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環境活動

人と、地球の、明日のために。

エネルギー技術による地球温暖化防止

基幹エネルギー

東芝グループでは、エネルギーの安定供給と地球温暖化防止の観点から、火力発電のCO2排出を削減するさまざまな技術開発に取り組むとともに、原子力発電の安全性に向けて不断の取り組みを行なっていきます。

世界最高効率62%を実現するコンバインドサイクル発電設備

「プラント全景イメージ」のイメージ
プラント全景イメージ

コンバインドサイクルは、ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた発電方式で、排ガスのエネルギーを活用することにより、従来型の火力発電と比べて、効率に優れ、発電電力あたりのCO2排出量が少ないことが特徴です。東芝では、世界最高効率62%(低位発熱量基準)の発電システムを開発し、中部電力(株)より受注した西名古屋火力発電所向けに、現在、建設準備を進めています。今後も、効率のさらなる向上に取り組み、CO2排出抑制に貢献します。

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CO2分離・回収技術 実用化に向け前進

「パイロットプラント」のイメージ
パイロットプラント

東芝は、火力発電などの排出ガスからCO2を分離回収する技術の実用化に向け、着実に前進しています。パイロットプラントでの実証試験は、累積7,300時間を越え、ここで蓄積したノウハウをもとに、提案活動を進めています。また、佐賀市の「清掃工場バイオマスエネルギー利活用促進事業」として、清掃工場で発生する排出ガスから、CO2を分離・回収し、農作物栽培や藻類の培養へ活用をめざすプロジェクトにも参画しています。

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CO2を大気中に排出しない新火力発電システムの開発

「CO2を大気中に排出しない新火力発電システムの開発」のイメージ

東芝は、燃料を高温・高圧で酸素燃焼し、発生したCO2でタービンを駆動する世界初の高効率発電システムの開発に取り組んでいます。CO2はシステム内を循環し発電に利用されるほか、一部は取り出されて貯留やEORに利用されますので、燃焼で発生したCO2は大気中には排出されません。現在、実用化に向けた開発を進めています。

EOR: Enhanced oil Recovery
老朽化した油田の掘削現場において、高圧のCO2を注入し、石油の採掘量を増大させる手法

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福島第一原発の安定化維持と廃炉の推進について全力で取り組んでいます

当社は2011年3月11日に発生した震災により大きな被害を受けた福島第一原子力発電所の安定化維持と廃炉の推進に向けて、政府や東京電力(株)と協力し、さまざまな活動に全力で取り組んでいます。滞留水の浄化のため、安定運転を継続している滞留水処理システム「SARRY™」に加えて、新たに多核種除去設備「MRRS™」を開発し、設置致しました。廃炉に向けた取り組みでは、遠隔4足歩行ロボットを開発し原子炉建屋内の調査に適用しました。同時に、除染活動への取り組みとして放射線量を可視化するガンマカメラ「Gammasight™」の適用を開始、焼却飛灰処理へのセシウム除去装置の適用提案を行っています。

「多核種除去設備機器設置状況 」のイメージ
多核種除去設備機器設置状況(東京電力(株)HPより)

「4足歩行ロボット」のイメージ
4足歩行ロボット

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原子力発電の安全性向上に向けた取り組み

全世界の1次エネルギー需要は、2035年には現在の約1.4倍になると予想されています※1。現在、そのエネルギー源の約8割を化石燃料に頼っています。原子力発電はCO2を排出することなく拡大する電力需要への供給能力を確保するために必要な手段として、震災後も世界的には継続して需要があります。現在、新規建設としてウェスチングハウス社が中国で最新型加圧水型原子炉(AP1000™)を4基受注し、建設工事を推進中であり、また米国でもAP1000™を6基受注し、そのうち4基の建設が進められています。

世界各国では原子力発電の推進と併行して、福島第一原子力発電所の事故から得られる教訓を踏まえた、安全性の再評価や外部事象にともなうシビアアクシデント事象への対策が始まっております。東芝は、国際的な安全評価および設備基準の見直しなどに対する協力を行い、新設プラント設計および既設プラント改良に反映し、安全性のさらなる向上に向けて不断の取り組みを行っていきます。

