
課題を中期的なKPIとして検討していきます

コーポレート部門でグループ会社の状況を要確認と判断した項目について、カンパニーCSR関連部門に確認
第1ステップで特定した要確認項目について、カンパニー・主要グループ会社に対して確認を行いました。
全体的にはコミュニティへの参画およびコミュニティの発展の項目も従来の社会貢献活動の領域から拡大しており、今後の課題として取り組んでいく項目が評価できました。また、サプライチェーンの取り組みは、従来の枠組みを強化し、人権などの評価基準を定めていく必要があります。
重要検討要素
- コミュニティ参画および発展のための実施事項の明確化と推進
- サプライチェーンの人権、労働管理の枠組み構築

毎年CSRの重要項目について、KPIを設定していますが、今回抽出された項目について中期的なKPIとして設定し、取り組んでいきます。

取り組みの積極的な情報発信を期待

東芝グループは、ISO26000の発行を先取りし、2010年度より、同規格の7つの中核主題に基づきCSR課題を整理したうえで、重要検討要素を抽出し、同グループの取り組み状況を精査されています。その上で、取り組みが徹底していないところにKPIを設定するなど、対処方針も設けています。関心は高いものの、現時点でISOをどう活用していくかを迷っている日本企業が多いようです。そのためにも、東芝グループの現在の取り組みを積極的に情報発信していただきたいと思います。具体的な改善結果が出ていなくても、プロセスを開示することが重要です。
サプライチェーンや人権、コミュニティ参画および地域の発展など従来の発想では、企業にとって難しい課題もISO26000は推奨しています。すぐに問題が解決できないかもしれませんが、中長期の視点を持ちながら、ステークホルダーとのダイアログや地域とのより密接なかかわりを通じて、課題を明らかにして実行すべきことを明確にして、一歩ずつ前進していくことを期待しています。
CSOネットワーク 共同事業責任者 黒田 かをり様