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国内では、家電製品の大型化なども要因となって、家庭のエネルギー消費によるCO2排出量は増加を続けています※。これを抑制するためには、利用者一人ひとりが省エネに取り組むことが大切ですが、こまめな節電にも限界があります。
そこで東芝グループでは、快適な生活をサポートしながら電力消費を抑制できる生活家電“ecoスタイル家電”の開発・提供が急務であると考え、家電製品のなかでも特にエネルギー消費量の多いエアコン、冷蔵庫、照明器具を中心に、いっそうの機能充実と環境性能の向上に力を注いでいます。同時に、製品をご愛用くださるお客様の省エネルギーへの取り組みをサポートするための提案・啓発活動も続けていきます。
2008年度(第19回)省エネ大賞で「省エネルギーセンター会長賞」を受賞したエアコン「大清快PDR」シリーズは、内部のコンプレッサーに独自機構を採用し、従来機種を上回る省エネ運転を実現。1998年当時のエアコンに比べて電力消費量を約32%※1低減させています。また、家庭における節電の促進に役立てていただけるよう、室内機の前面に運転にともなう消費電力量と電気代を表示する機能を業界で初めて採用しました。
一方、冷凍冷蔵庫「まるごと鮮度名人」シリーズは、冷却器や制御方法に省エネ運転のための新技術を導入し、従来機種に比べて消費電力を半減※2しました。さらに、庫内を高湿度の冷気で満たして食材の鮮度を保つとともに、新たな除菌技術によって雑菌などの繁殖を抑えることで、食材のムダな廃棄を防ぐなど、快適なエコライフを支える多彩な機能を搭載しています。

東芝グループは、1890年に日本で最初の白熱電球を実用化して以来、常に最先端の照明技術を開発・提供してきました。白熱電球は、構造が単純で価格が安いため世界中に広く普及していますが、同等の明るさの蛍光灯などに比べて消費電力が大きいことから、近年では地球温暖化防止の観点から、消費電力の少ない照明光源への置き換えが求められています。
こうした時代の変化を見据えて、東芝グループでは2008年4月、2010年を目処に一般白熱電球の製造を中止することを決定しました。今後は、発光効率に優れ、環境負荷の低い蛍光灯やLED(発光ダイオード)照明などの開発を強化していきます。特にLED照明については、さまざまな用途に合わせて、一般照明分野から産業用照明分野まで、多彩な商品をラインナップすることで、世界市場をリードしていきます。
東芝グループでは、LEDなどの高効率光源へ切り換えることによって、2025年には全世界で年間2,510万トンのCO2排出削減に貢献できると試算しています。

注)円グラフで示したパーセンテージはいずれも、東芝グループ全体に占める割合