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環境活動

人と、地球の、明日のために。

製品による地球温暖化防止

東芝グループでは、ライフサイクル全体を考慮して地球温暖化の防止をめざした開発を行っています。グローバルに省エネ製品を提供し、CO2排出量を抑制することで温暖化防止に貢献していきます。

Green of ProductでCO2排出量を抑制

東芝グループでは温暖化防止に向けて、主要環境性能として地球温暖化防止に関するecoターゲットを設定し製品開発を進める「Green of Product」で、CO2排出の抑制に取り組んでいます。

家電製品から発電プラントまで多岐にわたる東芝グループ製品では、製品ライフサイクルにおけるCO2排出量の内訳はさまざまな割合になります。第5次環境アクションプランでは、ライフサイクル全体の評価を継続しながら、東芝グループ全体で見た場合に影響の大きいお客様の使用時における環境負荷低減に注力し、置き換えを想定した条件で比較を行った使用時1年分のCO2排出抑制効果の拡大を推進しています。

2015年度の成果

2010年度から、環境性能No.1製品をめざすための主要環境性能として温暖化防止に関するecoターゲットを設定して開発を進め、グローバルに製品を提供していくことで、2015年度は、目標を上回る1,510万トン-CO2/年のCO2排出抑制効果を生み出すことができました。

今後の取り組み

今後は、東芝グループ全体でCO2の排出抑制に寄与するキーファクターの抽出と先進事例や基盤技術の共通化を行って、排出抑制量の底上げを図ります。また、省エネ効果の大きいLED電球や業務用エアコンなどの家庭用、および業務用電器製品を普及させ、さらに、社会インフラ分野を中心としたシステム製品をグローバルに展開し、特に需要が拡大していく新興国市場をターゲットにCO2排出抑制効果の大きな製品の事業拡大を進めます。

2016年度はCO2排出抑制量1,550万トンをめざしています。

■ CO2排出抑制量の推移
「CO2排出抑制量の推移」のイメージ

■ CO2排出抑制量の内訳(2015年度)
「CO2排出抑制量の内訳」のイメージ

■ 東芝グループ製品のライフサイクルにおけるCO2排出割合
「東芝グループ製品のライフサイクルにおけるCO2排出割合」のイメージ

■ CO2排出抑制量の内訳 地域別(2015年度)
「CO2排出抑制量の内訳 地域別」のイメージ

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【事例1】省エネ鉄道システム

鉄道車両用のさまざまな機器およびシステムのさらなる効率化、省エネ化を推進しています。

また、交換用品・作業工数の軽減や、新規システム・モジュール構造などによる小型化を実現するなど、エネルギー消費量を多視点から総合的に削減しています。

「省エネ鉄道システム」のイメージ

省エネポイント
  • 全システム機器でエネルギー消費量を大幅に削減
    例:永久磁石同期電動機(PMSM)システムにより、エネルギー消費削減39%を実現※1
  • 列車運行を監視・解析・自動化し、省エネ運転を支援
    例:自動列車運転装置により、エネルギー消費削減10%を実現※2
保守軽減・長寿命
  • 従来作業の不要化/簡単化などにより、保守し易い車両の実現に寄与
小型・計量化
  • 新規システム/部品の採用、モジュール構造の適用などにより、装置の小型・軽量化を実現
※1
当社製PMSMと誘導電動機(IM)のフィールド試験結果による
※2
シミュレーションおよびフィールド試験結果による(10%以上)

【事例2】優れた電力消費効率のエンタープライズ向けSSD

「優れた電力消費効率のエンタープライズ向けSSD」のイメージ

近年のクラウドサービスの進展、ビッグデータ活用の一般化にともない、データセンターに代表される大規模ストレージシステムでの爆発的な情報量増加が問題になっています。東芝は、高性能かつ高電力効率のエンタープライズ向けSSDを提供することでデータセンターなどで消費されるストレージシステムや各種サーバの電力量削減に貢献しています。

省エネポイント
  • 最新インターフェース規格NVMeの採用で、データ転送速度の高速化を実現。
  • 自社NANDと独自開発コントローラの組み合わせで、ライト動作におけるMB/s当たりの消費電力を他社同等品と比較して49%低減。
NVMe:Non-Volatile Memory Express、不揮発性メモリに最適化されたインターフェース

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【事例】電子レシートシステム「スマートレシート®」

東芝テック(株)

「スマートレシート®」は、お客様のメリットと地球温暖化防止の両面で効果のあるサービスです。

レジでのお会計時に、レシートを印字する代わりにデータを電子化し、クラウド上で管理します。お客様はスマートフォンアプリまたは連携会員カードに表示されたバーコードを、レジで読み取ることで電子レシートを受け取り、会計後はいつでも、どこでもスマートフォンでレシート内容を見ることができます。

さらに、購入商品を対象としたキャンペーンなどにも活用するなど、電子データを活用したサービスも実施することができます。

データセンターやスマートフォンを使用しますが、電子化によるペーパーレスなどにより、地球温暖化防止と省資源化になり、モデルケースでの試算では、13%のCO2排出量を削減できます。

■ 画面イメージ
「電子レシートシステム「スマートレシート®」」のイメージ

「電子レシートシステム「スマートレシート®」」のイメージ

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【事例】高温熱源へのヒートポンプ適用プロセス拡大

東芝キヤリア(株)

食品や化学工場、塗装工程など、多くのプロセスで100℃近い高温の熱源が必要ですが、これまではボイラの蒸気が使用されてきました。ヒートポンプを熱源とすることでCO2排出量を大幅に削減することができますが、一般的なヒートポンプチラーでは55℃を超える高温熱の供給が困難でした。

そこで、2種類の異なる冷媒の特性を生かした二元の冷凍サイクルを用いることで、高温・大容量の熱源として使用できる循環加温ヒートポンプを開発しました。これまで、ボイラからの蒸気を熱源としていた工程で使用することで、50%以上の削減効果を生み出すことができます。

■ 二元冷凍サイクル
「二元冷凍サイクル」のイメージ

簡略図で、実際には四方切替弁、容器などが搭載されています。

「CAONS700」「CAONS140」「CAONS45」のイメージ

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【事例】階層化ストレージシステムの省エネ

クラウドの利用が進むことで、データ総容量の肥大化にともないエネルギーの利用も増大します。これらの課題に対し東芝グループでは、高パフォーマンスのエンタープライズSSD※1と低コスト大容量HDD※2 を組み合わせて構築される階層化ストレージシステムを開発しました。従来型のエンタープライズHDDのみで構成されるストレージシステムより、約7.5倍の高アクセス性能や、約64%のドライブ台数を削減、約55%の消費電力の削減が可能となり、コスト改善や地球温暖化防止にも貢献しています(当社試算による)

※1
エンタープライズSSD:Enterprise Solid State Drive。企業向け、フラッシュメモリを使用した記憶装置。
※2
HDD:Hard Disk Drive

「クラウドコンピューティングを支えるストレージシステム」のイメージ

「階層化ストレージシステムの効果(300TBのストレージシステムでの試算)」のイメージ

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