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高速処理、大容量化を実現した産業用サーバの新製品を発売

2016年6月30日

当社は、長期供給と長期保守、頑健性などの実績ある産業用コンピュータの特長を継承しながら、高速処理と大容量化を実現した、産業用サーバシリーズの新製品「FS20000S」シリーズ2モデルの販売を6月30日から開始します。

東芝 産業用サーバFS20000Sシリーズ
東芝 産業用サーバFS20000Sシリーズ

「FS20000S」シリーズは、24時間連続稼働を前提とした設計および製品の長期供給と長期保守といった産業用コンピュータの特長を保ちながら、最新のサーバ向けプロセッサIntel® Xeon®プロセッサ E5-2600 v4を採用し、処理能力が従来機種に比べて、上位CPUモデル(model 200)で約15倍注1、下位CPUモデル(model 100)で約6倍注1向上しています。さらに、2Uサイズ(高さ約87mm)のラックマウント型でありながら、最大900ギガバイトの内蔵ハードディスクと最大400ギガバイトの内蔵SSDを、最大で8台まで実装可能であり、大容量のデータ保存が可能です。

注1
CPUの加重最高性能(APP値、単位:実効テラ演算)で、従来機種「FS5000S model 2000」と比較した場合の値

新製品開発の背景

産業用サーバは、24時間連続かつ長期の稼働を前提としており、高い信頼性や長期安定性が要求されます。具体的には、長期の連続使用に耐え、安定して稼働する信頼性の高いプラットフォーム、産業分野における様々な用途に応じた最適な仕様、過酷な環境下における連続かつ安定した稼働などが求められます。昨今では取り扱うデータ量の増大と処理内容の複雑化に伴い、高速処理性能と大容量化への要求も高まっています。一方、限られたスペースへの設置、本体前面での保守部材の交換等、様々なニーズがあります。これらのニーズに応えるため、信頼性、拡張性、メンテナンスの容易さ、長期供給性を備えながらも、高速処理性能のさらなる向上やストレージの大容量化を実現させた新製品「FS20000Sシリーズ」を開発しました。社会インフラシステム(放送、通信、上下水道、交通、エネルギー)、製造プラント、生産ラインなど多様な分野に適用可能なだけではなく、より現場の近くで高速にデータ処理を完結し、膨大なデータ処理に対応するクラウドへの負荷軽減を実現する製品です。

新製品の主な特長

1.
最新のサーバ向けCPUを採用
最新のサーバ向けプロセッサIntel® Xeon®プロセッサE5-2658 v4(2.3GHz/14Core)またはE5-2609 v4(1.7GHz/8Core)を採用し、CPUを最大2基まで搭載可能で、より一層の高速処理が可能です。
2.
高速、大容量のメインメモリを搭載
メインメモリとして、最新のDDR4 SDRAMを採用し、高速アクセスを可能とするとともに、シングルビットエラーの検出・訂正を行うECC機能を搭載しています。最大512ギガバイト(2CPU時、2016年9月リリース予定)まで搭載可能で、大規模アプリケーションにも対応し、高いパフォーマンスを発揮します。メモリミラー注2にも対応しており、ECC機能では訂正しきれないマルチビットエラーなどからデータを保護し、システムの安定稼働を支えます。
注2
本機能を使用するには、同一容量のメモリを指定されたメモリバンクに対に実装する必要があります。詳細な使用方法については本体取扱説明書およびハードウェア仕様書をご参照ください。
3.
実装ストレージ数の拡大
従来機種(FS5000S)から筐体サイズを変えず、最大で従来の2倍(8台)のストレージ(HDDまたはSSD)を搭載可能とし、大容量化を実現しました。
4.
リモート監視制御機能
IPMI(Intelligent Platform Management Interface)Ver2.0に準拠したBMC(Baseboard Management Controller)デバイスの搭載により、ネットワークを介して遠隔から現場に設置した複数のサーバにアクセスが可能であり、ハードウェアモニタ情報(CPU温度、庫内温度等)の確認、OSのシャットダウン、電源ON/OFF制御も行うことができます。
また、iKVM注3機能により、キーボード / マウス操作、本体RGB出力画面の表示が可能なため、BIOS 設定の変更、OS上のログ確認、OSを出荷時状態に戻すリカバリー作業などもリモートから操作することができます。
注3
iKVM機能を使用するには、お客様にてJRE(Java Runtime Environment)をご用意頂く必要があります。
5.
長期安定供給、長期保守サービス
販売開始後5年間、同一機種の製品供給を行います。また、販売終了後さらに継続して7年間(有償オプションにより最大10年間)の保守サービスを行います。長期安定供給により、システムや装置への継続的な組込みや段階的なシステム増設も安心してことができます。

