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東芝CSRキーパーソンインタビュー CSRをかたちづくる視点・技術・ひと 01:世界最高速を実現した東芝のエレベーター「私たちの任務は、社会インフラの舞台裏でお客様の安全・安心を見守ることです」 東芝エレベータ(株) チーフフィールドエンジニア 三橋一芳 東芝CSRキーパーソンインタビュー

現在、世界最高速のエレベーターは、ギネス世界記録にも認定されているTAIPEI101の分速1,010mの東芝製エレベーターで、89階の展望台までわずか39秒で到達します。

さらに、2012年に誕生する電波塔として世界トップレベルの東京スカイツリーには大容量タイプでは国内最高速となる東芝製エレベーターが地上から第1展望台まで皆様をご案内する予定です。

毎日多くの方が利用しているエレベーターやエスカレーターは、子供から高齢者まで安心して、安全に利用できることが大前提です。

東芝エレベータでは、お客様の安全を最優先に全力で日々の点検に取り組んでいます。今回は、メンテナンスを担当する一人のフィールドエンジニアの思いを紹介します。

「正常に動いて当たり前」を支える、プロフェッショナリズム

電車と同様にエレベーターやエスカレーターが正常に動くのは当然のことと思われていますが、実は、常にその状態を維持することは大変難しく、そのための的確な定期点検が不可欠です。しかし、点検のためにエレベーター・エスカレーターを停止することはお客様にご不便をおかけするため「いつになったら動くのか」と厳しい言葉をいただくこともありますが、誠意を持って説明し、ご理解をいただくよう努めています。

エレベーター・エスカレーターは便利なだけでなく、なんと言っても安全、安心が大前提で、私たち保守・点検に携わるフィールドエンジニアは、点検のプロとして常に不具合がないか目を光らせています。エレベーターとフロアのちょっとした段差が事故につながる可能性もあるので、緊張感を常に持って仕事をしています。また、機種も古いものから新しいものまでさまざまなタイプがありますので、それに対応した技術の習得も欠かせません。

さらに、お客様の声を開発・設計部門に伝え、改善につなげていくことも、現場で働く私たちの重要な使命です。

いざという時の対応力アップの鍵は、「技術」プラス「体力」

東芝エレベータでは、2005年に広域災害発生時の効率的な復旧のため、サービス情報センターを充実させ、部品供給体制を整備しました。

災害時には、私たちフィールドエンジニアはサービス情報センターなどからの連絡をうけて、一斉に復旧作業にあたります。地震でエレベーターが停止したときは、安全を確認してから復旧作業を行いますが、時にはマンションの1階から40階にある機械室まで階段を駆け上がって作業をしなければならないこともあります。最近は、いつ会社や現場に呼び出されても大丈夫なように、スポーツジムに通って体力づくりに努めています。若い人には負けられませんからね。

実機を使用した研修でスキルを磨き、自ら考える力を養う

東芝エレベータでは、横浜市にエレベーター、エスカレーターなど実機を備えた研修施設があります。ここでは新入社員教育をはじめ入社3年目までの教育やさまざまな機種の点検に対応した専門教育などを行なっています。実機を使って教育することは、技術を習得する上で極めて重要で、この施設では年に一度、国内外のエンジニアが点検の品質や安全対策、作業時間などを競う技量競技会「テクニカルマスターズ」を開催するなど、エンジニアのスキルアップに力を入れています。

私自身も、若手の育成が重要な任務であると認識し、講師として後進の指導にあたっています。私の若い頃は、先輩から「自分で考えろ」と言われて随分鍛えられましたので、育成にあたってはこの思いも大切にしています。

東芝エレベータのフィールドエンジニアは、十分に訓練され技術レベルも高いので、ぜひ安心して点検を任せてください。

すべてのミッションの原点は、お客様への責任を果たすこと

世界最高速のエレベーターをはじめ、さまざまな昇降機とそのサービスを提供する会社に働くことを誇りに思っています。また、点検中に子供たちから「わー、すごーい」と声をかけられたり、知り合いにねぎらいの言葉をかけられることが大いに励みになります。大型商業施設における点検作業は、お客様のいない閉店後の深夜から早朝にかけて行います。つらい時もありますが、お客様にご迷惑をかけることはできませんから。でも家族が私の仕事をどこまで理解しているかわかりませんが(笑)。

お客様が安心して利用できる昇降機を提供し続けていくことが私たちの社会的な使命と考え、今後も努力し続けていきますのでよろしくお願いします。

最後に私の思いを込めて宣言します。

すべての活動に安全を最優先し、エンドユーザーに安心を提供します。 三橋 一芳

お客様満足向上をめざして

エレベーターをはじめ、発電プラントなどの社会インフラシステムや医用機器、身近なノートパソコン、液晶テレビ、エアコンなどのさまざまな分野で、東芝グループのフィールドエンジニア、カスタマーエンジニア一人ひとりが心をこめてサービスを行っています。
東芝グループでは、お客様にご満足いただける製品・サービスの提供は、CSR(企業の社会的責任)の基盤であると認識し、さらなるお客様満足の向上に努めてまいります。

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CSRをかたちづくる、視点・技術・ひと

  • 07: 私たちの役割は、安全で高性能な2次電池の開発により地球環境の改善に寄与することです
  • 06: 私たちの責務は、発電に伴うCO₂を分離・回収する技術を実用化していくことです
  • 05: 私たちの目標は、病院にも患者さんにも喜んでいただける装置を生み出していくことです
  • 04: 私たちの使命は、年令や性別、ハンディキャップを超えた共通の使い心地を提供することです
  • 03: 私たちのミッションは、お客様の利便性と共に環境にも配慮した製品を設計することです
  • 02: 私たちの仕事は、徹底した品質管理を通じてお客様に感動をお届けすることです
  • 01: 私たちの任務は、社会インフラの舞台裏でお客様の安心・安全を見守ることです

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