ニュースリリース

ブルーレイディスクプレーヤー搭載液晶テレビ「レグザ(REGZA)」の発売について

-ブルーレイ/DVDソフトを手軽に高画質再生し、USBハードディスク録画にも対応-
2010年01月14日

ブルーレイディスクプレーヤー搭載液晶テレビ「レグザ(REGZA)」

  当社は、地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ「レグザ(REGZA)シリーズ」の新商品として、ブルーレイディスクプレーヤーを搭載した「R1BDP」シリーズ2機種を2月中旬から発売します。ブルーレイディスクやDVDのコンテンツを手軽に高画質で楽しめ、さらに外付けUSBハードディスク録画にも対応しているので、市販のUSBハードディスク注1を接続して、デジタルハイビジョン放送の録画も簡単に行えます。

  新商品は、BD-ROM(BD-Video)、BD-R、BD-REをはじめ、DVD-Video、DVD-R、DVD-RW、音楽CDなど多彩なディスクを再生でき、BD-ROMについては「BD-LIVE注2」や「BONUSVIEW注3」といった機能に対応しています。さらに画質設定を自動的に行い、視聴環境にあわせた最適な画質を実現する「おまかせドンピシャ高画質2」のほか、精細感のある緻密な映像を再生する超解像技術採用「レゾリューションプラス2」を搭載しており、テレビ番組やDVDの映像コンテンツをより高画質で楽しむことができます。

  また、録画機能では、外付けUSBハードディスクを設置することで、デジタルハイビジョン放送のタイムシフト視聴も可能です。さらに外付けUSBハードディスクは、市販のUSBハブ注1を介して、最大4台まで同時接続することができます。これにより手軽に録画容量を増やし、番組ジャンル毎にハードディスクを使い分けたり、家族めいめいが自分専用のハードディスクに録画するなど、さまざまな使い方ができます。

  当社は今後も、多彩なモデルをラインアップに加えることで、ユーザーの多様なニーズに応えていきます。

注1
対応機器についてはホームページ( http://www.toshiba.co.jp/regza/)をご覧ください。
注2
ブルーレイディスクの規格の中で、ネットワークを通じて追加コンテンツを取得したり、ゲームなどのインタラクティブなコンテンツを再生するための機能の総称です。
注3
メインとして表示されている画面の一部に小さい画面を表示し同時再生する機能。

新製品の概要

商品名

形名

画面サイズ

価格

発売日

ブルーレイディスク

プレーヤー搭載

地上・BS・110度CS

デジタルハイビジョン

液晶テレビ

「レグザ(REGZA)」

32R1BDP

32V型

ワイドXGA

オープン価格

2月中旬

26R1BDP

26V型

ワイドXGA

商品化の背景と狙い

  ハードディスクを搭載したブルーレイディスクレコーダーやDVDレコーダーに関する最近のユーザー調査によると、デジタル放送では、ハードディスクに録画しタイムシフト視聴するなど、ディスクメディアへのダビングは少なく、ブルーレイディスクやDVD部は、レンタルや市販のブルーレイディスク/DVDの再生専用という方が大多数を占めています。そのような利用シーンの場合、テレビにブルーレイディスクプレーヤーを内蔵し、録画はUSBハードディスクで好きな容量を追加して行うという使い方が手頃です。

  当社は、このような利用シーンに一番近いテレビとして、新商品を液晶テレビのラインアップに加えることで、ユーザーの多様なニーズに応え、テレビ市場での一層のシェアアップを図っていきます。

新商品の主な特長

1.多彩なディスク再生機能・録画機能を搭載

(1)ブルーレイディスクプレーヤーを搭載

  ブルーレイディスクプレーヤーを内蔵することで、テレビ単体で、ブルーレイディスク関連では、BD-ROM(BD-Video)、BD-R/-R DL、BD-RE/-RE DLの再生が可能です。BD-ROMについては、「BD-LIVE」や「BONUSVIEW」に対応しており、さらに、DVD-Video、DVD-R(Videoモード、VRモード)、DVD-RW(Videoモード、VRモード)、音楽CDといった多彩なディスク注4も再生できます。

注4 BD-RE Ver.1.0およびDVD-RW Ver.1.0は非対応。

(2)外付けUSBハードディスク録画に対応

  市販の外付けUSBハードディスクを接続するだけで、手軽にデジタルハイビジョン放送の録画ができます。また、市販のUSBハブを使うことで同時に4台のUSBハードディスクを接続できる機能を搭載していますので、録画容量を手軽に増やすことができます。それぞれのハードディスクを区別して管理ができるため、番組のジャンル毎に録画するハードディスクを選んだり、家族めいめいが自分専用のハードディスクに録画するなど、ユーザーの好みに応じた使い分けをすることができます。

