ニュースリリース

「レグザ(REGZA)ハイビジョンレコーダー」の発売について

デザイン一新の高精細電子番組表などを採用し、使いやすさを追求したエントリーモデル
2010年08月19日
「レグザハイビジョンレコーダーRD-Z300」の写真
「レグザハイビジョンレコーダーRD-R200」の写真

 当社はハイビジョンレコーダーの新商品として、視認性に優れた高精細の電子番組表などを採用し使いやすさを追求した「レグザ(REGZA)ハイビジョンレコーダー RD-Z300/RD-R200/RD-R100」の3商品を9月上旬から発売します。ハイビジョンレコーダーのブランドを従来の「ヴァルディア(VARDIA)」から液晶テレビと同じ「レグザ(REGZA)」に統一し、液晶テレビ「レグザ」との連携など使いやすい機能により、手軽にハイビジョン放送を録画できるレコーダーとして、エントリーユーザー向けにラインアップを展開します。

 新商品は、一覧性の高いヨコ表示に、1行表示と、より情報量が多い2行表示を選択可能な高精細電子番組表を搭載しています。番組表の操作画面ではブルーレイディスクレコーダー「レグザブルーレイ」と同様の黒を基調としたデザインを採用し、文字をくっきりと表示することで視認性を向上させました。さらに、「RD-Z300」は、簡単に録画容量を増やすことができるUSBハードディスク注1録画に対応し、「MPEG4 AVC」によるフルハイビジョン7倍注2長時間録画、DVDにフルハイビジョン記録ができる「HD Rec」注3機能も搭載しています。「RD-R200」「RD-R100」の2機種は、日付、チャンネル、番組開始時間を設定するだけで予約ができる「かんたん予約」や電子番組表から録画ボタンを押すと予約が完了する「番組表一発予約」等の簡単な操作性を追求した機能を搭載しています。

 さらに、新商品は、自動的に電源が切れるまでの時間を設定できる「未使用時自動電源OFF」機能を搭載しています。電源を消し忘れた際や一定時間操作をしなかった場合、自動で電源が切れるので、無駄な電力消費を抑えられます。
 また、これらの新商品にあわせて、横幅を抑えて省スペースを実現したDVDプレーヤー「SD-310J」も商品化し、9月中旬から販売します。今後も、当社は充実したラインアップで幅広いユーザーのニーズに応えていきます。

注1
動作確認済みハードディスクはホームページ( http://www.toshiba.co.jp/regza/bd_dvd/)をご覧ください。
注2
BSデジタル放送のハイビジョン映像(24Mbps)をTS記録した場合と、TSE記録(2.8Mbps、音声1ストリーム時)した場合の比較。解像度は変化しませんが、長時間録画にすればするほどノイズが目立つなど画質は劣化します。画質の劣化は録画する映像の種類によって異なります。
注3
CPRMに対応した3倍速以上のDVD-R、DVD-R DL、DVD-RW、DVD-RAMが必要です。「HD Rec」で記録したディスクは対応した機器でしか再生できません。

新商品の概要 

商品名

形名

ハードディスク容量

価格

発売時期

レグザ(REGZA)ハイビジョンレコーダー

RD-Z300

320GB

オープン

9月上旬

RD-R200

1,000GB(1TB)

オープン

9月上旬

RD-R100

320GB

オープン

9月上旬

DVDプレーヤー

SD-310J

オープン

9月中旬

商品化の背景と狙い 

 現在、レコーダー市場においては、ブルーレイディスクに対応した機種が中心になっていますが、安価で手軽に使えるDVDレコーダーの需要も堅調で、ユーザーニーズが多様化しています。当社は、このDVDレコーダー市場向けの商品として、当社によるユーザー調査でも支持を得ているUSBハードディスク録画に対応した機種、大容量1TBのハードディスクを搭載した機種、手頃な価格で手軽にハイビジョン録画とDVDの再生が楽しめる機種の3機種をエントリーユーザー向けに発売し、ラインアップを充実させることで、レコーダー市場でのシェア拡大を目指します。

