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環境活動

人と、地球の、明日のために。

水資源の有効活用

東芝グループでは、世界的な水問題への関心の高まりに対応し、持続可能な水資源管理を推進しています。2015年度は、多くの水を必要とする生産拠点および水リスクの高い地域に立地する拠点の把握と管理強化を図りました。水リスクの高い地域の把握には、世界資源研究所(WRI)の水リスク評価ツール“Aqueduct”を用いることにより、流域単位の物理的な水資源量に加えて、排水による汚染リスクや周辺地域の水問題への関心の高さなど、種々の視点を考慮しました。

各拠点では、水受入量の削減を年間計画に盛り込み、具体的な施策の立案とフォローを継続的に実施しています。工場内の排水の再生使用や雨水を利用するシステムの導入等の設備改善など、多面的な取り組みを進めています。

2015年度の成果

2015年度水受入量は4,086万m³で、前年度より約120万m³増加しましたが、生産高原単位は2010年度比78%となり、目標を12ポイント上回って達成しました。

今後の取り組み

第5次環境アクションプランでは、2016年度に水受入量を実質生産高原単位で13%削減(2010年度比)することをめざしています。東芝グループ水受入量の78%を占める電子デバイス部門における水の再利用および再生利用を継続して推進します。

■ 水受入量と生産高原単位の推移
「水受入量と生産高原単位の推移」のイメージ

■ 水受入量の内訳(2015年度)
「水受入量の内訳」のイメージ

■ 水のリサイクル量(2015年度)
「水のリサイクル量」のイメージ

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【事例】半導体製造を支える排水管理と地域コミュニケーション

(株)ジャパンセミコンダクター 大分事業所

(株)ジャパンセミコンダクター大分事業所ではミックスドシグナルICなどの半導体を製造しています。製造時には多くの薬品を使用していますが、それらすべての薬品を最適処理することで各種基準をクリアした排水を放流しています。さらに、排水を利用してホタルの餌になるニナを飼育し、自治会、行政、近隣企業と連携の上、北鼻川の上流に放流することでホタル呼び戻し(増殖)に成功しました。(14年:数匹⇒15年:1,200匹観測)

この一連の活動が評価され、平成27年度環境省主催の環境対策に係る模範的取組表彰において環境大臣賞を受賞しました。今後も地域コミュニケーションを推進しながら生態系保存活動にも取り組んでいきます。

「自治会とのニナ(ホタルの餌)放流・確認」のイメージ
自治会とのニナ(ホタルの餌)放流・確認

「アルミ缶アート(ホタルモチーフ)作成による従業員の環境意識向上」のイメージ
アルミ缶アート(ホタルモチーフ)
作成による従業員の環境意識向上

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【事例】大分工場における水資源管理の取り組み

(株)東芝 大分工場

大分工場は、半導体製造のために多くの水が必要なことから、総合的かつ戦略的な水資源管理を推進しています。

複数ある純水製造装置の系統間移送配管を増強することで効率的な運用が可能になり、工業用水の使用量を大きく削減できました。また、使用後の汚れの少ない排水を分離回収することで、水の再利用量が増加しました。排水処理後の河川への放流水は、法令より厳しい自主基準値を設定し連続でモニタリングしています。地域と連携した周辺河川の清掃や生態系保全活動にも取り組んでいます。

「河川水よりもきれいな水質での排水をモットーとする排水処理施設」のイメージ
河川水よりもきれいな水質での排水を
モットーとする排水処理施設

「ホタルを呼び戻そうと取り組んでいる北鼻川での河川調査」のイメージ
ホタルを呼び戻そうと取り組んでいる
北鼻川での河川調査

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【事例】シンガポールにおける水環境保護への取り組み

東芝アジア・パシフィック社、ほか

水資源が限られ、水供給の多くを輸入に頼っているシンガポールは、水の自給率向上が国家的な課題になっています。シンガポールの東芝アジア・パシフィック社では、現地関係会社5社と共同でグローバル環境アクションイベントとして、NPOのWaterways Watch Societyによる水環境保護に関する講義を受け、淡水水源でもあるシンガポール川およびカラン川の清掃活動を行いました。従業員が一体となって水資源の有効活用へ取り組む意識を高めることができました。

「シンガポール現地法人グローバル環境アクションイベント参加者」のイメージ
シンガポール現地法人グローバル環境アクションイベント参加者

「シンガポール川およびカラン川の清掃活動」のイメージ
シンガポール川およびカラン川の清掃活動

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【事例】海外拠点での節水の取り組み

東芝ジェイエスダブリュータービン・発電機社

2008年にインドに設立した東芝ジェイエスダブリュータービン・発電機社では、徹底した水の再利用システムを構築し、排水ゼロを実現しました。工程排水は再び工業用水としてプロセスへ、生活系排水は植栽用散水として再利用しています。また、雨水を貯めて植栽用散水に利用することで、貴重な水受入量の削減を図っています。

「工程排水処理施設」のイメージ
工程排水処理施設

「雨水貯水池」のイメージ
雨水貯水池

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