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フランス・リヨン市で太陽光発電を活用したカーシェアリングシステムの実証を開始

交通渋滞や駐車場不足解消と低炭素化を実現する次世代交通システムを構築
2013年10月15日

株式会社 東芝

東芝ソリューション株式会社

 株式会社東芝および東芝ソリューション株式会社(以下、「東芝グループ」)は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が行う「フランス・リヨン再開発地域におけるスマートコミュニティ実証事業」の一環として、太陽光発電を活用したEV(電気自動車)充電管理システムを含むEVカーシェアリングシステムを構築し、地元企業による運用を本日から開始しました。

 今回の実証は、フランス第二の都市であるリヨン市において、交通渋滞や駐車場不足の解消と、低炭素化を実現する次世代の交通システムの構築を目的としたもので、実証期間は2015年12月までの2年間です。実証地区内6箇所のステーションに、30台のEVと普通充電スタンド、3台の急速充電スタンドを導入し、欧州の大手交通サービス企業がカーシェアリングのシステムを活用した商用サービスを展開します。

 東芝グループは、太陽光発電量予測システムや充電スケジュール最適化システムなど、EVのエネルギー源として再生可能エネルギーを最大限に有効活用するシステムの構築・運用を行います。具体的には、天気予報などの情報から発電量を予測し、さらにEVシェアリングの予約状況や電力系統の情報から、ユーザへのEV割り当て、各EVの充電スケジュールを最適制御します。

 太陽光発電をはじめとする多くの再生可能エネルギーの発電量は気象条件に左右され、大量導入された際には電力系統への影響が課題となっています。また、カーシェアリングサービスとの連動はその利用状況の変動などから、最適な充電システムの管理が求められています。東芝グループは今回、フランスのパートナー企業と連携し、商用ベースでの運用を行うことで、再生可能エネルギーとの共存を図った交通システムの有効性を検証していきます。

 東芝グループは、スマートコミュニティ関連事業への参画を通して、応用技術の確立を図るとともに、積極的に事業拡大を推進していきます。

 

本プロジェクト概要

(1)  実証地域          フランス・リヨン市コンフルエンス再開発地区

(2)  期間                 2013年10月から2015年12月まで

(3)  参加企業・役割

取りまとめ                 東芝・東芝ソリューション

(エネルギーマネジメントシステム供給)

参加企業(日本)           三菱自動車(電気自動車供給)

参加企業(フランス)    トランスデブ(交通運用)

プロクシウェイ(トランスデブの100%子会社)

                                      PSAプジョー・シトロエン(電気自動車供給)

「フランス・リヨン再開発地域におけるスマートコミュニティ実証事業」について

NEDOとリヨン市が共同で、都市再開発に合わせて新築されるビルにおいて、ポジティブ・エナジー・ビルディング(PEB注1)を達成するための関連技術を導入し注2、さらに情報通信技術を用いた太陽光発電遠隔監視システムや電気自動車充電・カーシェアリングシステム、および都市再開発地域内でのエネルギー管理などの仕組みを構築するもので、東芝グループは、本実証事業における四つの分野の事業に関して、日本側の取りまとめ企業として一括で受託しています。

注1
ビル内の消費電力量以上のエネルギーを再生可能エネルギーなどで創出するビル。
注2
本プロジェクト対象エリアであるコンフルエンス地区(面積:150ha)の建設にも着工済み。
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