ニュースリリース

ブラジルの研究機関と半導体設計合弁会社を設立

2010年12月03日

 本日、当社は、日本とブラジルの両国政府間で進められている経済・産業分野における協力関係強化の取り組みの一環として、ブラジルの研究機関であるウェルナー・フォン・ブラウン先端技術研究センター(VBC)及びブラジルのセンプ東芝インフォマティカ社(STI)と、半導体設計の合弁会社設立に関する覚書を締結しました。今後、許認可等の必要な手続を経て、2011年3月末までに正式契約を締結すると共に、合弁会社を設立する予定です。

 新会社の資本金は400万米ドルで、VBCが10%、STIが60%、当社が30%の出資を予定しています。新会社は、今後、ブラジル国内向けアプリケーションに搭載される半導体の一部の設計を行います。

 今回の合弁会社設立は、2006年4月に地上波デジタルテレビの導入に際して日本方式を採用したブラジルと日本の両国政府間における協力関係の構築、及びそれに関連したブラジル電気電子産業の発展にかかる協力枠組みの趣旨に沿うものです。

合弁会社の概要

社名:未定

所在地:ブラジル サンパウロ州カンピナス市

代表者:未定

事業内容:半導体の設計

設立:2011年3月末(予定)

資本金:400万米ドル

出資比率:VBC10%、STI60%、東芝30%

VBCの概要

所在地:ブラジル サンパウロ州カンピナス市

代表者:所長 ダリオ・サッシ・トバー

事業内容:マイクロエレクトロニクス関連技術の評価・開発

設立:1997年

STIの概要

所在地:ブラジル サンパウロ州サンパウロ市

代表者:社長 アフォンソ・アントニオ・ヘンネル

事業内容:PC、複写機等の製造・販売

設立:1996年7月