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環境活動

人と、地球の、明日のために。

環境効率(ファクター)の詳しい計算方法・評価ツール

環境効率

東芝グループ環境ビジョン2050に掲げた「地球と調和した人類の豊かな生活」の実現は、製品・サービスの環境効率を高めていくことにほかなりません。生活の質を高めるとともに、ライフサイクルにわたる環境影響をできる限り小さくすることで、環境効率を向上させることができます。東芝では独自の手法で数値化することにより、環境効率の高いECPの創出活動を進めています。

「環境効率」のイメージ

QFD LCA

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ファクター

ファクターとは、基準に対して環境効率が何倍になったのかを示す数値です。数値が大きいほど、技術進歩・技術革新によって「地球と調和した人類の豊かな生活」に貢献していることを示します。

ファクターは、環境効率の分子と分母それぞれの改善効果に分けて考えることができます。提供する価値が何倍向上したのかを「価値ファクター」、環境影響が何分の1に低減したのかを「環境影響低減ファクター」と呼び、両者の掛け算で表現します。

「ファクター」のイメージ

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先進的な環境効率評価の開発・普及の取り組みでLCA日本フォーラム表彰をダブル受賞

東芝グループでは、AV・デジタル機器や家電製品だけでなく、システム・ソフトウェアやデバイスなど各事業分野に適した環境効率評価の開発・普及を進めています。

「先進的な環境効率評価の開発・普及の取り組みでLCA日本フォーラム表彰をダブル受賞」のイメージ

東芝ソリューション(株)はソリューション分野での課題の一つである「サービスの価値」の定量化に取り組み、日本環境効率フォーラム(現LCA日本フォーラム)傘下のWG活動にリーダーとして参画し、ICT業界における標準的な手法開発の確立に貢献しました。サービス工学分野の知見に基づいた評価カテゴリを活用することで顧客要求を網羅的に抽出できるほか、適切な品質特性の設定手順を整理したことによりサービスの価値評価プロセスが大幅に効率化されます。このような「ソリューション分野における環境効率評価手法の開発と普及」の活動が評価され、2011年度第8回LCA日本フォーラム表彰において、環境効率部門「LCA日本フォーラム会長賞」を受賞しました。

「先進的な環境効率評価の開発・普及の取り組みでLCA日本フォーラム表彰をダブル受賞」のイメージ

東芝セミコンダクター&ストレージ社では、半導体分野におけるLCA確立に取り組んできました。半導体分野における環境対策としては製造プロセスに起因する環境負荷を効率的に低減していくことが肝要ですが、製品使用時の省エネ貢献などライフサイクル思考が必要不可欠です。そこで、材料調達・製造段階と使用段階の比率を可視化した分析チャートを用いて改善点を抽出する手法を開発したほか、製品カテゴリ別に評価テンプレートを構築することでLCAを効率化し、製品開発プロセスのなかにLCAを常態化させました。このような「半導体分野におけるLCAの実践」活動が評価され、同表彰においてLCA部門「奨励賞」を受賞しました。

東芝グループは、環境効率部門で7年連続7回目、LCA部門で3年連続4回目の受賞となりました。これまで蓄積してきた環境効率・ファクターの知見が実を結んだものと考えています。

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ファクター解説

ファクター4となる製品の場合

製品のファクター値を、価値ファクター(X軸)と環境影響低減ファクター(Y軸)の組み合わせとして右図のようにプロットすることができます。例えば、「価値が2倍、環境影響が半減(1/2)」の製品の場合には「ファクター4」であり、(2,2)で表現されます。基準となる製品は◆(1,1)で示されます。

右図の曲線上すべての組み合わせがファクター4となります(例えば、)。ファクターはX軸とY軸の掛け算であるため、2つのバランスがとれた組み合わせが高く評価される指標です。

例えば、X軸とY軸の数値が等しい(2,2)が◆(1,1)からの最短距離でありファクター4到達の近道ですが、X軸とY軸の改善度は製品によってさまざまであり、片方だけに秀でた製品群もあります。東芝グループでは、下図のような「見える化」によって、環境影響の低減度と提供する価値の大きさが着実に進んでいるか確認し、またさらなる改善の方向性を検討するためにファクターを活用しています。

「環境影響低減ファクター(Y)と価値ファクター(X)の相関図」のイメージ

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標準形エレベーターのファクター算出事例

「標準形エレベーターのファクター算出事例図 QFD」のイメージ
「液晶テレビのファクター算出事例図 LCA」のイメージ

※1
商品企画に使用する一般的なツール
※2
LIMEは、(独)産業技術総合研究所がLCAプロジェクトを通じて開発したライフサイクル影響評価手法です。掲載しているLIME説明図は、同研究所から提供されたLIMEの概要図に加筆したものです。
※3
東芝グループが開発したライフサイクルアセスメント(LCA)簡易評価ツール

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簡易LCA評価ツール Easy-LCA

「簡易LCA評価ツール Easy-LCA」のイメージ

  • 1997年10月市販開始
  • 産業連関表によるデータベースを搭載
    • 我が国の産業連関表を利用
    • 約400部門の環境負荷原単位を推定
    • 金額按分により約4000部門に詳細化
  • ハイブリッド法の採用
    • 積み上げ分析により海外の環境負荷を推定し、加算
  • 30種類の環境負荷インベントリを算出
  • Easy−LCA(東芝プラントシステム(株)ホームページへ)
カテゴリ 項目
消費 燃料 原油(燃料)、石炭、天然ガス
資源 原油(原料)、鉄、銅、アルミ、鉛、亜鉛、マンガン、ニッケル、クロム、砂利、砕石、石灰石、木材
排出 大気 CO2、SOx、NOx、PM、HFC、HFC23、PFC、SF6
水質 BOD、COD、SS、Total-N、Total-P
エネルギー(発熱量)

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環境効率、ファクターの標準化活動

環境効率、ファクターの業界での取り組みについて、電機メーカー8社による標準化活動を行っています。2006年には、電機5社で家電4製品について標準化ガイドラインを制定し、2007年にはエコプロダクツ展の8社共同ブースにおいてPR活動を行いました。今後は対象製品の拡大や国際標準化活動を中心に業界協調を進めていきます。

電機・電子8社による標準化活動

電機5社の自主取り組み(2006年4月〜)
(株)東芝、(株)日立製作所、富士通(株)、松下電器産業(株)、三菱電機(株)(50音順)
日本経済新聞などで報道(2006年11月)
家電4製品の「ファクターX」について「標準化ガイドライン」を制定
「日本環境効率フォーラム」傘下にWG設置(2007年4月)
三洋電機(株)、シャープ(株)、日本電気(株)を加え、電機8社にて検討を開始

「家電4製品の「ファクターX」を電機5社で標準化!」のイメージ

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