ニュースリリース

ECHONET Lite対応機器をシンガポールのマンションに納入

業界で初めてECHONET Lite対応機器を海外展開
2013年01月25日

株式会社 東芝
東芝ライテック株式会社

 東芝グループが注力しているスマートホーム事業において、この度、大和ハウス工業株式会社がシンガポールの大手不動産開発会社シティー デベロップメンツ リミテッド(City Developments Limited)の分譲する高級タワーマンション向けに提供するHEMSに、東芝ライテック株式会社のECHONET Lite注1対応機器が採用されました。

 今回のシンガポール向けシステムへの採用は、国際標準化を目指して取り組んでいるECHONET Lite制御対応機器が海外で採用される、初めての事例となります。人口増加と都市化が進み、住宅建設ニーズが新興国を中心に旺盛になる中、東芝グループは今回の海外での納入実績を生かし、今後もスマートホーム事業を拡大していきます。

 東芝ライテック株式会社が提供する製品は、家庭用分電盤に接続して電気、ガス注2、水注2の使用量を計測するエネルギー計測ユニットとエアコンの接続アダプターです。これらを活用することにより、住宅の電力使用量の「見える化」、エアコンの機器制御を実現します。

 東芝グループは、白物家電やAV機器、HEMS機器の提供からクラウドサービスまでのラインナップの拡充・融合を進め、住み心地の良さや暮らしやすさを訴求することを通して、国内外でホームソリューションの取り組みを強化していき、2015年度2500億円の売上を目指します。

注1
ECHONET Liteは、エコーネットコンソーシアムにて2011年7月に策定されたHEMS構築のための通信規格。家電機器、スマートメーター、太陽光発電システム等を含む約80種類以上の機器の制御を規定し、2012年2月、 ス マートコミュニティアライアンスの「スマートハウス標準化検討会」より、「公知な標準インターフェース」として推奨されました。
注2
ガス、水の使用量計測についてパルス発信器付ガスメータ、パルス発信式流量計をそれぞれエネルギー計測ユニットへ接続する必要があります。

製品に関するお問い合わせ先:

東芝ライテック株式会社 HEMS事業統括部
TEL : 03(3457)4493