<豊富な録画機能>

    新商品には、録画予約を簡単に行うことができる機能を搭載しています。

  • 「レグザ番組表・ファイン」録画予約
    高精細フォントで表示するレグザ番組表・ファインから簡単に録画予約ができます。
  • 「連ドラ予約」
    連ドラ予約設定した番組を最終回まで追跡録画します注5

注5 番組情報が本商品の検索条件に当てはまらない番組は録画できない場合があります。

<便利な再生機能>

    新商品には、利用シーンに応じた便利な機能を搭載しています。

  • 「今すぐニュース」
    あらかじめ設定したニュース番組を自動的に録画して放送時間を気にせずにいつでも視聴できます。
  • 「ちょっとタイム」
    番組視聴中に来客や電話があった場合に「録画」ボタンを押して録画を開始し、用事が済んだあとで「ちょっとタイム再生」ボタンを押すと録画開始場面から再生します。

2.高画質を実現するさまざまな機能を搭載

(1)超解像技術採用「レゾリューションプラス2」

  精細感のある緻密な映像を復元する超解像技術採用「レゾリューションプラス2」を搭載しています。フルHD(1920×1080画素)に満たない解像度の映像を、超解像技術とノイズリダクション処理でノイズの少ない緻密な映像に復元します。また、DVDレコーダーなどから出力されるアップコンバートされたフルHD映像を、周波数ヒストグラム分析し精細度に合わせた補正処理で高画質に復元します。

(2)おまかせドンピシャ高画質2

  刻々と変化する部屋の視聴環境と、画面に映し出される映像信号をリアルタイムに検知し、色温度1,024種類、ダイナミックガンマ注6128段階、明るさ100段階、色の濃さ32段階、シャープネス32段階、超解像技術による精鋭感の調整32段階などの画質設定を自動的に行い最適な画質を提供します。

注6 より自然な映像表現のために行う明暗部を際立たせる調整。

3.レグザリンクを使った便利な機能

  「レグザリンク」に対応した当社AVノートPC「コスミオ」、ハイビジョンレコーダー「ヴァルディア」やオーディオシステムをレグザリモコンで簡単に操作することができます。

  • 高画質PC表示
    HDMI®接続された「コスミオ」の映像を24bitフルカラーで表示します。

4.最適な音場をつくりだすサウンド連携機能を搭載

  ヤマハ株式会社のデジタル・サウンド・プロジェクター(型名「YSP-4100」)と連携し、番組のジャンル情報にあわせて最適な音声設定に自動的に切り替えます。また、YSP-4100の機能の一部のシネマDSP(デジタル・サウンド・フィールド・プロセッサー)の一部を「レグザ」のリモコンでコントロールできます。

5.環境への配慮

(1)地球温暖化の防止

  以下の機能の搭載などさまざまな省エネ対応設計を行っています。

  • 「おまかせドンピシャ高画質」機能
    画面を常に最適な明るさにすることにより、余分な電力を抑えます。
  • 消費電力低減設定
    画面の明るさを抑制し消費電力を低減します。
  • 無操作電源オフ機能
    無操作状態が約3時間続くと、待機状態にします。
  • 無信号電源オフ機能
    外部入力選択時に無信号が約15分間続くと、待機状態にします。
  • BD省エネ設定
    本体の電源を入れたときに、ブルーレイディスクプレーヤー部分を待機状態にすることで、余分な電力を抑えます。
(2)資源の有効利用

  テレビ本体部品に自己循環の再生プラスティックの使用や、材料のリサイクルを容易にするため25g以上のプラスティックに材質表示を行うなど、リサイクル対応設計も行っています。

(3)化学物質管理の徹底

「EU-RoHS指令注7」、「J-Moss注8」に適合しています。

注7
RoHS:Restriction of the use of certain Hazardous Substances
EU(欧州連合)では、コンピュータや通信機器、家電などで特定有害物質(6物質「鉛・水銀・カドミウム・六価クロム・PBB(ポリ臭化ビフェニール)・PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)」の使用規制を定めたRoHS指令が2006年7月から施行されています。
注8
J-Moss:電機電子機器に含有される化学物質の表示に関するJIS規格(JIS C 0950)の略称です。
当社グループの環境ビジョンについて

  当社グループは「地球内企業」としてより良い地球環境の実現のため、「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定し、総合環境効率を2000年度を基準として2050年度までに10倍(ファクター10)に高めることを目指すものです。効率の良いエネルギー供給機器の開発や、環境に配慮したオフィス・家電製品の 製造、販売を通じて、2025年度に1億1,770万トンのCO2削減の寄与などの地球温暖化防止をはじめとした、資源有効活用、化学物質管理を通した地球との共生や豊かな価値の創造のための取り組みを行っていきます。詳細は以下をご覧下さい。
URL:http://www.toshiba.co.jp/env/jp/management/vision2050_0_j.htm

