 2007 TOKYO」(東京ビッグサイト)や、11月13日から開催の「システム コントロール フェア 2007」(東京ビッグサイト)にも出展します。
*1 2007年10月10日現在。東芝調べ。

新製品のおもな概要

新製品のおもな概要 ユニファイドコントローラnvシリーズ

開発の背景とねらい

 近年、産業用コントローラが使用される紙・パルプ、石油・化学、鉄鋼・金属、上下水道、廃棄物処理システムなどの「ものづくり」の現場では、監視・制御システムが益々高機能化、複雑化しています。同時に、頑健で信頼性のあるシステムが求められています。また、低価格化、国際標準・業界標準化、オープン化へのニーズも高まっています。
 このようななか、当社は、伝送速度100Mbpsで、かつ、ループ二重化ネットワークによるI/Oシステム「TC-net I/O」を装備し、計装分野、電気制御分野で統一的に使用できる高速性、信頼性、経済性を兼ね備えた産業用コントローラ「ユニファイドコントローラnvシリーズ」を製品化し、市場ニーズに応え、さらなるシェア拡大を図ります。

新製品のおもな特長

「ユニファイドコントローラnvシリーズ」は、下記のような特長をもっています。

1. 業界初*1の高速シリアルI/Oシステム「TC-net I/O」を装備
伝送速度が100Mbpsで、かつ、ループ二重化構成が可能なフィールドI/Oシステムは業界初*1です。高速なI/Oデータの収集が可能であり、収集周期の最小設定時間は100usです。伝送路は通常で二重(送信・受信)ループであり、それをさらに二重化する構成が可能です。
*1 2007年10月10日現在。東芝調べ。
 
2. IEC言語のハードウェア直接実行により演算性能をアップ
国際標準言語IEC 61131-3命令をASICにより直接ハードウェアで実行できるよう設計されているため、シーケンス命令語の実行時間は最速で20ns(当社比1/2)、また制御周期は最小0.5msから設定できます。
 
3. カードの冗長化構成と内部メモリのECC回路適用により高信頼性を実現
電源、CPU、伝送カードを2セット用意した二重化システムの構築が可能です。さらに、各カードの内部メモリにはECC回路を適用し、単なるエラーの検出だけでなくエラーが発生した部位を正しい値に訂正することができます。また、複雑な回路はASICによる高集積化によって、部品点数を削減し故障率の低減を図っています。
 
4. 監視・制御ネットワークのGigabit化と冗長化による高信頼性を実現
監視・制御ネットワークは伝送速度1GbpsのEthernetを採用し、さらに伝送路を二重化することができます。また、国際標準のReal-Time Ethernet「TC-net 100」をコントローラ間ネットワークとして使用できます。従来機種とは、スイッチングハブ、ゲートウェイで接続ができるよう考慮されています。
 
5. 監視・制御システムの三つの基本要素で継承性を確保

(1) エンジニアリングツール
従来機種から採用している国際規格IEC 61131-3に準拠し、さらに、使いやすくするためユーザの好みに合わせてシンボルのカスタマイズが可能です。

(2) 監視・制御ネットワーク
オープンネットワークEthernetに準拠し、伝送速度は1Gbpsに対応しました。また、従来からのReal-Time Ethernet「TC-net 100」も使用できます。

(3) オペレータステーション
従来機種「OIS-DS」が接続可能であり、従来通りの操作性を継承しました。また、OIS-DSはOPCサーバとしての機能も追加可能です。

 
6. 環境に配慮して、RoHS指令に対応
鉛フリーはんだの使用とグリーン調達による部品選定により、特定有害物質使用制限に関するRoHS指令に対応し、地球環境に配慮した設計になっています。

新製品のおもな仕様

<ユニファイドコントローラnvシリーズ>

新製品の主な仕様 ユニファイドコントローラnvシリーズ

<高速シリアルI/OシステムTC-netI/O>

新製品の主な仕様 高速シリアルI/OシステムTC-netI/O

新製品についての
お客様からの
お問い合わせ先
産業システム事業部 企画部 TEL 03−3457−4728
新製品情報掲載ホームページ http://www3.toshiba.co.jp/sic/seigyo/nv/


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