ニュースリリース

カザフスタン共和国への桜の寄贈について

2009年04月27日

 当社は、「150万本の森づくり」プロジェクトの一環として、2009年から2010年にかけて、カザフスタン共和国のカザトムプロム社と共同で同国アスタナ市とアルマティー市にあわせて約220本の桜を寄贈します。4月25日には、アルマティー市で桜植樹式を実施し、当社執行役社長の西田は、エシモフ・アルマティー市長、夏井重雄・在カザフスタン特命全権大使、ザキシェフ・カザトムプロム社長とともに桜の植樹を行いました。

 昨年6月、カザフスタン共和国のナザルバエフ大統領が来日され、当社府中事業所のご見学をされました。今回の桜の寄贈は、その際、アスタナ市遷都10周年と同大統領の来日を祝し、当社が「カザフスタン共和国の国民の皆様との友好関係発展の証として桜をお贈りする」と約束したことに由来します。

 寄贈する桜は、カザフスタン共和国の厳しい気候環境を考慮し、北海道のチシマザクラなど9種類の耐寒品種としました。これまでに、アルマティー市には大統領宮殿の庭に65本と市役所周辺の公園に55本の桜を植樹しています。また、アスタナ市は特に寒さの厳しい都市であるため、同市については、今年は試験植樹を行い、来年中に大統領宮殿の庭と大統領公園に約100本の桜を植樹する予定です。

 なお、今後の桜の植樹とその後の管理は、カザフスタン共和国のカザトムプロム社が行います。カザトムプロム社は当社グループ会社であるウェスチングハウス社の株式を10%保有しており、当社とは協力関係にあります。

 当社は、創業150周年を迎える2025年に向け、当社グループのCSR活動の世界統一テーマとして、国内外で総計150万本規模の森林整備に取り組む「150万本の森づくり」運動を展開しています。今後も世界中の当社グループ企業で「森づくり」に継続的に取り組み、地球温暖化の防止や生物多様性の保全に貢献するとともに、従業員のCSR・地球環境保護意識の向上を図っていきます。