東芝による西芝電機への増資について

2008年4月21日

-船舶用電機システム分野での成長戦略加速に向けて資本関係を強化-

株式会社 東芝
西芝電機株式会社

 株式会社東芝(以下、「東芝」)と西芝電機株式会社(以下、「西芝」)は、船舶電機システム分野をはじめとするモーター事業での連携強化を目的とし、西芝が本日の取締役会で決議した第三者割当による新株式発行に関して、東芝が全額引き受けることを決定しました。これにより、東芝が所有する西芝電機の株式は現行の48.62%から54.46%となり、西芝は東芝の連結子会社となります。

 今回の増資は、西芝の主力事業である船舶用電機システム事業において、設備投資を加速させるため、資本の充実により経営基盤の一層の強化を図るものです。これまで両社は資本関係のみならず、人的・技術的交流を行ってきましたが、今後、東芝が西芝電機を連結子会社とすることでさらに連携を強化します。

 現在、船舶市場はアジアを中心に年率10%以上の成長が見込まれており、船舶用電機システム事業についても市場拡大が期待されています。このような背景のもと、西芝は船舶用電機システム分野での高成長・高収益を目的として、東芝と共通するモーター事業について連携を強化します。東芝は事業の選択と集中の一つとして、西芝を連結子会社にすることで、グローバル市場における電力流通・産業システム事業の拡大につなげていきます。

西芝電機の第三者割当増資の概要

(1) 発行株式数 普通株式 4,445,000株
(2) 発行価格 1株につき  金225円
(3) 発行価格の総額 1,000,125,000円
(4) 払込期日 2008年5月20日

ニュースリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。