ニュースリリース

岩国市に建立される藤岡市助博士の銅像への寄付について

2013年09月25日

株式会社 東芝
東芝ライテック株式会社

 株式会社東芝(以下、東芝)と東芝ライテック株式会社(以下、東芝ライテック)は、東芝の創業者の一人である藤岡市助の銅像の建立費として500万円と銅像に併設されるLED街路灯を寄付することを決定し、本日、建立を計画している藤岡市助博士顕彰会に対し目録を贈呈しました。

 藤岡市助は、日本初の電灯(アーク灯)の研究に携わり、白熱電球の実用化に取り組むなど、日本の電気工学の草創期を支えた研究者です。藤岡市助博士顕彰会は、岩国藩(現岩国市)出身である藤岡市助の功績を広く紹介することを目的として活動しており、その一環として藤岡市助博士の銅像の建立を計画しています。東芝および東芝ライテックとしてもその趣旨に賛同し、寄付することを決定しました。

 なお、本銅像は来年3月に除幕式が開催され、その後同会より岩国市へ寄贈される予定です。

藤岡市助について

 藤岡市助(1857年―1918年)は、日本初の白熱電球の製造、電動式エレベーターの設計・設置、路面電車の開発などに携わり「日本のエジソン」と呼ばれた、東芝の創業者の一人です。1857年に岩国藩(現在の山口県岩国市)に生まれ、国の使節として渡米した際にエジソンから白熱電球の製造技術を学び、帰国後、三吉正一とともに「白熱舎」を創設しました。「白熱舎」は後に「東京電気株式会社」に改名し、田中久重が創業した「芝浦製作所」と合弁し、現在の東芝の前身である「東京芝浦電気株式会社」になりました。 

LED街路灯などに関するお問い合わせ先:

 東芝ライテック株式会社 総務担当
    TEL : 046(862)2017