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人類の進化(下)〜日本人の起源

日本人の起源について、人骨研究のサイトなどを紹介します。

1. 九州大学 総合研究博物館 九州大学ミニミュージアム

九州大学のサイトにある総合研究博物館から入れます。
タイトルは「倭人の形成-九州大学古人骨資料から見た日本人の形成」となっています。モンゴロイドの拡散、日本人の時代変化、縄文人と弥生人、倭人形成、今日の学説、九州大学の研究者たち、現在の人骨研究などが、図版を交えて解説されています。
日本人の進化については、弥生人骨など九州大学の資料が重要な役割を果たしていることが反映されています。

2. 北海道立北方民族博物館

日本人の起源は、北方系と南方系の両方の影響を考えなければなりませんが、北方系の知識を得られる数少ないサイトです。博物館の展示の紹介は簡単ですが、博物館だよりの中にいくつか興味深い研究が紹介されています。
トップページから、<出版物>に入ると、<北方民族博物館だより>があり、たとえば、その41号には、「北をめざした人類の子孫たち」「アラスカの先史文化」「北東アジアの人類史と先住民文化について」などがあり、それぞれ、概要を読むことができます。また、<研究紀要>は、年刊ですが、この10年の目次が紹介されており、タイトルだけですが、最近の研究動向を知ることができます。

3. 東京大学デジタルミュージアム

ちょっと、専門的な内容ですが、明石原人、港川人、縄文人についての興味深い説明があります。
東京大学総合研究博物館から<東京大学コレクション2動く大地とその生物>→<哺乳類-人類>に、<34明石原人、寛骨(レプリカ)>、<35港川人1号人骨>、<38叉状研歯のある縄文時代頭蓋骨>が紹介されています。
たとえば、明石原人については「原人でも旧人でもなく、古くても完新世(5000年前)、新しければ現代までのいずれかの時代の日本人寛骨であろう」という論が紹介されています。実は超現代的だという説が有力だとあって、拍子抜けします。古人類学の面白さがうかがえます。
港川人については、沖縄の発掘の状況から詳しくふれています。耳たぶは大きかったらしくて、身長は153センチ、縄文人に比べると小さくて、肩幅が狭いのが特徴なのだそうです。東アジアの太平洋海岸部にいた人だと推定されていますから、海を渡ってきたことになります。

4. 東北大学総合学術博物館

トップページの<1998年度特別展示 東北地方から発見された古人骨>→<古人骨の形態小変異の研究>に骨から探る日本人などの解説があります。人類化石の標本は準備中です。

5. 国立遺伝学研究所 遺伝学電子博物館 DNA人類進化学

DNA人類進化学に入ると、縄文人骨からの解読、日本人の起源があります。日本人と韓国人が遺伝距離はゼロで、日本人の起源については琉球人、アイヌの祖先と渡来人との混血説を支持するとしています。

6. 国立科学博物館

日本人骨標本は約3000個体。そのうち、縄文が200体、弥生が15体あるそうです。
トップの<研究活動>→<所蔵標本検索・一覧>→<人骨標本コレクション>。「注意 以下のページには、人の骨の写真が載せてあります。ご覧になりたくない方は、科博ホームページへお戻りください」とあります。
縄文時代、弥生時代、古墳時代、中世、中・近世、江戸とそれぞれの人骨標本が紹介されています。詳しい解説はありません。
解説はむしろ、展示の説明と大顔展で読むことができます。
トップの<展示案内>→<上野本館みどり館>→<みどり館>→<4階人類展示 日本人のおいたち>と入ります。日本人のおいたちのページの左のフレームに、背は低いが足腰強靭な港川人、軽量級のレスリング選手縄文人、寒冷適応の弥生人などの解説があります。
さらに、日本人のおいたちのトップページから、<顔の進化から日本人のおいたちを探る>→<大顔展で顔の進化を詳しく調べる>→<大顔展>
ここには、(日本人の)顔の変遷、日本人の顔 内部構造の進化、縄文顔と弥生顔、未来の日本人の顔、が並び、日本人の顔の変遷を知ることができます。いわゆる福耳は縄文人の特徴なのだそうです。日本人は、北方系7、8割、南方系2、3割の比率で混血しているとしています。

※サイトのデータは、2009.10.23現在のものです。

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