ニュースリリース

ウェスチングハウス社がフランス電力公社から
原子力発電所用の蒸気発生装置受注内示を受領

2011年09月29日

 当社のグループ会社であるウェスチングハウス社は、フランス電力公社(以下、EDF)から1300メガワット級のPWR型原子力発電所用の蒸気発生装置を12基発注するという内示を受けました。

 ウェスチングハウス社が蒸気発生装置の設計エンジニアリングと据え付けを行い、蒸気発生伝熱管(SG管)を製造するフランスのValinox Nucleaire社や、組み立てを行うイタリアのMangiarotti S.p.A.社など複数の欧州企業と協力しプロジェクトを進めていきます。

 ウェスチングハウス社は全世界で1987年から80基以上の蒸気発生装置の納入実績があります。
 今回の受注内示は、フランス政府の原子力規制の要求を満たす高度な設計技術や、EDFと2008年に契約した同国内のPWR型原子力発電所の発電機補修工事に関する10年間の長期メンテナンス契約の実績が高く評価され実現したものです。

 今後もフランス国内における原子力発電プラントの新規建設から保全・サービスを含めた総合的なソリューションを広く提供することを目指します。