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業界最大記憶容量*1250GBの1.8型HDDの商品化について

2008年9月25日

シリアルATAインターフェース採用の250GB 1.8型ハードディスクドライブ「MK2529GSG」

 当社は、シリアルATAインターフェース採用で、業界最大の記憶容量*1250GBを実現した1.8型HDD(ハードディスク装置)「MK2529GSG」をはじめ、160GB、120GBの3機種を商品化し、11月から量産を開始します。また、新商品のサンプルは、9月30日〜10月4日に幕張メッセで開催されるシーテックジャパンに展示される予定です。

 新商品は磁気ヘッドおよびディスクの磁性層の改良により、「MK2529GSG」では1.8型HDD商品としては業界最大の面記録密度587.1Mbit/mm2(378.8Gbpsi)を実現しました。これにより、「MK2529GSG」では1.8型HDD商品として業界最大の記憶容量250GBを実現し、ラインアップを充実させました。大容量化が求められるモバイルPC搭載用HDDとしてのニーズに応えることができます。

 さらにシリアルATAインターフェースの採用と5,400rpmの回転速度により、パラレルATAインターフェース採用のHDDと比べ、高速なアクセス処理が可能です。当社従来機種(「MK1617GSG」シリアルATAインターフェース採用、回転速度5,400rpm)は1.5Gbpsのインターフェース速度でしたが、新商品では1.5Gbpsと3.0Gbpsをニーズに合わせて選択することができるようにしています。これにより、より高速なデータ転送を実現することも可能です。

 また、いずれの機種についても、磁気ディスク装置の落下を検知して衝突前にヘッドを退避させるフリーフォールセンサー機能をオプションで搭載可能としており、モバイルPC用として堅牢面での充実を図っています。

 「MK2529GSG」は従来機種「MK1617GSG(160GB)」と比較して、ローパワーアイドル時*2の消費電力を約11%改善し低消費電力化をはかっており、約43%のエネルギー消費効率*3の改善を実現しています。また、本商品は2006年7月施行のEU(欧州連合)RoHS指令*4に適合しており、さらに本体全体のハロゲンフリー*5を実現するなど、人と環境に配慮した商品を提供しています。

 当社グループは「地球内企業」としてより良い地球環境の実現のため、「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定し、総合環境効率を2000年度を基準として2050年度までに10倍(ファクター10)に高めることを目指します。効率の良いエネルギー供給機器の開発や、環境に配慮したオフィス・家電製品の製造、販売を通じて、2025年度に1億1,770万トンのCO2削減の寄与などの地球温暖化防止をはじめとした、資源有効活用、化学物質管理を通した地球との共生や豊かな価値の創造のための取り組みを行っていきます。

*1 1.8型のHDD商品として、2008年9月25日現在。(東芝調べ)
*2 ディスクモーターは回転しており、磁気ヘッドはディスク上から退避し、一部の回路は停止の状態です。
*3 省エネ法で定める測定方法により測定した消費電力を省エネ法で定める記憶容量で除したものです。
*4 RoHS:Restriction of the use of certain Hazardous Substances
EU(欧州連合)では、コンピュータや通信機器・家電などで特定有害物質(鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB(ポリ臭化ビフェニール)、PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル))の使用禁止を定めた指令。2006年7月から施行。
*5 塩素および臭素を対象とし、それぞれの濃度を基準値以下(それぞれ900ppm以下で、合計1,500ppm以下)に管理しています。


新商品の概要

型名 記憶容量 外形寸法 質量
MK2529GSG 250GB 54.0×78.5×8.0mm 62g
MK1629GSG 160GB 54.0×78.5×8.0mm 62g
MK1229GSG 120GB 54.0×78.5×8.0mm 60g


商品化の背景と狙い

 モバイルPCに搭載されるHDDには、持ち運ぶために軽量かつコンパクトであること、高い耐振動性、耐衝撃性が求められます。従来の1.8型HDDは同記憶容量の2.5型HDDと比べ、耐振動性、耐衝撃性の点で優れていますが、2.5型HDD並みのデータ転送速度の実現が課題でした。当社では今年2月に1.8型HDDへのシリアルATAインターフェース採用や、回転数の向上により、アクセス処理の高速化を実現しました。このたびシリアルATAインターフェースを採用した1.8型HDDとして業界最大記憶容量の機種をラインアップに加えることで、モバイルPC搭載用として大容量化へのニーズにも応えていきます。


