ニュースリリース

当社発電所向け監視制御システムが日本企業で初の「プロダクトラインの殿堂」に登録

-米カーネギーメロン大学主催国際学会で高い評価-
2008年12月01日

 当社が開発した原子力・火力発電所向け監視制御システムソフトウェアが、米国カーネギーメロン大学ソフトウェア工学研究所(SEI:Software Engineering Institute)が主催するソフトウェアプロダクトラインの国際学会「ソフトウェアプロダクトライン国際会議(SPLC)2008」において、日本企業として初めて「プロダクトラインの殿堂(Product Line Hall of Fame)」に登録されました。

 

 「プロダクトラインの殿堂」は、SPLCが、業界において先駆的な役割を果たし、かつ他の模範となる優れたソフトウェアプロダクトラインを登録するもので、2000年に制定されて以来、全世界で15件のソフトウェアプロダクトラインが殿堂入りしています。

 

 当社の原子力・火力発電所向け監視制御システムは、1970年代に基本となるシステムを開発し、プラットフォームの更新やコンピュータのダウンサイジングに適合した分散型システムの導入など、モデルチェンジを行いながら、現在に至っており、国内外に150以上の納入実績があります。

 こうした当社のシステムの基本的な設計思想と、それを支えるソフトウェアシステムの高い技術力や普遍性および豊富な実績が高く評価されたものです。

 

 今後当社は、長年にわたり培った技術力と実績に加え、今回の受賞で得た高い国際的評価を生かして、一層の発電制御システム事業の強化・拡大に取り組み、高まる新規発電所建設及び既設更新ニーズに対応して、これらシステムの導入を進めていきます。