ニュースリリース

「東芝グループ CSRレポート 2012」の発行について

2012年06月21日

 

  当社は、「東芝グループ CSRレポート2012」を6月22日に発行します。当社グループのCSRレポートは、CSR(企業の社会的責任)の取り組みを、ステークホルダーの皆様に分かりやすく報告することを目的として2004年から発行し、今年で9回目になります。

 本レポートでは、当社の考える“Integrity(インテグリティ)”「社会に対して誠実に向き合い、積極的に責任を果たすこと」を実践した活動として、東日本大震災への対応と復興支援活動を報告するとともに、グローバルな社会的要請に応えるスマートコミュニティ事業を特集としてまとめました。

 また、東芝グループの取り組みを国際規格ISO26000注1の7つの中核主題の推奨項目と照合し、中核主題に沿ったCSR活動報告を2010年から実施しており、本レポートでは、ステークホルダーの皆様の関心が高い「サプライチェーンにわたる人権配慮」「第5次環境アクションプラン」などについて報告しています。

 なお、「東芝グループ CSRレポート 2012」の英語版、中国語版については、8月に発行する予定です。また、「東芝グループ CSRレポート 2012」および関連データは、当社「CSRウェブサイト」でも(http://www.toshiba.co.jp/csr/)6月22日から公開します。


注1

組織の「社会的責任」(Social Responsibility)に関する第三者認証を目的としない国際ガイダンス規格。ISO(国際標準機構)において2001年から検討がはじまり、2010年11月に発行された。
「組織統治」「人権」「労働慣行」「環境」「公正な事業慣行」「消費者問題」コミュニティへの参画及びコミュニティへの発展」の7つの中核主題からなる。

 


CSRレポート 2012の主要掲載項目

1.継続報告「東日本大震災への対応と復興支援活動」

  「雇用の確保」「自治体への支援」「被災者への支援」「次世代育成支援」への取り組みや、「新入社員研修での東北漁業復興支援」などの事例紹介を行っています。

 原子力事業に携わる企業として全力を挙げて支援している、福島第一原子力発電所の安全確保に向けた支援活動についても報告しています。

2.特集「スマートコミュニティの実現へ」

  当社グループのスマートコミュニティ事業の全体像と、「横浜スマートシティプロジェクト」「フランス リヨンプロジェクト」「中国 天津スマート工業団地構築」の3つの事例とグローバルな社会的要請に対する当社グループのスマートコミュニティ事業の役割、特徴を紹介しています。

3.年次活動報告

  ISO26000の7つの中核主題(組織統治、人権、労働慣行、環境、公正な事業慣行、お客様への対応(消費者課題)、コミュニティ参画およびコミュニティの発展)に分類して、2011年度の活動を報告しています。

CSRレポートに関するお問い合わせ先:
CSR推進室
TEL : 03(3457)2395

CSRレポートダウンロードページ
http://www.toshiba.co.jp/csr/jp/engagement/report/index_j.htm