新製品の主な仕様

商品名

ブルーレイディスクプレーヤー搭載

地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ <レグザ>

シリーズ名

R1BDPシリーズ

形名

32R1BDP

26R1BDP

再生可能メディア

○BD-ROM、BD-R/-R DL Ver 1.1/1.2/1.3/2.0、BD-RE/-RE DL Ver 2.1、

  DVD-Video、DVD-R(Video/VR)、DVD-RW(Video/VR)、音楽CD

  ※BD-RE Ver.1.0およびDVD-RW Ver.1.0は再生できません。

チューナー

○地上デジタル×2 ○地上アナログ×1 ○BS・110度CSデジタル×2

  地上アナログ放送 VHF(1~12ch),UHF(13~62ch),CATV(C13~C63)

  地上デジタル放送 VHF(1~12ch),UHF(13~62ch),

  CATV(C13~C63)~CATVパススルー対応

  BSデジタル放送(000~999) 110度CSデジタル放送(000~999)

液晶画面
(バックライト)

○32V型VA方式ハイビジョンパネル

○ダイナミックコントラスト注9 40,000:1

○コントラスト4,000:1(JEITA注10)

○1366×768画素 (水平×垂直)

○視野角 上下左右178° 注11

○26V型VA方式ハイビジョンパネル

○ダイナミックコントラスト 30,000:1

○コントラスト3,000:1(JEITA)

○1366×768画素 (水平×垂直)

○視野角 上下左右176°注11

映像

○レゾリューションプラス2 ○おまかせドンピシャ高画質2

○質感リアライザー ○バス幅14ビット精度高画質化処理

○魔方陣アルゴリズム・プロ

○新ヒストグラム・ダイナミックガンマ ○ヒストグラムバックライトコントロール

○新カラーイメージコントロール・プロ ○ダイナミックノイズリダクション

○ジャストスキャンモード ○明るさセンサー

音声

○音声出力 左+右 32V型:10W+10W、26V型:5W+5W(JEITA)

○Class-Dデジタルパワーアンプ ○ヤマハ音声連携

レグザリンク

○HDMI連動 ○USBハードディスク録画

入出力端子

○HDMI(1080p(60p/24p)入力対応、InstaPortTM対応)入力端子注12

  1端子1系統

○D4入力端子 1系統1端子 ○S2入力端子 1系統1端子

○ビデオ入力端子 2系統2端子

○音声入力端子 2系統2端子(D4・ビデオ入力端子用、S2・ビデオ入力端子用)

○光デジタル音声出力端子 ○HDMIアナログ音声入力端子

○ヘッドホーン端子

○デジタル放送録画出力端子注13 映像出力・音声出力

  (アナログ音声出力端子と兼用)

○LAN端子 2端子(デジタル放送専用端子、BD-LIVE専用端子)

○B-CASカードスロット ○USB端子 2端子(ハブ対応録画専用端子、

  ブルーレイディスクプレーヤーストレージ専用端子)

外形寸法(卓上スタンド含む)

幅80.5 × 高さ59.0 × 奥行25.5cm

幅66.6 × 高さ49.0× 奥行26.0cm

質量(卓上スタンド含む)

14.6kg

10.5kg

消費電力

115W(リモコン待機時0.3W)

109W(リモコン待機時0.3W)

年間消費電力量注14

87kWh/年

70kWh/年

主な機能

○簡単番組再生 ○レグザ番組表・ファイン ○ミニ番組表

○番組検索(キーワード、ジャンル) ○Eメール録画予約

○PCコネクト(HDMI接続)

○地上デジタル放送/BSデジタル放送/専用サーバーダウンロード機能

  (BD部は非対応)

○USBハードディスク録画 ○連ドラ予約機能注15

○ちょっとタイム機能注15 ○今すぐニュース機能注15

注9
画面を正面から見た場合の、全白信号での画面最大輝度と全黒信号での画面最小輝度の比。
注10
JEITAとは社団法人電子情報技術産業協会のこと。仕様内のコントラスト、音声出力表示はJEITAで定めた測定法に基づいて測定したものです。
注11
視野角はJEITA規格に準拠したものです。(コントラスト比10:1)
注12
「Lip Sync」に対応したHDMI v.1.3a。
注13
デジタル放送を480iに変換したアナログ信号が出力されます。
注14
省エネ法に基づき映像メニュー「標準」で測定。
注15
USBハードディスク接続時に対応しています。

「ブルーレイ」,「ブルーレイディスク」,「BD-LIVE」,「BONUSVIEW」はBlu-ray Disc Associationの商標です。
HDMI®はHDMI Licensing LLCの登録商標です。
InstaPortTMはシリコンイメージ社の商標です。
文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

新商品に関するお問い合わせ先:

TV&ネットワーク事業部
TEL : 03(3457)8344
商品情報掲載ホームページ :  http://www.toshiba.co.jp/regza/