※1
出典「World Energy Outlook 2012

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再生可能エネルギー

東芝グループでは、太陽光、水力、地熱、風力など再生可能エネルギーを活用したさまざまな発電技術の開発と普及促進に取り組んでいます。

再生可能エネルギーのリーディング・カンパニーをめざして

東芝グループでは、地球温暖化防止への貢献と限りある化石燃料資源を有効に活用するため、太陽光、水力、地熱、風力など再生可能エネルギーを活用したさまざまな発電技術の開発と普及促進に取り組んでいます。

太陽光発電

「250W太陽電池モジュール」のイメージ
250W太陽電池モジュール

発電所から産業・住宅用まで高効率で長期間安定した太陽光発電システムの普及を通し、CO2排出抑制に貢献しています。

電力用太陽光発電システムでは、大規模プラント開発などで培った東芝グループの総合エンジニアリング力を生かして、システム設計から電力系統連系、運用開始までをトータルでサポートし、高効率で長期間安定したメガソーラーシステムを提供しています。また、電力用メガソーラーで培った豊富な経験と実績を産業用にも展開し、たはらソーラー・ウインド共同事業ほか、産業用メガソーラー事業にも積極的に参画しCO2の排出抑制に貢献しています。

住宅用太陽光発電システムでは、世界No.1の変換効率20.1%を誇る250W太陽電池モジュールを2012年12月から市場投入しました。このモジュールの変換効率は、NEDOが太陽光発電のロードマップとして掲げている実用モジュールの2020年の到達目標20%を既にクリアしたものです。この世界No.1のモジュールを採用した当社のシステムは、高効率であるために面積当たりの発電量が多く、CO2排出量の抑制により貢献します。

地熱発電

「小型地熱発電設備」のイメージ
小型地熱発電設備

東芝では、全世界の地熱発電容量の23%相当の設備を納入しています。地熱源温度特性に応じて、フラッシュ方式、バイナリー方式、またこれらを組み合わせたフラッシュ・バイナリー方式の中から、最適な地熱発電システムを提供します。また、新たに、2MW級小型地熱発電設備Geoportable™の普及も進めています。狭い敷地面積に設置でき、地熱井戸1、2本単位で未利用の地熱エネルギーの有効活用に寄与することができます。

水力発電

「水路に沈めるだけで発電が可能なシステム、ΣFlow™(シグマフロー)」のイメージ
水路に沈めるだけで発電が可能なシステム、
ΣFlow™(シグマフロー)

東芝では、世界4 0ヵ国以上に累計で水車と発電機を各約2,000台、56GW以上の水力発電設備を納入しています。夜間の余剰電力を利用して水を汲み上げ、昼間の電力需要ピーク時に発電する揚水発電や、さらに系統安定化に効果のある可変速揚水発電は、世界トップクラスの技術レベルと実績を有しています。また、水力エネルギーの有効活用としての小水力発電にも積極的に取り組み、マイクロ水力発電Hydro-eKIDS™のラインナップに加え、1kW級水力発電ΣFlow™(シグマフロー)を開発しました。

風力発電

東芝は、風車立地計画から、建設、試験、メンテナンスまでのトータルソリューションを提供するとともに、複数台の風車からなるウィンドファームの制御や蓄電池併設による発電量安定化のソリューションの提案を通じて、風力発電の積極的導入を進めています。

