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東芝グループは、CO2ゼロエミッション火力発電の実現に向けたさまざまな技術開発に取り組んでいます。また、震災復興対応として、被災発電所の復旧支援などにより供給力確保に貢献していきます。
火力発電は、現在世界で発電される全電力量の約70%を支えています。その一方で、他の発電方式に比べ単位発電量当たりのCO2排出が大きいのが特徴です。このCO2排出量を削減するために、東芝グループでは、発電効率のさらなる向上や、発電所から発生したCO2を分離・回収し、地中などに貯留するCCS※の実用化に向けた技術開発など、次世代の火力発電に必須となる技術の開発を進めています。
東芝グループでは、2011年3月11日に発生した東日本大震災で被災した火力発電所と変電所・開閉所など送変電設備の早期復旧支援、定期検査中の火力発電所の早期運転再開に向けた技術員の派遣や部品・修理品の納期短縮、休止中の火力発電所の運転再開に向けた支援などを最優先で行っています。
さらに、緊急電源としてガスタービン発電設備の設置にも協力し、2011年夏季の電力使用のピーク時までに、東京電力・東北電力の管内で、約1,000万kWの復旧に貢献しました。さらに2012年に向けて、被災発電所復旧と発電所の新設により200万kWの供給力拡大に貢献していきます。

CCSパイロットプラント(福岡県大牟田市、(株)シグマパワー有明三川発電所内)
東芝は、火力発電所から排出されるCO2の根本的な削減手段として、CO2を分離・回収する技術の実用化にも注力しています。社内研究部門で開発された燃焼後回収システムのCO2吸収液について、実際の火力発電プラントに適用した場合の性能や運用性を検証する目的で、2009年9月よりパイロットプラント設備を運用しており、以来累計5,000時間強の実証試験を通して、システムの性能向上のみならず、発電プラントへの実適用と統合に向けたノウハウの収集を進めています。
東芝の技術「CO2分離回収テクノロジー」(映像コンテンツ)
火力・水力事業部サイト(別ウィンドウで開きます)