新製品の主な仕様

型名 FS20000S model 200/100
CPU Intel® Xeon®プロセッサ
E5-2658 v4(2.3ギガヘルツ / 14コア)または
E5-2609 v4(1.7ギガヘルツ / 8コア)を
最大2プロセッサ搭載可能
主メモリ DDR4 SDRAM
1CPU時:最小4GB(4GB×1)、最大256GB(64GB※1×4)
2CPU時:最小8GB(4GB×2)、最大512GB(64GB※1×8)
※1:64GBメモリモジュール使用の製品は、2016年9月リリース予定。それまでの最大メモリ容量は1CPU時で64GB(16GB×4)、2CPU時で128GB(16GB×8)。
補助記憶装置 信頼性の高いSASインタフェース接続の2.5型HDDや読み出し性能に優れたSATAインタフェース接続の2.5型SSDを最大8台本体に実装可能
光学ドライブとしてDVD-ROMまたはDVDスーパマルチのいずれかを選択可能
標準インタフェース COM(RS-232C)×2ch
USB 3.0×2ポート、USB 2.0×4ポート
サウンド(LINE-IN, LINE-OUT, MIC-IN)
LAN(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T自動切替)×3ch
グラフィック(RGB)×1ch
DI/DO 各4点、リモート入力2点
拡張スロット PCI Expressスロット×4(RAIDコントローラボードで1スロット占有)
PCIスロット×1
RAS機能 ファン停止検出、CPU温度上昇検出、筐体内温度検出、内部電圧検出、メモリエラー検出、PCIバスエラー検出、ディジタル入出力(DI/DO 各4点、リモートON/OFF用 1点、リモートイニシャライズ用 1点)、ウォッチドッグタイマ監視(システム起動時 / システム稼働時)、HDD、SSD監視、ソフト電源オフ(シャットダウン)、リモートイニシャライズ、リモートパワーオン / オフ、RASメモリへの異常情報保存、稼働時間監視機能、温度情報トレンド機能、シミュレーション機能、本体起動時の初期化状態を示すLED表示機能、ハードウェアの動作状態(冷却ファン、バッテリー電圧、庫内温度、RAIDディスク、冗長電源ユニット)を示すRASステータスランプ表示機能
リモート監視制御機能 ハードウェアモニタ情報(CPU温度、庫内温度、ファン回転数、内部電圧)の確認、OSのシャットダウン、電源ON/OFF制御、キーボード / マウス操作、本体RGB出力画面の表示
電源装置 定格電圧AC100V-AC240V、許容周波数50/60Hz±3Hz
オプション:冗長化電源
寸法、重量 幅:434mm 高さ:87mm 奥行き:592mm(突起部不含)
質量:約20kg
OS Windows Server® 2008 R2 Standard SP1
Windows Server® 2012 R2 Standard Update
Red Hat® Enterprise Linux® 6.7 Server準拠

製品紹介URL

http://www.toshiba.co.jp/sis/seigyo/sancon/prod/fs20000S/fs20000s.htm

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商品の名称は、それぞれ各社が商標または登録商標として使用している場合があります。

新製品についてのお客様からのお問い合わせ先:

産業システム統括部 計装制御営業部 制御営業担当
TEL : 044-331-1695