ニュースリリース

世界最大規模の独・照明見本市にLED照明を初出展

伊・デザイン展示会「ミラノサローネ」にも照明のコンセプト展示を実施
2010年03月08日

 当社は、4月11日から16日までドイツ・フランクフルトで開催される「ライト・アンド・ビルディング(Light+Building 2010国際照明・建築技術専門見本市)注1」に、当社として初めて出展します。本見本市は世界最大規模の照明関連の展示会で、当社が欧州で商品化を予定しているLED照明製品を展示する予定です。

 当社は昨年4月から世界規模での新照明事業展開を行っています。欧州ではフランス、ドイツ、イギリスに営業拠点を設置し、今年1月にはフランスで一般消費者向けにLED電球の販売を開始するなど、活動を強化しています。今回「ライト・アンド・ビルディング」に出展することで、世界における当社製品の更なる認知拡大を図ります。

 また、昨年に引き続き、4月14日から19日までイタリア・ミラノで開催される世界最大規模のデザイン展示会「ミラノサローネ」注2で、照明事業ブランドのコンセプト展示を行います。今回は「Lucèste注3:TOSHIBA NEW LIGHTING(ルチェステ:東芝ニューライティング)」と題したインスタレーション注4を実施し、多彩な光源色やきめ細やかな制御といったLED光源が持つ潜在力を引き出し、LEDならではの繊細かつ美しい空間を創出します。本展示を通じて当社の照明事業のブランド認知拡大を図ります。

 当社の新照明システム事業では「人と環境に調和した“あかり文化”へ貢献します」をブランドフィロソフィーとして掲げています。今後もさまざまな展示会やLED照明の商品化を通じて、世界中の人が必要とする温かみや安らぎを内包する「あかり」を提供していきます。

 当社は今月、一般白熱電球の製造を中止します。今後はLED照明をはじめとした環境調和型製品の創出と既存製品を置き換える事業活動を推進し、全世界での2015年度の新照明事業の売上高3,500億円を目指します。

出展概要

1.「Light+Building 2010(国際照明・建築技術専門見本市)」

  展示期間:2010年4月11日~16日(9:00~18:00)※最終日 9:00~17:00

  開催場所:ドイツ フランクフルト国際見本市会場(メッセ フランクフルト)

  出展内容:欧州で発売予定のLED照明製品

  紹介ページURL:http://www.toshiba.co.jp/lighting/jp/ad/lb2010.htm

2.「ミラノサローネ」

  展示期間:2010年4月14日~19日(11:00~20:00)

  開催場所:イタリア・ミラノ トルトーナ地区「Plastic」

  出展内容:「Lucèste : TOSHIBA NEW LIGHTING」  LED光源を用いたインスタレーション

  紹介ページURL:http://www.toshiba.co.jp/lighting/jp/ad/milano.htm

 当社グループは「地球内企業」として、より良い地球環境の実現のため「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定し、総合環境効率を2000年度を基準として2050年度までに10倍(ファクター10)に高めることを目指します。効率の良いエネルギー供給機器の開発や、環境に配慮したオフィス・家電製品の製造、販売を通じて、2025年度に1億1,770万トンのCO2削減を目指し、地球温暖化防止、資源有効活用、化学物質管理を通した地球との共生や豊かな価値の創造のための取り組みを行っていきます。

注1
照明・建築技術メーカーが、製品・技術を発表する世界最大規模の見本市。業界をまたいだ未来の分野・マーケットの開拓、既存顧客との関係強化など、具体的なビジネスに直結するため、多くの関係者が訪れる。
注2
毎年4月にイタリア・ミラノで行われる世界最大級の国際家具見本市。本会場で展示されるフィエラ見本市会場と、同時期にミラノ市街各所において実施されるフォーリ・サローネと呼ばれるイベントを総称し、「ミラノサローネ(正式名称:Milano Salone del Mobile)」と呼ぶ。2010年で49回目を迎え、2009年実績でフィエラ見本市会場来場者は約31万人。当社はフォーリ・サローネに参加する。
注3
ルチェステ: luce(光)と celèste(空の)の組み合わせにより会場をイメージさせるイタリア語の造語。
注4
場所や空間を、作品として鑑賞者に体験させる芸術。