ニュースリリース

「東芝グループ 環境レポート2012」の発行について

2012年09月05日

 

 

環境レポート2012



 当社は、「東芝グループ 環境レポート2012」を本日発行します。本レポートでは、「環境ビジョン2050」注1達成に向けた2005年度から2011年度までの第4次環境アクションプランの成果と、2012年度から2015年度までの第5次環境アクションプランの策定内容を報告しています。その他、製品や工場での地球温暖化防止、資源の有効活用、化学物質の管理などの取り組みを中心に紹介しています。

 本レポートおよび関連データは当社グループ「環境活動ホームページ」(http://eco.toshiba.co.jp)に公開します。また、レポート冊子は、「環境活動ホームページ」から申し込むことができます。なお、「東芝グループ 環境レポート2012」の英語版(pdf版)、中国版(pdf版)は2012年10月に発行する予定です。 

注1
当社グループが、地球と調和した人類の豊かな生活に向けた2050年のあるべき姿を描いたもの。総合環境効率を2000年度基準で2050年度までに10倍に高めるファクター10を目指すものです。

主要掲載項目

1.ビジョン・戦略
 
経営トップのコミットメント、「環境ビジョン2050」達成に向けた第4次環境アクションプラン成果、第5次環境アクションプランの策定内容、当社グループの環境負荷の全容および震災復興・節電対応やスマートコミュニティへの取り組みを紹介しています。

2.Green of Process
 
環境負荷を最小限にする取り組みについて、地球温暖化防止、資源の有効活用、化学物質の管理、環境リスクへの対応および使用済み製品のリサイクルの観点から報告しています。また、材料の調達から製品の使用までのサプライチェーン全体を通したCO2排出量の見える化への取り組みを紹介しています。

3.Green of Product
 
製品のライフサイクルを通じた環境負荷低減の取り組みについて、地球温暖化防止、資源の有効活用、化学物質の管理および製品の環境効率の観点から報告しています。また、2011年度に「エクセレントECP」注2として認定された29製品の環境性能を紹介しています。

4.Green by Technology
 
地球温暖化防止への取り組みについて、再生可能エネルギー、基幹エネルギーおよび送配電技術の分野ごとに報告しています。また、高効率発電を実現するコンバインドサイクル発電設備や最新鋭石炭炊き蒸気タービンの開発などCO2排出削減に向けたさまざまな技術開発の取り組みを紹介しています。

5.Green Management
 
環境方針、環境マネジメント体制、環境監査、業績評価・環境表彰制度、環境会計、生物多様性、グローバルに広げる環境コミュニケーション活動、パートナーシップの形成などの取り組みおよび社外からの評価を報告しています。また、ホトケドジョウやハマカンゾウなど希少な動植物を当社グループの事業場内に保護し、繁殖させ、本来の生息地に戻す生息域外保全の取り組みを紹介しています。

注2
当社グループが認定する業界トップの主要環境性能を有する環境調和型製品。

当社グループの環境ビジョンについて

 当社グループは、「地球内企業」として持続可能な地球の未来に貢献するため、「東芝グループ環境ビジョン2050」を策定し、総合環境効率を2000年度基準で2050年度までに10倍に高める目標を掲げています。この実現に向け、「東芝がモノを作るときのエコ “Green of Process”」、環境性能No.1製品の創出など「東芝の作る製品がエコ“Green of Product”」、効率の高いエネルギー供給機器の開発などの「エネルギーの低炭素化技術で貢献するエコ“Green by Technology”」、さらに「基盤活動を継続的に向上する “Green Management”」の4つのGreenで地球との共生と豊かな価値の創造を共に推進する取り組みを行っていきます。

 当社グループは、こうした環境への取り組みを一層加速するとともに、広く訴求するため、「ecoスタイル」をグローバル統一ブランドと定めています。 

環境レポートに関するお問い合わせ先:

環境推進部
TEL : 03(3457)2403