■ 納入受注実績(水力・地熱・メガソーラー)
「納入受注実績(水力・地熱・メガソーラー)」のイメージ

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送配電

東芝グループは、再生可能エネルギーの活用などエネルギー需給バランスを最適化する次世代送配電スマートグリッドの実現に向けたさまざまな技術開発に取り組んでいます。

実証実験でリードする東芝の次世代エネルギー需給制御システム

今後ますます普及が見込まれる再生可能エネルギーを活用するうえで、スマートグリッド(次世代送配電網)への関心が高まっています。太陽光、風力発電などの自然エネルギーは気象条件によって発電量が大きく変動するため、大量に導入された場合、配電系統の周波数や電圧に影響があり、きめこまやかな制御が課題です。東芝では、需要予測と発電予測の機能に加え、蓄電池を活用した出力制御機能を組み合わせ、コミュニティ規模でのエネルギー制御システムの商用化を進めています。例えば米国インディアナ州の大手ショッピングセンターで太陽光発電で得た電力を定置型蓄電池に蓄電し、電気自動車が充電する際に蓄電池からの放電を優先することで実配電系統の安定化を図るシステムの運用が始まりました。スマートグリッドシステムの導入で、太陽光発電システムや蓄電池システムなどを適切に制御し、安定稼働を実現していきます。

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幅広いソリューションで世界に貢献

東芝グループでは、これまでに培った電力流通技術を基にさまざまなスマートグリッド関連のソリューションを展開しています。

グリッド監視制御装置(μEMS

「グリッド監視制御装置(μEMS)」のイメージ

地域の発電・供給状況を監視・制御するスマートグリッドの頭脳にあたるコア技術の一つでグリッド内で生じる電力の変動をグリッド内で吸収し、連系する電力系統への影響を小さくするなど、電力需給制御技術を駆使して総合エネルギー効率を高める装置です。特に、今後、大きな電力変動要因ともなる太陽光発電や電気自動車の大量導入などに伴い、需給予測と制御の精度向上が重要となります。東芝は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が米国ニューメキシコ州政府と協力して行う実証事業をはじめ、世界各地でのプロジェクトを受託し、最適制御の取り組みを実践しています。

μEMS(Micro Energy Management System

スマートメータ

スマートメータは、電力に関するデータの収集を行い、電力使用量を電力事業者に送信できる高機能電力メータです。ビルや家庭で消費する電力量をより細かくネットワークで電力事業者に提供することができる一方で、収集したデータにより、需要家は電気料金をリアルタイムに把握することができます。また、双方向通信が可能で、グリッド監視制御装置から負荷を制御する指令を受信し(デマンドレスポンスプログラム)電力消費機器の稼働制御につなげることで需要家の電力消費を削減することなどができます。東芝は、東京電力(株)のスマートメーター用通信システムの受注を基本合意しており、ランディス・ギア社の実績ある通信システム技術、国際標準技術を活用していきます。また、デマンドレスポンス関連会社である米国のコンサート社を買収しており、DRソリューションを含めたスマートグリッドシステムの基盤構築と海外展開を加速していきます。

定置型蓄電池システム“スマートバッテリー”

「大規模定置型蓄電池システム」のイメージ
大規模定置型蓄電池システム

スマートバッテリは、東芝が提案する定置型蓄電池システムのラインナップです。東芝リチウムイオン二次電池SCiB™をベースとして、家庭から産業そして電力系統まで広くカバーするスケーラビリティを持っています。系統と連系することでスマートバッテリの群管理も可能とするソリューションを提供し、地球温暖化防止に向けた低炭素社会の実現に貢献していきます。

 

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幅広い製品群で環境保護に貢献

東芝は配電系統、需要家向け受変電設備においても環境配慮型製品で地球温暖化防止に貢献していきます。

トップランナー変圧器

地球温暖化防止のための省エネとともに、高信頼性や、コンパクト性、さらには安全性、防災性、静音性を兼ね備えています。多くの需要家に採用され、省エネに貢献しています。

菜種油変圧器

絶縁油に菜種油を使用しており、カーボンニュートラル効果により、CO2排出量の抑制が可能です。

固体絶縁スイッチギヤ

温室効果ガスの一つであるSF6ガスを使用しない特別高圧のスイッチギヤで、主回路部をエポキシ樹脂絶縁することにより、コンパクト性、安全性にも優れた製品です。

 

「トップランナー変圧器」のイメージ
トップランナー変圧器

「菜種油変圧器」のイメージ
菜種油変圧器

「固体絶縁スイッチギヤ」のイメージ
固体絶縁スイッチギヤ

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