ニュースリリース

ifLinkオープンコミュニティを設立

100社超の賛同企業とともに、「自分でつくれるIoT」ifLinkを活用した新たなユーザー体験を迅速に共創
2020年03月30日

株式会社 東芝
東芝デジタルソリューションズ株式会社

  株式会社東芝(以下、東芝)と東芝デジタルソリューションズ株式会社(以下、TDSL)は、本日、インターネットのライブ中継で実施されたifLinkオープンコミュニティ(以下、本コミュニティ)設立記念イベントに参加しました。本イベントでは、会員をオンラインでつなぎ、共創活動テーマの紹介、活動メンバー募集の呼びかけや、学生が考えたアイディアをifLinkによってその場で実現する実演デモなどが披露されました。また、今後はグローバル展開を加速させコミュニティの規模をさらに拡大することで、新しいユーザー体験が次々に生まれるオープンなエコシステムを目指すこと、その実現のために、今年の夏頃までに具体的なユースケースや業界・メーカーを超えてリンクできるデバイスやWebサービスを増やすこと等のゴールを共有しました。

 4月以降、会員のアイディアを発想・検証するイベントを随時開催し、夏頃に成果発表会を行う予定です。

 

図1 設立イベントの模様

 

 本コミュニティは、東芝とTDSLが発起人となって設立した一般社団法人です。「誰もがカンタンにIoTをつかえる世界」と「参加企業のビジネスチャンスが広がる世界」の実現をビジョンに、業界の垣根を超えて、100社を超えるさまざまな企業・団体が賛同しています。
 ifLinkは、TDSLが開発した、ユーザーが自分で機器やWebサービスを連携できるIoTプラットフォームです。スマートフォンのアプリで「ドアが開いたら(IF)、ライトが光る(THEN)」のような設定をするだけで連携ができます。これまで専用機器を使ったサービスを利用するだけだったユーザーが、自分で新しいサービスを発想して、簡単かつ低コストで実現できます。利用者が自作したサービスを他の利用者と共有していく、新しい利用形態とマーケットが生まれると考えています。

 本コミュニティは、東芝の他にも、IoT、FinTech、モビリティ、通信、保険、金融、エネルギー、エンターテイメント、製造業、スタートアップ、学校法人、非営利団体等、さまざまな業界から100社を超える企業・団体が賛同しています。
 4月以降、本コミュニティは、インターネットを活用して会員の商品や技術、共創活動テーマなどを共有する活動、異視点・多視点で便利なユースケースのアイディアを発想するワークショップ、ifLinkにつながる機器やWebサービスの開発促進を行う開発コミュニティ、会員が発表した共創活動テーマを起点に会員同士が共創しながらアイディアを迅速に検証するオープンマーケティングプログラム等を進め、夏頃に成果発表会を行う予定です。
 東芝とTDSLは本コミュニティに積極的に参画し、会員とともに、ユーザーファーストのIoTサービスを迅速に共創します。

図2 ifLinkオープンコミュニティが実現したビジョン

 

■ifLinkオープンコミュニティについて:https://iflink.jp/
■ifLinkについて:https://www.toshiba-sol.co.jp/pro/iflink/