Japan

CSR 企業の社会的責任
人と、地球の、明日のために。

地域社会の発展支援

東芝グループは、事業を通じた地域社会の課題解決はもちろんのこと、地域社会の一員として地域に根ざした活動を展開することが良き企業市民としての責務であると考えています。

中長期目標

世界の国々や地域において社会から信頼される企業グループであること

2016年度の成果

ジブチ、ウガンダでの地熱発電事業やロシアでの郵便・物流システム事業の協業開始など、事業を通じて持続可能な社会の実現に貢献

今後の課題と取り組み

持続可能な社会の実現に向け、これからも地域社会の課題解決に貢献するとともに、世界各国の文化や慣習を尊重しながら、人材の育成や調達など経営の現地化を進め、地域社会に根ざした事業活動を継続していきます。

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地域社会の発展支援にかかわる方針

東芝グループは、事業活動を通じて地域社会の課題解決と発展に努めています。生産拠点では、経営の現地化、人材育成、現地調達の拡大などに注力するとともに、途上国や新興国の社会インフラ整備や、地域のニーズに適した製品開発などに取り組んでいます。
また、東芝グループ行動基準の中で、地域社会とのかかわりについての方針を定めています。

東芝グループ行動基準 19. 社会とのかかわり

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地域社会の発展支援にかかわる体制

各事業拠点やグループ会社の総務部門が地域社会への対応窓口を担当し、拠点を取り巻く地域コミュニティと日常的にコミュニケーションをとっています。

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事業進出が地域に与える影響の点検・評価

東芝グループは、世界のさまざまな国や地域で新たに事業を開始する際には、各社・各事業場が法令を遵守し、行政や地域の方々との対話に努め、拠点を置く地域社会との調和を保つよう配慮しています。また、事業開始後も、事業活動や環境保全への取り組みなどについて情報を開示し、地域の方々との適切なコミュニケーションに努めています。
製造拠点における地域への環境影響の有無について、東芝総合環境監査で点検しています。なお、東芝グループ全体で対象となる183のすべての製造拠点においてISO14001認証を取得しています。
いずれの拠点においても、地域との良好な関係を維持しています。

東芝総合環境監査システム

ISO14001取得拠点一覧

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事業を通じた地域社会の課題解決

持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)

2015年9月、国連サミットにおいて「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が全会一致で採択されました。このアジェンダは、17の目標と169のターゲットから構成されており、すべての国で普遍的に適用されます。「誰も置き去りにしない(leaving no one left behind)」ことを理念として、2030年までに、貧困・飢餓・教育・健康など社会的な問題の解決を進めるとともに、持続可能な社会を実現するために気候変動対策や環境保護を図るものです。
東芝は、さまざまな国や団体と協業しながら、これらの目標に関連した地球規模の課題解決と、持続可能な社会の実現に事業を通じて貢献していきます。

持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)

アフリカにおける地熱発電事業

ケニア オルカリア4号地熱発電所ケニア オルカリア4号地熱発電所

東芝は、2013年にケニア最大の地熱発電所であるオルカリア1号、4号地熱発電所に蒸気タービンと発電機を納入しました。以後、アフリカを地熱発電事業における注力地域と位置付け、これまでにエチオピア、タンザニア、ジブチ、ウガンダにおける地熱発電事業の協業に関する覚書を相手国政府や関係企業らと締結し、事業開発に取り組んできました。機器の開発・供給、運転・管理に必要なガイドラインの作成に加え、研修生の受け入れなど人材育成の支援をしています。

地球のマグマの熱を利用する地熱発電は、CO2排出量が比較的少なく、持続的で安定した電源として期待されています。東芝は、今後も多様な再生可能エネルギー事業を通して、地球温暖化の抑制と、アフリカの人々の豊かな暮らしの実現に貢献していきます。

ロシアとの郵便・物流システム事業における戦略的協業

ロシア モスクワ国際交換局向け郵便物自動処理システムロシア モスクワ国際交換局向け郵便物自動処理システム

東芝は、2014年に受注したモスクワ国際交換局向けの郵便物自動処理システムを順次稼働させています。このシステムは、さまざまな大きさの小包や郵便物の処理を自動化するとともに、機器や作業員の配置、動線を最適化することで、小包・郵便物の処理能力を高めます。その実績から、2016年12月に、ロシア郵便の運用改善にも貢献していくことなどを盛り込んだ戦略的協業に関する覚書を締結しました。

ロシアでは、インターネットショッピングの普及によって海外通販の利用が急速に拡大しており、2016年には国際貨物の取扱高が前年比で倍増しています。東芝は、郵便・物流システムのトータルインテグレーターとして、ロシアの郵便・物流事業におけるイノベーションを促進し、持続可能なインフラ改良や産業改善に貢献していきます。

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事業拠点を中心とした地域貢献

知的障がい者に対する就労・自立支援

清掃業務の様子清掃業務の様子

東芝ウィズ(株)は、知的障がい者を中心とした障がい者の自立支援を目的として、2005年に設立された東芝の特例子会社です。東芝ウィズ(株)の従業員は、東芝グループ内の清掃、印刷、郵便、ヘルスケアなどの業務を通じて、働くことの意義や、社会人としての規則やマナーを習得しています。また、知的障がい者の自立を促すために、日常生活や健康面での支援も重要であると考え、ご家族や地域の支援機関と一体となった体制を構築しています。
周囲の人たちの気付きや障がいに対する理解と、従業員たちの自立心を育むことで、一人ひとりが一層活躍できるよう、東芝ウィズ(株)では今後も人材育成・活用による自立支援に取り組んでいきます。