新商品の主な特長 

<レグザハイビジョンレコーダー「RD-Z300」、「RD-R200」、「RD-R100」の特長>

1.ヨコ表示時に2行表示が可能な高精細電子番組表を搭載

 一覧性の高いヨコ表示に、1行表示と、より情報量が多い2行表示を選択可能な高精細電子番組表を搭載しています。タテ表示・ヨコ表示の切り換えをはじめ、タテ表示なら、文字サイズも5段階で切り換えが可能で、さらに、チャンネル表示を4チャンネル、6チャンネル、8チャンネル表示から選択して切り換えることができます。また、表示時間帯を2時間、4時間、6時間から選ぶことができるので、使用しているテレビの画面サイズにあった好みの番組表にカスタマイズして表示できます。

2.液晶テレビ「レグザ」との連携機能「レグザリンク」注4に対応

「レグザリンク」機能により、液晶テレビ「レグザ」のリモコン一つで本機を操作することができます。また、「レグザ」の電子番組表からの録画予約や再生などが行えます。さらに、「RD-Z300」は、「レグザリンク・ダビング」にも対応しているので、対応した液晶テレビ「レグザ」のハードディスクに録画した番組を本機のハードディスクにダビングしてからDVDに保存することができます。

注4
対応機種についてはホームページ( http://www.toshiba.co.jp/regza/bd_dvd/)をご覧ください。

 3.「スカパー!かんたん予約連動」注5機能と「CATV連動」注5機能を搭載

 スカパー!チューナー、CATVチューナーの録画予約ができる「スカパー!かんたん予約連動」機能と「CATV連動」機能を搭載しています。インターネットを通して「スカパー!」やケーブルテレビ等で放送されている専門チャンネルの番組情報を取得し、本機からの予約録画が可能になります。機器制御は別売の専用ケーブル(IRコントロール)を使って行います。本機能を使うことで、「スカパー!」やケーブルテレビの番組に対してもキーワード検索や自動録画が可能になります。また、「RD-Z300」は、「スカパー!HD録画」にも対応しています。

注5
スカパー!およびCATVチューナーは内蔵していません。対応するCATV局、チャンネル、チューナーについては、ホームページ( http://www.toshiba.co.jp/regza/bd_dvd/)をご覧ください。また、インターネットの常時接続環境が必要です。

4.外付けUSBハードディスクの増設に対応 (「RD-Z300」のみ)

 増設用として、市販の大容量USBハードディスクへの接続が可能です。1台当たり最大2TBの外付けUSBハードディスクを8台まで登録することができ、ハードディスクをケーブルでつなぐだけで、手軽に録画容量を増加できます。USBハードディスクへ直接録画、または内蔵ハードディスクからダビングすることで、内蔵ハードディスクも余裕を持って使えます。

5.DVDにフルハイビジョン記録ができる「HD Rec」搭載 (「RD-Z300」のみ)

 DVDディスクにフルハイビジョン映像を記録するDVDフォーラム規格の「HD Rec」を搭載しているので、DVDに手軽にハイビジョン放送が録画できます。フルハイビジョン映像を「MPEG4 AVC」で変換したTSEタイトルや、ハイビジョン放送をそのまま残せるTSタイトル、従来同様のVRタイトルの混在記録が可能です。さらに「スカパー!HD録画」で録画したタイトルのダビングにも対応しています。

6.7倍のフルハイビジョン録画時間を実現 (「RD-Z300」のみ)

 ハイビジョン放送の録画時間を7倍にできるTSEモードを搭載しています。ハイビジョン放送をそのまま録画するTSモード時と比較すると、TSEモード時は、記録時に、圧縮効率の高い映像記録方式である「MPEG4 AVC」を使うことで、より長時間のハイビジョン放送をハードディスクやDVDに記録することができます。TSEモードを使うことで、DVD-R片面2層で最大約5時間20分、片面1層で最大約2時間48分のフルハイビジョン記録が可能です。

