Japan

CSR 企業の社会的責任
人と、地球の、明日のために。

品質管理

東芝グループでは、人間尊重を基本とする経営理念に則って、関連する法令を遵守するとともに顧客第一に徹し、お客様に満足していただける、高品質で安全、安心な商品およびサービスを提供し、社会に貢献することをめざしています。

中長期目標

  • 品質向上に貢献する人材育成のグローバル展開
  • 品質マインド・品質手法に関する教育の維持・拡大

2016年度の成果

  • 中国で、自社で育成したローカル人材が講師を務める品質教育(7講座)を実施し、のべ309人が受講
  • ベトナムで品質教育(1講座)を新規開設し、27人が受講
  • 日本国内で品質教育(19講座)を研修センターなどで開催、のべ835人が受講

今後の課題と取り組み

中国・アジア地域における生産の現地化にともない、製品のさらなる品質向上をめざし、品質マインド関連教育のグローバル展開を通じて、人材育成を進めていきます。

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品質方針

東芝グループでは「品質方針」に基づいて、安全で安心してご使用いただける製品・システム・サービスをお客様に提供することを最大の使命と考え、お客様視点での品質向上に努めています。潜在リスクへの感度と対処のスピードをあげて、製品事故の撲滅とお客様満足度No.1の実現をめざしています。

東芝グループ総合品質保証基本方針

東芝グループは、人間尊重を基本とする経営理念に則って、関連する法令を遵守するとともに顧客第一に徹し、お客様に満足していただける高品質で安全、かつ機能を先取りした商品及びサービスを提供し、社会に貢献することを目指します。

品質保証行動基準

  1. お客様の立場に立った品質の確保を行います。
  2. 関連する法令と契約を遵守するとともに、お客様と第三者の権利を尊重します。
  3. 全数良品を目指す品質システムを確立し維持します。
  4. 全部門、全員参加で品質の作り込みを行います。
  5. 真因の追究による本質改善とリスク分析による未然防止を目指します。
  6. 情報を収集・分析し、適切に開示して、品質事故の発生防止に取り組みます。

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品質推進体制

東芝グループの品質保証活動は、「技術・生産統括部担当執行役」と「品質推進室」がグループ全体を統括し、個々の製品・役務についてはグループ会社の社長が責任を持って行う体制です。製品の企画・開発・生産から廃棄・再資源化に至るライフサイクル全体の品質向上のために、グループ会社では、「品質統括責任者」が、所管する国内外の事業所および調達取引先、保守・サービス会社、製造委託会社を指導・監査しています。

東芝グループの品質管理体制

東芝グループの品質管理体制

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品質力の強化に向けた取り組み

「品質力」の強化に向けて、東芝グループでは4本の柱を軸に活動しています(下図参照)。
ISO9001に基づくQMS(品質マネジメントシステム)を中心に、製品不良の主要因である設計・調達品の品質改善と、QMSを成熟させる人材の強化をその両輪として推進しています。活動全体を支える土台にコンプライアンスを据えています。

「品質力」を高める4本の柱

「品質力」を高める4本の柱

QMS(品質マネジメントシステム)の向上

東芝グループでは、品質マネジメントシステムのベースとなるISO9001や、より高度なシステムである車載機器のISO/TS16949などの認証取得を基本に、規格要求事項の適合性だけでなく、その有効性を高める取り組みとして、QMS8原則などに基づいた成熟度評価を毎年実施。前回からのレベル比較を行い、課題の明確化や対策を計画して推進しています。

製造拠点でのQMS(ISO9001他)認証取得状況(2017年3月末現在)
  対象拠点 取得拠点 取得率
東芝 15 14 93.3%
東芝グループ国内 53 45 84.9%
東芝グループ海外 37 36 97.3%
東芝グループ全体 105 95 90.5%

