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中国華電工程(集団)とのCCS技術に関する覚書締結について

2011年05月25日

  当社は、中国五大電力集団の一つである中国華電集団傘下の発電所向け機器・設備メーカーである中国華電工程(集団)有限公司(以下、華電工程)と火力発電所から排出されるCOを分離回収(Carbon dioxide Capture and Storage、以下CCS)する技術の商用化に向けた共同開発の検討に関して合意し、覚書を締結しました。

  今回の合意に基づき、両社は、火力発電所向けCCS技術において、「LNG火力発電所におけるCCSの技術適合性および経済性評価」、「既設または新設火力発電所におけるCCS実証プラントの建設」等において、具体的な実施方法等につき協議していきます。

 火力発電は世界の全発電設備容量のおよそ3分の2を占め、将来にわたって電力の安定供給に重要な役割を果たしていくものと見込まれます。中国でも、全発電設備容量のうち78%と非常に高く、今後地球温暖化防止の観点から、新設火力発電所のCO排出上限値の規制化が検討されており、火力発電所にCCSを併設する動きが今後加速していくことが予想されます。
  当社は、2006年からCCS技術を火力発電プラントに適用するための基礎研究に本格的に取り組み始め、2009年9月から株式会社シグマパワー有明 三川発電所(福岡県大牟田市)に建設したCO分離・回収パイロットプラントにおいて実証実験を行なっています。また、華電工程も現在新疆ウイグル自治区にある石炭火力発電所においてCCS実証プラントの建設を進めるなど、CCSの開発に取り組んでいます。

  今後、当社は、CCS付き火力発電プラントの効率と運用における全体最適化に取り組み、2020年頃とみられるCCSの本格導入の時期に向けて、技術開発を加速します。

注:出典:World Energy Outlook 2010

中国華電工程(集団)有限公司の概要

1.設立 :1993年
2.所在地 :中国 北京
3.事業内容 :発電所建設、排煙処理設備、水処理設備、石炭運搬設備等のエンジニアリング・製造・販売および新エネルギーの開発など
4.売上高 :1200億円(2009年度)
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