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ITER向け超伝導コイルの受注について

京浜事業所とIHI・東芝パワーシステムで製作を開始
2014年05月20日

 当社は、フランス サン・ポール・レ・デュランス市のカダラッシュで建設中の国際熱核融合実験炉(以下、ITER)向けトロイダル磁場コイルの製作を独立行政法人日本原子力研究開発機構(以下、JAEA)から受注し、今月下旬から製作を開始します。ITERは、当社の受注分を含む18基のトロイダル磁場コイルを用いて建設が進められ、2020年から運転を開始する計画です。

 当社が受注したのは、トロイダル磁場コイル4基と同コイルの収納容器6体です。トロイダル磁場コイルは、核融合反応に必要な高温のプラズマを閉じ込めるための磁場を発生させる超伝導コイルで、2017年から順次納入する予定です。当社京浜事業所とIHI・東芝パワーシステム株式会社で最適な生産体制を構築し、両社で分担して製作します。

 ITERは、将来のエネルギー源の一つとして期待される核融合エネルギーの科学的、技術的な実現可能性を実証することを目的に、日本、欧州、米国、ロシア、中国、韓国、インドの7極が参画し、建設が進められている熱核融合実験炉です。熱核融合発電は、燃料の重水素と三重水素を1億℃以上のプラズマ状態に保ち、核融合反応させることで発生した熱を利用して発電します。燃料資源が自然界に多く存在するため、長期にわたって安定的に燃料が確保できる次世代の発電システムとして期待されています。

 当社はこれまで、JAEAの臨界プラズマ試験装置JT-60や大学共同利用法人自然科学研究機構の核融合科学研究所向けの大型コイルおよび設備電源を製作しました。また、今年3月には、JAEA那珂核融合研究所が計画するJT-60の後継機JT-60SA向けの真空容器セクターをすべて納入するなど研究機関や大学向け試験装置の設計および装置の製作を通して、核融合技術の研究開発に参画しています。今後も、当社の技術を生かし、最先端のエネルギー技術の研究開発に貢献していきます。

ITERの全体図とトロイダル磁場コイル

ITER
提供:JAEA

 

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