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社会・環境活動(CSR)

ハイライト2007 I.エネルギーの安定供給を支え、地球温暖化防止に注力します

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CSR報告書2007に掲載

注)情報・役職等は2007年6月時点のものです

エネルギー需要が世界的に拡大の一途をたどっている状況にあって、私たち人類は「エネルギーの安定供給」と「CO2発生の抑制・地球温暖化の防止」という、2つの目標を同時に達成していかねばなりません。そこで今、世界各国では、火力発電の効率向上とCO2の発生抑制を進めています。また、CO2をほとんど発生しない原子力発電の積極的導入、水力・風力・地熱・太陽光など再生可能エネルギーの利用にも取り組んでいます。

そのようななかにあって東芝グループは、多彩な発電技術を駆使して、世界中でエネルギーの安定供給を支え、地球温暖化防止に貢献していきます。

2030年には世界のエネルギー需要が約1.5倍になると予想されています

世界のエネルギー需要は、経済成長が続く中国やインドなどのアジア地域を中心に急速に拡大しており、2030年には現在の約1.5倍に達すると予測されています。エネルギー需要が拡大する中で、従来どおりの発電設備ではCO2も増加し続け、地球温暖化の防止は難しい状況です。今、世界は、CO2排出量を増やさずに電力を増産する方法を切実に求めています。

世界のエネルギー需要予測

世界のエネルギー需要予測のグラフ

出典:IEA World Energy Outlook 2004

電力需要への対応には火力発電と原子力発電の推進が不可欠です

現在の主力である火力発電(石炭、石油、ガス)は、大規模に発電でき、需要量に合わせて柔軟に発電量を変えられますが、多くのCO2を排出します。一方、太陽光・風力発電は発電時にCO2を排出しませんが、今のところ高コストで大規模発電は難しく、発電量は多くありません。原子力発電は安全に最大の配慮が必要ですが、大規模に発電でき、発電時にほとんどCO2を排出しません。

世界のエネルギー需要予測

世界の発電用エネルギー量(燃料別)のグラフ

出典:IEA World Energy Outlook 2006

各種電源別のCO2排出量

各種電源別のCO2排出量のグラフ

注)合計の数値 値の和は、四捨五入の関係で一致しない場合があります

出典:電力中央研究所報告書など

多様な発電システムを手がけるメーカーとしてエネルギーのベストミックスに貢献します

発電方法には、それぞれに長所と短所があります。したがって、拡大する電力需要に応えながらCO2排出量を抑制・低減していくためには、複数のエネルギー源をバランスよく利用することで、それぞれの長所を活用し短所を補完しあう「エネルギーミックス」を構築することが有効です。

東芝グループは、多様な発電システムを手がけるメーカーとして、エネルギーのベストミックスの実現を牽引していきたいと考えています。そのため、「火力発電の効率化」「再生可能エネルギーの利用促進」「原子力発電の安全な推進」を3つの柱として技術開発に注力しています。

また、燃料電池などによる需要地での「分散型電源」の排熱の有効利用も推進しています。例えば、家庭用燃料電池から生じる排熱を給湯などに有効利用する「発電する給湯器」、燃料に水蒸気を混ぜて水素を多く含んだものへと改質することで排熱を回収する「化学再生サイクル発電システム」などの実証試験に取り組み、成功させています。

さらに、新エネルギーとして、バイオマスや風力を使った発電システムなども開発しています。


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