横浜型地域貢献企業として認定

横浜型地域貢献企業の認定ロゴ横浜型地域貢献企業の認定ロゴ

東芝は、2014年に横浜市の「横浜型地域貢献企業」に認定されました。この認定は「1. 地域や社会を意識し、2.地域貢献の視点を持って社会的事業に取り組み、3. 地域と共に成長・発展を目指す企業」を、一定の基準のもとに認定するものです。東芝グループとしてのCSR活動の取り組みに加え、市内に所在する横浜事業所、京浜事業所、神奈川支店が日頃から取り組む、地域に根ざした事業活動を高く評価いただきました。

周辺地域のより良い環境づくり

東芝グループ各社では、各事業拠点のより良い環境づくりに努めています。2016年度は、日本各地の事業拠点周辺で従業員による清掃を約370回実施しました。
また、東芝ホクト電子(株)旭川本社工場では、会社周辺の歩道内の花壇にベコニア、サルビア、マリーゴールド、芝桜など約200株の花を植え、散水などの維持管理をすることで地域の美化に貢献しています。

横浜事業所周辺の清掃
横浜事業所周辺の清掃

東芝ホクト電子(株)による花壇の整備
東芝ホクト電子(株)による花壇の整備

地域における防災、防犯活動

東芝グループでは、事業拠点周辺地域での防災・防犯活動に取り組んでいます。
東芝エレベータ(株)では、エレベーター納品先の管理会社や地元の消防署などを対象に、建物やエレベーターの構造に見合った閉じ込め救出訓練を実施しています。実施回数は各地の合計で年間約1,000回にのぼり、2016年度は約5,700人に参加していただきました。訓練では安全な救出方法を実技を含めて学んでいただくとともに、乗客へ配慮すべき点なども説明しています。
東芝プラントシステム(株)では、従業員が地域の防犯協議会、警察、消防、行政とともに、中部支社周辺の防犯パトロールに継続的に参加しています。
これらの活動を通して、地域とのコミュニケーションを図り、安全で安心できるまちづくりにも貢献しています。

東芝エレベータ(株)によるエレベータ閉じ込め救出訓練
東芝エレベータ(株)によるエレベータ閉じ込め救出訓練

東芝プラントシステム(株)による防犯パトロール
東芝プラントシステム(株)による防犯パトロール

高齢者世帯への支援

除雪作業除雪作業

札幌市周辺に事業拠点を置く東芝北海道支社およびグループ会社の従業員は、毎年、冬季に除雪作業を行っています。自力で除雪作業ができない高齢者世帯を対象に、各世帯のご要望を聞きながら作業することで、地域の課題解決に貢献するとともに、地域の方々と交流を深めています。

子どもたちへの職場体験の提供

東芝テックソリューションサービス(株)での職場体験東芝テックソリューションサービス(株)での職場体験

東芝グループでは、子どもたちが製品の仕組みやものづくりについて学べる職場体験の機会を提供しています。
東芝テックソリューションサービス(株)では、千葉県の私立中学の生徒を2日間受け入れ、保守サービス活動を行う各種エンジニアの業務を体験していただきました。東芝キヤリア(株)では、富士工場近隣の中学生を招いて、空調に関する学習や、生産ラインでの溶接・組立作業などをしていただきました。
これらの体験を通して、子どもたちが仕事の種類や働き方、働くことの重要性などを学び、将来の進路選択の一助としてくれることを願っています。

科学技術への興味を促進するコンクールの開催

東芝の姫路半導体工場では、小学生に科学技術に対する興味を持ってもらうため、地元の教育委員会と協働で、毎年「東芝 夢・アイディア作品コンクール」を開催しています。このコンクールでは、近隣小学校を対象に、電池や電気部品を使って動くアイデア工作と環境ポスターを募集。従業員も審査員として参加し、子どもらしい自由な発想を活かした創造性豊かな作品を表彰・展示しています。2016年度は、313作品の応募がありました。

第24回 夢・アイディア作品、第12回環境啓発ポスターコンクール 審査

第24回 夢・アイディア作品、第12回環境啓発ポスターコンクール 審査

第24回 夢・アイディア作品、第12回環境啓発ポスターコンクール 審査

従業員の公民権行使への配慮

東芝では、2009年5月からの裁判員制度開始にあわせ、従業員が同制度に参加しやすくするため、「裁判員休暇」制度を設置しました。
「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」に基づき、裁判所へ出頭する正規従業員を対象とし、給与については1日につき基準賃金1日分を支給します。また、休暇日数は、前記法令に基づき裁判所へ出頭する日数を上限としています。

雇用創出・納税による地域への寄与

東芝グループは世界で事業を展開しており、事業場のある地域を中心に雇用で地域に貢献しています。また、会社として各国の法令に基づき適正に納税することや従業員による納税により、地域経済に貢献しています。

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