ニュースリリース

株式会社シマノに電動アシスト自転車用部品として二次電池「SCiB」を供給

高い回生性能が評価される
2010年07月27日

 当社は、自転車部品メーカー最大手の株式会社シマノ(以下、シマノ)が自転車メーカー向けに供給する電動アシスト自転車用コンポーネントのバッテリーシステムとして、二次電池「SCiB」を供給します。SCiBの持つ長寿命性能と、急速充放電性能がもたらす高い回生性能が評価されての採用です。

 今回供給するのは、SCiBセルを組み合わせた電池モジュールで、電池特性を最大限に活かすため、セルの監視・保護機能を備えたバッテリーマネージメントシステムを搭載しています。この電池モジュールには、走行中及びブレーキ制動時のエネルギーを電力に変え、充電する回生機能を備えており、回生効率が高いシマノのモーター、インバーターシステムと組み合わせることで、長い走行距離を実現しています。

 この電池モジュールは、シマノが、欧州の電動アシスト自転車市場向けに年内に供給開始予定の新製品に搭載される予定で、当社は、今後、シマノの事業展開に合わせ供給量の増加を目指します。

 当社は、SCiB事業を成長性の高い新規事業と位置づけており、今後も引き続き、幅広く受注・提案活動を行っていくことで、2015年度売上高2000億円を目指していきます。