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経済産業省「ダイバーシティ経営企業100選」に選定

2013年04月05日
※2015年に起きた会計処理問題を受け、2016年3月に受賞を自主返上しています。

「ダイバーシティ経営企業100選」のロゴ

 当社は、このたび、経済産業省が表彰する「平成24年度ダイバーシティ経営企業100選」に選定されました。

 経済産業省は今年度、多様な人財の能力発揮により、イノベーションを創出し、価値創造につなげる「ダイバーシティ経営」により成果を上げている企業を表彰する「ダイバーシティ経営企業100選」事業を新設しました。当社は、本事業の初年度において、選定企業の1社として表彰されました。
経済産業省は、「ダイバーシティ経営」への積極的な取り組みを「経済成長に貢献する経営力」として評価しており、受賞企業の取り組みをベストプラクティスとして広く発信することで、日本におけるダイバーシティ推進のすそ野を広げることを目的としています。

 当社では、2004年に社長直轄の専任組織を設置以来、強いトップコミットメントのもと、女性、外国籍、障がい者等、多様な人財の採用を拡大し、属性によらない活躍促進施策を進めています。主な取り組みは下記の通りです。

主な取り組み

  • 社長直轄の組織として、2004年に男女共同参画推進組織「きらめきライフ&キャリア推進室」を設置。2007年に「多様性推進部」に改組し、活動範囲を多様性推進に拡大。
  • 日本企業として先駆的にチーフ・ダイバーシティ・オフィサー(CDO)を設置(2010年度~)。現在は下光代表執行役副社長が就任(2012年6月~)。
  • CDOを委員長に半期に1度、「ダイバーシティ戦略実行委員会」を開催。社内カンパニー、主要グループ会社の社長を招集し、ダイバーシティの課題を議論。
  • 2011年度からは活動目標を「量」から「質」にシフトし、多様な人財の確保から、一人ひとりの活躍により注力した活動を推進。
  • ダイバーシティを経営戦略に位置づけ、経営トップから社内外に向けてメッセージを発信。
  • 女性、障がい者、外国籍社員について採用目標(KPI)を設定し、積極的な採用活動を展開。
  • 女性役職者を増やす施策として「きらめき塾」を実施(2005年~2006年)。200人を超える女性社員が受講し、多くの役職者を輩出。
  • 女性役職者予備軍育成施策としてキャリア5~10年の女性社員を対象としたキャリア研修を実施(2010年~)。
  • 女性従業員から生の声を聞き、法定を上回る両立支援制度を整備(育児休職期間を3年に延長、短時間勤務制度適用を子が小6修了までに延長、配偶者転勤、介護に伴う再 雇用の仕組み導入、社内保育園(きらめキッズ)開設等)。
  • 多様な働き方支援の一環として、ワーク・スタイル・イノベーション(WSI)活動を推進(2007年~)。(WSI活動:効率的でメリハリのある仕事をし、ライフではリフレッシュと同時に自らを高めて仕事の付加価値化につなげるという「正のスパイラル」を創出する活動)。
  • 社内誌(紙)「冊子きらめき」、「きらめきタイムズ」、社内向け「きらめきフォーラム」の開催を通した意識啓発活動実施(2004年~)。
  • 特例子会社「東芝ウィズ」、障がい者関連部門ネットワーク会議、聴覚障がい者職場向け教育、東芝手話倶楽部など通して、障がいのある従業員の活躍を促進。
  • 障がいのある社員を対象とした「ユニバーサル・デザイン(UD)アドバイザー制度」を推進。登録した社員が、所属部門の壁を越えてUD商品の開発や評価に協力(2007年度~)。
  • 性同一性障害(GID)対応マニュアルを策定(2012年度)。
  • 外国籍社員の活躍を促進するために、充実した日本語教育および、入社3年目までのフォローアップ゚教育を実施。また、本人と上長に対し年に一度アセスメントを実施。 ベストプラクティス職場をヒアリングし、好事例の横展開を推進。
  • 高齢者対応として雇用延長制度を導入(2001年~)。
  • 当社は、多様な社員一人ひとりの活躍を実現し、ダイバーシティを成長の活力へとつなげ、グローバルトップへと挑戦していきます。

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