7.「かんたん予約」機能と「番組表一発予約」機能を搭載(「RD-R200/R100」のみ)

 放送時間とチャンネルを入力するだけで簡単に録画予約ができる「かんたん予約」機能を搭載しています。リモコンの予約ボタンを押すと録画予約画面が表示されます。日付、チャンネル、番組開始時間を入力すると、自動で番組名が表示されるので、番組名を確認し、決定ボタンを押すだけで簡単に録画予約が完了します。また、「番組表一発予約」機能を搭載し、電子番組表から録画ボタンを押すだけで簡単に予約が完了します。

<DVDプレーヤー「SD-310J」の特長>

横幅330mmのコンパクトボディ

 横幅330mm×高さ43mmのコンパクトなボディを実現しています。スペースに制限のあるテレビ台にコンパクトに収まるデザインです。

<環境への配慮>

1.「未使用時自動電源OFF」機能による消費電力の削減(「RD-Z300/RD-R200/RD-R100」のみ)

 自動的に電源をオフするまでの時間を設定できる「未使用時自動電源OFF」機能を搭載しました。電源を消し忘れた際や一定時間操作をしなかった場合、自動でスタンバイ状態になりますので、無駄な電力消費を抑えられます。

2.環境を考えた梱包箱を採用(「RD-Z300/RD-R200/RD-R100」のみ)

 梱包箱の印刷に使う情報を必要最小限に絞ることで、印刷面積やインクの使用量が少ない梱包箱を使用しています。

3.化学物質管理の徹底

 新商品は「EU-RoHS指令注6」に適合しています。また、プリント基板実装工程での無鉛はんだの採用や梱包材料からのPVC(塩ビ)全廃を行っています。

注6
RoHS:Restriction of the use of certain Hazardous Substances
EU(欧州連合)では、コンピュータや通信機器、家電などで特定有害物質(6物質「鉛・水銀・カドミウム・六価クロム・PBB(ポリ臭化ビフェニール)・PBDE(ポリ 臭化ジフェニルエーテル)」)の使用規制を定めたRoHS指令が2006年7月から施行されています。

 4.東芝グループ環境調和型製品

 新商品は、省エネ、特定有害物質の不使用、部材のグリーン調達、リサイクルに配慮した設計などに関して定めた「東芝グループ製品別環境自主基準(ECP基準)」に適合しています。ECP基準の説明についてはURL:http://ecp.toshiba.co.jpをご覧下さい。
 なお、ハイビジョンレコーダーの環境自主基準については、
URL::http://www3.toshiba.co.jp/hdd-dvd/kankyo/ecp.htmlをご覧ください。

当社グループの環境ビジョンについて

 当社グループは、「地球内企業」として持続可能な地球の未来に貢献するため、「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定し、総合環境効率を2000年度基準で2050年度までに10倍に高める目標を掲げています。この実現に向け、「東芝がモノを作るときのエコ“Green of Process”」、「東芝の作る製品がエコ“Green of Product”」、さらに、効率の高いエネルギー供給機器の開発などの「環境技術で貢献するエコ“Green by Technology”」、の3つのGreenで地球との共生や豊かな価値の創造のための取り組みを行っていきます。

当社グループは、こうした環境への取り組みを一層加速するとともに、広く訴求するため、「ecoスタイル」をグローバル統一ブランドと定めています。詳細は以下をご覧下さい。
URL:http://www.toshiba.co.jp/env/jp/management/vision2050_0_j.htm

添付資料

新商品についてのお客様からのお問い合わせ先:

東芝DVDインフォメーションセンター
一般電話用フリーダイヤル TEL : 0120-96-3755
*フリーダイヤルは携帯電話・PHSなど一部の電話ではご利用になれません。
携帯電話用ダイヤル     TEL : 0570-00-3755
*携帯電話用ダイヤルはPHSなどの一部の電話ではご利用になれません。
ソフトウェア仕様・商品情報掲載ホームページ
URL :  http://www.toshiba.co.jp/regza/bd_dvd/