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カザフスタンにおけるジスプロシウム等回収の実証試験の実施について

-ウラン抽出尾液からのレアアース類回収方法を開発-
2010年11月29日

  当社は、ウランを抽出した後の溶液からレアアース・レアメタルを回収する技術を開発し、カザフスタン共和国で実証試験を実施します。
  なお、本試験は独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の支援を受けて行います。

 当社は、ウラン抽出尾液からレニウム、ジスプロシウム、ネオジムを電解法によってそれぞれを分離して回収する技術を開発し、カザフスタンに試験装置を設置して実証実験を行います。今回開発した技術は、まずウラン抽出尾液からレニウムを回収し、その残渣液からジスプロシウム、ネオジムを溶融塩電解法により回収します。

  カザフスタンのウラン鉱山では、硫酸によりウランを抽出し、イオン交換樹脂によりウランを吸着・回収しており、その回収後の溶液(ウラン抽出尾液)にレアアース類が含まれていることが明らかになっていましたが、回収が難しいためそのまま廃棄してきました。今回開発した技術をカザフスタンで広く展開することにより、将来的に日本国内で使用されている希土類磁石(ネオジム-鉄-ボロン磁石)原料の5%程度を回収できると考えています。

  当社は、11月1日付で電力・社会システム技術開発センターに「レアアース技術開発担当」を新設し、本技術を活用したジスプロシウム、ネオジム、レニウムの回収・販売、カザフスタン国内における新規供給原探索等、更なる事業拡大を進めて参ります。

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