ニュースリリース

ランディス・ギア社による米国CPSエナジー向けスマートメーターの受注について

2013年11月07日

当社のグループ会社であるランディス・ギア社(以下、L+G社)は、米国テキサス州の電力事業者であるCPSエナジーと電力使用量を計測するスマートメーターの納入に関する契約を締結しました。今回受注したのは、テキサス州サンアントニオ市に設置するスマートメーター約70万台で、受注金額は約50億円です。今後、2014年から2019年にかけて順次納入する予定です。

 当社は、今年2月に米国のデマンドレスポンス関連会社のコンサート社を買収し、米国のスマートグリッド事業拡大を進めてきました。サンアントニオ市では、コンサート社のデマンドレスポンスシステム(DRシステム)の導入が計画されています。L+G社がコンサート社と連携し開発したスマートメーターは、電力需給逼迫時にDRシステムからの指示を受け、あらかじめ需要家が選択した家電の電源ON/OFFを自動で制御します。

  L+G社は、スマートメーター市場で世界第1位のプレーヤーであり、世界30ヵ国以上で、3000万台以上のスマートメーターの納入実績があり、米国においてもトップシェアを確立しています。当社は、2011年にL+G社をグループ傘下に収め、T&D・スマートグリッド事業をグローバルに強化してきました。今後、同事業のグローバル展開を加速し、2015年度に同事業の売上高7000億円を目指します。

受注概要

1.納入先  CPSエナジー

2.受注品目 電力計測用スマートメーター

3.納入時期 2014年から2019年