ニュースリリース

東芝と美的が家庭電器事業の譲渡に関する基本合意書を締結

2016年03月17日

株式会社 東芝
美的集団股份有限公司

 

 株式会社東芝(以下、東芝)と美的集団股份有限公司(以下、美的)は、本日、東芝の家庭電器事業(以下、対象事業)の持分の過半を美的に譲渡する基本合意書を締結しました。本合意に基づき、譲渡完了後も、対象事業は東芝ブランドの冷蔵庫、洗濯機、掃除機やその他の小型家電などの白物家電をグローバルに開発・製造・販売を継続していく予定です。

 東芝は、2015年12月に公表した「新生東芝アクションプラン」において、対象事業の構造改革について公表して以来、東芝の築き上げた対象事業のさらなる成長を実現するため、信頼できるパートナーの検討を進めてきました。

 東芝と美的は、コンプレッサー、小型家電およびインバーター等の分野において20年以上にわたり強固な協力関係を構築しています。本取引は、家庭電器事業において、豊富な知見をもつ両社の協力関係をさらに強固なものとし、顧客、ビジネスパートナー、従業員および株主に短期的および長期的に、さらなる価値をもたらすものです。

 今後、両社は今月末までに完成予定の最終契約に向け誠実に協議を続けてまいります。

美的について

美的は、1968年に設立され、空調、冷蔵庫、洗濯機、キッチン家電および各種小型家電等を含む幅広い製品群に特長を有する、家電、暖房・換気・空調システムを製造するグローバルリーディング企業へと成長してきました。2014年の総売上高は230億米ドル(約2兆7,600億円)で、グローバルの従業員数は10万人を超えています。

 詳しくは、美的のウェブサイト(http://www.midea.com/global)をご覧ください。

東芝について

 東芝は、フォーチュン・グローバル500にランキングされている企業で、電力・社会インフラ、コミュニティ・ソリューション、ヘルスケア、電子デバイスおよびライフスタイルという5つの主要事業領域において世界有数の優れた技術を有しています。「人と、地球の、明日のために。」という経営理念のもと、東芝はグローバルな事業推進をし、誰もが安全で、安心できる快適な社会で暮らすことができる世界の実現に貢献しています。

 東芝は1875年に東京で創業され、現在では590もの子会社を要するネットワークの中核となる企業です。グループ従業員数は全世界で約20万人で、売上高は6兆6,000億円(550億米ドル)を超えています。

 詳しくは、東芝のウェブサイト(http://www.toshiba.co.jp/index_j3.htm)をご覧ください。

*当報道資料は、本日発表の英文プレスリリースの直訳です。原文は下記URLを参照ください。

https://www.global.toshiba/ww/news/corporate/2016/03/pr1701.html