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環境活動

人と、地球の、明日のために。

化学物質排出量の削減

環境に直接及ぼす影響が大きい化学物質を「削減対象物質」とし、排出量の削減に努めています。事業別ではストレージ&デバイスとインフラシステム分野が約8割を、地域別では日本が8割強の排出量を占めます。

2017年度の成果

2017年度は、排出量で上位を占める洗浄や樹脂工程で使用される溶剤の対策に取り組み、使用物質の代替化や燃焼除害装置の稼働、粉体塗料をはじめとしたプロセスの改善による原材料使用量の削減、管理強化によるVOC蒸発の抑制などを進めました。その結果、排出量を2013年度比で128トン(19%)削減することができました。生産高原単位は2013年度比で79%となり、目標を達成しました。

今後の取り組み

第6次環境アクションプランでは、2020年度の生産高原単位を2013年度原単位以下に抑える計画です。化学物質入口での対策として物質の代替化、プロセス改善による材料効率の向上を行い、出口での対策として除害装置や回収装置の導入拡大を進めていく計画です。

■ 削減対象物質の排出量と原単位

  2013年度
(基準年度)
実績
2017年度
目標
2017年度
実績
2018年度
目標
2020年度
(最終年度)
目標
排出量 671トン - 543トン - -
生産高原単位 100% 99% 79% 98% 96%

■ 削減対象物質の排出量の内訳(2017年度)
「削減対象物質の排出量の内訳」のイメージ

【事例】製造工程で使用される化学物質管理システムのグローバル展開

東芝キヤリア(株)

現在日本をはじめ世界各国で化学物質の規制強化が進んでおり、製造工程で使用される化学物質の管理を確実かつスピーディに行うことが求められています。そこで当社はITシステム「TOCACHEF」を開発し、規制物質の増加に対する確実な対応や、PRTR法などの法律に基づく行政への報告の効率化を図っています。システムには素材の登録申請時に社内関係部門に回付する電子承認ワークフローが備えられており、アセスメントの実施と記録が可能です。そして素材に含まれる化学物質をすべて登録することで、使用量や移動量を自動集計し管理することができます。国内をはじめ中国やタイの当社製造拠点でも本システムの運用を開始しており、履歴を共有することで当社グループ全体の環境・安全リスクの最小化や、材料の横展開を図っています。

TOCACHEF:Toshiba Carrier Chemical Control system for Future

「承認ワークフロー(例)」のイメージ

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【事例】粉体塗料採用による環境負荷低減

東芝エレベータ(株)

「粉体塗料採用による環境負荷低減」のイメージ

PRTR法に該当するキシレンやトルエン、また有機則※1第二種有機溶剤である酢酸ブチル等、揮発性有機化合物(VOC)を含む溶剤塗料を使用していましたが、これらをまったく含有しない粉体塗料を採用したことで、有機溶剤による大気などへの環境負荷を大幅に削減することができました(年間3トン※2削減)。

また、シックハウス症候群の主要な原因物質であるホルムアルデヒドの含有もなくなるため、健康にもやさしい塗料です。

※1
労働安全衛生法 有機溶剤中毒予防規則
※2
2015年度実績値より

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【事例】コンプレッサー粉体塗装化による環境負荷低減

「ロボットによる粉体塗装の様子」のイメージ
ロボットによる粉体塗装の様子

東芝キヤリア(株) 富士工場

東芝キヤリア富士工場では、コンプレッサーの塗装方式において、従来は揮発性有機溶剤(VOC)含有率35%の水溶性塗料に浸漬する方式で行っていましたが、今回新たにロボットによる粉体塗装方式を採用し、VOC含有率0%の粉体塗装に使用する塗料に切り替えたことで、年間6.4トンのVOC排出量を削減しました。これにより、粉体塗装に使用する塗料の回収・再利用が95%以上となり、年間720kgの廃棄塗料削減を達成しています。

※2015年度実績値より

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