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「国際物流総合展2016」の出展について

2016年09月06日

 

展示ブースのイメージ

 当社グループは、9月13日から16日まで東京ビッグサイトで開催されるアジア最大の物流・ロジスティクス総合展「国際物流総合展2016」において、東芝グループの総合力を生かした新しい物流サービスを実現する“ONE Toshiba”をコンセプトに、お客様の多様なニーズに対応した幅広い物流ソリューションを紹介します。

 なお、9月16日(金)には、会場にて「IoTを活用した戦略的グローバルロジスティクスサービス」と題したセミナーを行います。

主な展示内容

1.株式会社東芝 インフラシステムソリューション社
 物流センターにおける荷役人員の不足に対応して、省力化・効率化を提案する「自動荷降ろしロボット」などの新製品を展示します。

2.株式会社東芝 インダストリアルICTソリューション社
 
入出荷オーダーの状態や入出荷作業の進捗をシステム画面を用いて視覚的に表示し、業務の可視化が行えるWMS(倉庫管理システム)「LADOCSuite」を紹介します。本システムは、一般的なWMSの機能に加え、トラック誘導機能や簡易配車機能を備え、英語、日本語、中国語(簡体字)などの多言語にも対応しています。また、活動量計を使った倉庫内作業分析や、環境センシングロガーにより輸送中の貨物の温度、衝撃などの状態データを収集・分析する輸送品質可視化など、「物流IoTソリューション」も紹介します。

3.東芝テック株式会社
 RFID(Radio Frequency IDentification)注1を使って倉庫内作業の効率化を実現する機器を展示します。今回初めての展示となるRFID対応機能を搭載したPOS検品システム「検品大助」は、一括検品により作業工数を削減します。RFIDハンドリーダー「UF-2200」は表示・入力・上位システムとの通信にスマートフォンを利用し、スマートフォン内臓のジャイロセンサーや方位センサーから取得する方向情報とRFID受信電波強度を組み合わせ、探したいものの方向と距離感をスマートフォンの画面にレーダーイメージで表示することが可能です。RFIDピッキングカートは、タブレット端末とバッテリー、RFIDリーダーを専用ケースで一体化することで簡単に台車の上に設置できる上、RFIDにより品番、数量の一括読取りができ、倉庫内作業の生産性と品質を同時に向上させることが可能です。

4.東芝ロジスティクス株式会社
 物流業務を一括で請負う従来の3PL(サードパーティ・ロジスティクス)を更に高度化するサービスを展示します。荷主企業の視点に立って物流業務の運用・改善からサプライチェーンの効率向上、製品設計まで遡った改善を提案するDFL(Design for Logistics)、さらにお客様の物流を診断する「ロジ診断」などの「4PLサービス注2」を紹介します。また、東芝グループの物量や技術を生かし、アパレル商品などの異業種品と東芝製品を混載する輸送サービス、RFIDを活用しリアルタイムで作業進捗を確認できる移転サービス、更に日本で初めて注33D空間画像認識技術を物流サービスに応用して安全性を高めた重量品搬出入サービスなど、多様なサービスを紹介します。

注1
ICタグに記憶された個別情報を無線通信によって読み書きする自動認識システム。
注2
豊富な経験やノウハウから複数の物流手法を効果的に組み合わせたり、ICTなどの高度な情報システムを活用し物流ソリューションパッケージを提案したり、総合コンサルテーション業務を請け負うなど、3PLをさらに高度化したもの。
注3
当社調べ。