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半導体デバイスを採用した小型・多機能の気象レーダー新製品について

2007年11月28日

装置寸法1/6、名古屋大学で世界初運用

 当社は、気象レーダーの新製品として、送信部に半導体デバイスを用いることで電子管を使う従来機に比べ装置サイズを約1/6に削減し、電波利用効率や機能も向上させた新型機を商品化し、本日9GHz帯(X帯)用の初号機を名古屋大学・地球水循環研究センターに設置しました。
 半導体型(固体化)の気象レーダーを実際に運用するのは、世界初です。

 新製品は、窒化ガリウム製パワーFET*とピーク出力を高めるパルス圧縮方式の信号処理を組み合わせることで、小型・軽量化と従来同等の出力を両立しています。同時に、フルデジタル処理で余分な周波数成分(スプリアス)を抑え、干渉防止に必要な周波数間隔を約1/4に縮小でき、電波の有効利用にも貢献します。
 機能についても、雨や雲の粒子形状により降雨量などを精度よく観測する二重偏波観測や、気象レーダーが機能しにくい晴天時にも、微小な電波散乱を検知して風速などを観測できる晴天乱流観測を導入し、強化しています。

 また、新製品は、アンテナ・送信部・受信信号処理部などのモジュールに分かれ、設置場所や運用方法に応じたレイアウトの調整が可能です。さらに、電子管の定期交換・廃棄が不要で環境負荷も低減できます。

 近年の電波資源の不足感から、今後、新製品のような固体化レーダーに対して堅調な需要が見込まれており、当社は5GHz帯(C帯)を含めたラインアップで、モジュールでの販売を含め、国内外で営業活動を推進します。

*FET :電界効果トランジスタ

新製品の概要

新製品の概要

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