ニュースリリース

東芝ファイナンス株式会社から分割される法人向け金融サービス事業会社等の株式売買に関する基本合意について

2011年09月20日

 

興銀リース株式会社
東芝ファイナンス株式会社
株式会社 東芝

興銀リース株式会社(以下「興銀リース」という)、東芝ファイナンス株式会社(以下「東芝ファイナンス」という)及び株式会社東芝(以下「東芝」という)は、東芝ファイナンスの法人向け金融サービス事業を会社分割により事業承継する会社(以下「新会社」という)の発行済株式の90%及び東芝医用ファイナンス株式会社(以下「東芝医用ファイナンス」という)の発行済株式の65%を興銀リースが取得することで基本合意しました。今後、興銀リース、東芝ファイナンス及び東芝は、201111月中を目途に最終契約を締結し、201221日に株式売買を完了することを目指します。なお、新会社の出資比率は興銀リース90%東芝10%、また、東芝医用ファイナンスの出資比率は興銀リース65%東芝メディカルシステムズ株式会社35%となる予定です。 

 今後、新会社は、顧客やノウハウなどこれまで培ってきた事業資産を生かし既存事業の強化を図るとともに、興銀リースグループが有する提案力等を活用することで、メーカー系リース会社として更なる企業価値の向上に努めていきます。 

また、興銀リースは、東芝グループ各社を主要顧客とする新会社を傘下に加えることによって、東芝グループの有するグローバルかつ裾野の広い商圏において多様なファイナンスニーズを捕捉し営業基盤の更なる拡充を図るとともに、東芝グループの広範多岐に亘る販売チャネルを活用し、リース事業等の業容拡大を積極的に進めていきます。 

一方、東芝グループは、製品販売と設備投資の両面にわたり、新会社からこれまで以上に質の高いリース等の金融サービスの提供を受けることにより、各種製品の販売の強化と経営効率の更なる向上を図っていきます。 

なお、こうした取り組みを推進すべく、興銀リース及び東芝は新会社による東芝グループ向け金融サービスの提供に関し業務提携契約を締結する予定です。

東芝ファイナンスにおける法人向け金融サービス事業の概要

事業内容: リース、割賦販売、貸付
事業規模: 総資産 3,596億円(20113月末)
従業員数: 約250

 

東芝医用ファイナンスの概要

所在地 : 東京都文京区本郷
代表者 : 伊藤孝明
事業内容: 医療用機器等のリース、割賦販売
資本金 : 120百万円
設立  : 19709
事業規模: 総資産 550億円(20113月末)
従業員数: 37名