品質に係る人材の育成

東芝グループの全部門で「品質向上に貢献できる人づくり」を推進するために「東芝品質教育体系」を整備しています。各部門の役割や立場において必要な品質マネジメントへの意識向上や、信頼性技術・品質管理手法などのスキル向上をめざし、教育プログラムを企画・推進しています。
「品質人材教育」では、製品のライフサイクルにかかわる全部門を対象に、原因分析手法や未然防止手法をはじめとする20種類の品質教育を開発・実施しています。2016年度は、国内外のべ1,171人が受講しました。また、コンプライアンス教育にも力を入れ、電気用品安全法については海外駐在員を含む東芝グループの従業員を対象にe-ラーニングを実施しています。2016年度は87,033人が受講し、受講率は99.99%です。

活動事例: 海外での現地教育強化

中国での現地講師による講義 中国での現地講師による講義

東芝グループでは、海外の品質関連教育にも注力しています。各地の習慣や環境に合わせた教育を実践するために、各拠点で現地講師を育成しています。
中国では、東芝中国社の研修機関である東芝中国教育学院が中心となって人材を育成し、2015年度からは、既存の全講座を現地講師が担当しています。定期的な講座開催のほか、拠点のニーズに沿ったタイムリーな教育・運営を行うことで、「品質人材」のレベル向上と育成システムの拡充を図っています。また、その他の国や地域においても同様の方針で教育の現地展開を図っています。

設計品質の改善

東芝グループでは、設計段階での品質向上に向け、DFQ活動(Design For Quality)の取り組み施策として、設計業務を中心にFMEA(Failure Mode and Effects Analysis)活動を推進しています。FMEA活動の裾野を広げるための実践教育とともに、設計審査の質的向上のためのレビュア(設計審査員)育成にも取り組み、開発の上流段階から製品不良の未然防止を図っています。

調達品の品質確保

サプライヤーは東芝グループの重要なパートナーであり、調達品の品質は事業運営上ますます重要になっています。調達品の品質を確保するため、東芝グループの品質保証の考え方・要望事項をまとめた「お取引先様のための東芝品質保証ガイドライン」および「お取引先様のための東芝ソフトウェア品質保証ガイドライン」をサプライヤーに配布し、双方で運用することで調達品品質の維持・向上を図っています。東芝グループでは調達品の種類・重要度に応じて、調達、品質、技術の関係部門が連携し、適切な頻度でサプライヤーの監査を実施して調達品品質の確保を図っています。

サプライチェーンCSRの推進

東芝品質保証ガイドライン
東芝品質保証ガイドライン

東芝ソフトウェア品質保証ガイドライン
東芝ソフトウェア品質保証ガイドライン

新興国向け製品や生産委託製品の品質確保

新興国市場向けの製品開発が一段と加速しています。各国・地域における品質を適正化して品質問題の未然防止を図るため、東芝グループでは製品の仕様や使用環境、固有トラブル、課題などについて他社製品のベンチマークの結果もふまえたガイドブックを作成しています。
また、生産形態の多様化にともない、開発・設計を含めて社外へ生産委託するODM(Original Design Manufacturer)や生産のみを委託するEMS(Electronics Manufacturing Service)が増加する中で製品の品質・安全性を確保するために、考慮すべき事項や管理項目、監査のポイントなどについて各種事例も含めてガイドブックにまとめ、委託先に徹底を図っています。

新興国品質ガイドブック
新興国品質ガイドブック

グローバルODM・EMS活用ガイドブック
グローバルODM・EMS活用ガイドブック

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品質に関する情報の開示

品質に関する問題が発生した場合は、速やかにお客様にお知らせするために、東芝ホームページの「当社製品をご利用のお客様へ重要なお知らせ」に情報を開示しています。

当社製品をご利用のお客様へ重要なお知らせ

また、2007年5月14日の改正消費生活用製品安全法施行後、経済産業省および消費者庁は重大製品事故を公表しています。公表されている重大製品事故について、東芝グループでは製品起因か否かが特定されず社名が公表されていない事故も含めて積極的にホームページで公開しています。

消費生活用製品安全法に基づく事故報告

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