新商品の主な特長

1.1.8型として業界最大面記録密度および記憶容量を実現【MK2529GSG】
 「MK2529GSG」は、磁気ヘッドおよびディスクの磁性層の改良により、1.8型HDD商品としては業界最大の面記録密度587.1Mbit/mm2(378.8Gbpsi)を実現しました。これにより、業界最大の記憶容量250GBのHDDを商品化しました。
2.高速アクセス処理を実現【全機種】
 従来のパラレルATAインターフェースに比べ、より高速なデータ転送が可能なシリアルATAインターフェースを採用しています。また、同じシリアルATA採用で、5,400rpmの当社従来機種「MK1617GSG」では1.5Gbpsのインターフェース速度でしたが、新商品では1.5Gbpsと3.0Gbpsを選択できるようにしており、さらに高速なデータ転送が可能です。また、「MK2529GSG」では、線記録密度の向上により、従来機種「MK1617GSG」と比べて内部転送レートを24%向上させ、高速なアクセス処理を実現しました。
3.従来機種と比べて軽量化を実現【MK1229GSG】
 「MK1229GSG」は、面記録密度を高め、ディスク枚数を1枚、ヘッド数を2本にすることにより、同じ記憶容量の従来機種「MK1216GSG」(シリアルATA採用1.8型HDD、120GB)と比べ3%軽量化し、60gとしました。
4.高い耐振動性、耐衝撃性を実現【全機種】
 2.5型HDD当社従来機種「MK2552GSX」(2.5型HDD、250GB)に比べて、耐振動性、耐衝撃性に優れています。また、磁気ディスク装置の落下を検知して衝突前にヘッドを退避させるフリーフォールセンサー機能をオプションで搭載することができ、持ち運びの機会が多いモバイルPCに適しています。
5.環境への配慮【全機種】
  (1) 当社1.8型HDDとしては初のハロゲンフリー
    本商品は、当社の1.8型HDD商品としては初めてハロゲンフリーを実現しました。塩 素および臭素を対象として、濃度を基準値以下(それぞれ900ppm以下で、合計1,500ppm以下)に管理しています。
  (2) 省電力など環境に配慮
    経済産業省の定めるエネルギーの使用の合理化に関する法律(通称:省エネ法)で定 義されているエネルギー消費効率を0.0016W/GB(MK2529GSG)、0.0025W/GB(MK1629GSG)、0.0033W/GB(MK1229GSG)とし、環境に配慮した設計となっています。この結果、「MK2529GSG」は、従来機種「MK1617GSG」(シリアルATA採用1.8型HDD、160GB)と比べ、約43%エネルギー消費効率を改善しました。
  (3) ライフサイクルによるCO2排出量削減効果*6
    本商品は、装置の消費電力を低く抑えることや、原材料製造時の環境負荷を減らすこ となどにより、製品ライフサイクルにおけるCO2の排出量を抑えています。「MK1229GSG」では、削減効果として年間54gのCO2を削減しています。

*6 2000年度モデル「MK2001MPL」との比較。当社のLCA(ライフサイクルアセスメント)評価法によります。
  (4) RoHS指令に適合
    2006年7月施行のEU(欧州連合)RoHS指令に適合しています。
  (5) 東芝グループ「製品別環境自主基準(ECP基準)」に適合
    製品ごとに業界トップレベルを目指した東芝グループ「製品別環境自主基準(ECP基準)」に適合しています。基準の詳細については、以下を参照ください。
http://www3.toshiba.co.jp/storage/ecology/ecp_j.htm


新商品の主な仕様

  MK2529GSG MK1629GSG MK1229GSG
記憶容量 250GB 160GB 120GB
ディスク枚数 2 1
ヘッド数 4 2
平均シーク時間 15msec
回転数 5,400rpm
インターフェース Serial ATA
インターフェース速度 3.0Gbps/1.5Gbps
外形寸法 (W)54.0mm×(D)78.5mm×(H)8.0mm
質量 62g(max.) 60g(max.)
エネルギー消費効率 0.0016W/GB 0.0025W/GB 0.0033W/GB
耐衝撃性 (動作時) 4,900m/ s2 (500G、2msec)
(非動作時) 14,700m/ s2 (1,500G 、1msec)
*1メガバイト(MB)は1,000,000バイト、1ギガバイト(GB)は1,000,000,000バイトで計算しています。


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