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環境活動

人と、地球の、明日のために。

製品の資源有効活用

東芝グループは、リデュース、入口循環の拡大、出口循環の高度化をめざした製品3R活動を進めています。

東芝グループの製品3R

循環型社会に向けて、製品ライフサイクル全体にわたり、資源採取を小さく、また廃棄物となる資源も少なくしていくことが求められます。東芝グループでは、「リデュース」「入口循環の拡大」「出口循環の高度化」の3つの視点で、製品3Rを推進していきます。また、3R設計とリサイクルシステム設計の両面から施策を導入し、ライフサイクルでの環境負荷低減をめざし推進活動を展開していきます。

Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)

リデュース

製品の省資源化(軽量化・小型化など)、長寿命化(アップグレードやメンテナンスを含む)などにより実現します。

入口循環

循環資源を製品に再利用することを意味します。再生材の使用拡大、植物由来材料の採用拡大、部品リユースの拡大などにより、入口循環率を向上させていきます。

出口循環

使用済み製品の回収・再資源化を意味します。リユース・リサイクル設計を進めることで、「出口循環」の向上を図るとともに、使用済み製品のリサイクルシステム設計をさらに高度化させていきます。

「東芝グループの製品3R」のイメージ

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省資源化率の向上

2015年度の成果

第5次環境アクションプランでは、2015年度までに省資源化率50%(省資源化量を2010年度比1.5倍)を達成することを目標に掲げています。東芝グループ主要製品を対象に、製品・包装質量および出荷台数から推定した2015年度投入資源量は約43万トンでした。また、製品別に想定使用年数前の旧製品との比較から推定した省資源化量は24万トンとなり、省資源化率30%となりました。液晶テレビなどのデジタルプロダクツ製品の生産数減少のため、目標に対して未達となりました。

今後の取り組み

今後も省資源化量の拡大に向けて、あらゆる製品を対象に省資源設計を推進してまいります。

■ 東芝グループ投入資源量および省資源化量(2015年度)
「東芝グループ投入資源量および省資源化量」のイメージ

想定使用年数前の旧製品との比較により算出

【事例1】中速カラーMFP e-STUDIO5005ACシリーズ

「中速カラーMFP e-STUDIO5005ACシリーズ」のイメージ

東芝テック株式会社

中速カラーMFP e-STUDIO5005ACシリーズは、立体レーザー溶接フレームにより、必要な剛性を確保しながら使用部材を削減、また筐体レイアウトの見直しによりコンパクト化も実現し、製品質量・設置面積最小※1を達成しました。また、高ポストコンシューマー材配合プラスチックを新たに採用し、再生プラスチック使用率で省資源No.1※1を達成しています。省エネに関しても、低融点トナー、定着ベルトの熱伝導率改善によりTEC値※2 No.1※1を達成しています。

※1
商品発売時点。現在の地位を保障するものではありません。
※2
「Typical Electricity Consumption」(標準的な消費電力)の略で省エネ性能を示す指標。

【事例2】大容量ストレージに貢献する三次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH™」

「大容量ストレージに貢献する三次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH(TM)」」のイメージ

(株)東芝 ストレージ&デバイスソリューション社

二次元NAND型フラッシュメモリを三次元に積層することで、微細化限界により困難を極めていた128Gb/チップの壁を突破。1チップあたりの容量が256Gbに増加し、本製品1枚で新聞約200年分の記録が可能となりました。ペーパーレス化することで、資源保護にもつながります。

BiCS FLASH™は、株式会社東芝の商標です。

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省資源化率の向上の事例

2014年度の事例

【事例1】自動改札機

「自動改札機」のイメージ

(株)東芝 社会インフラシステム社

新型自動改札機EG-5200は、従来型自動改札機(2009年)の筐体幅180mmから160mmにスリム化することで、通路幅を40mm広げ、旅客がスムーズに通行できるようにしました。また、FEM(有限要素法)を用いた強度解析を実施、可能な限り鋼板の板厚を薄くし、重量を5%削減しています。さらに新規採用したドア材質により、人への衝撃軽減と重量低減を実現しました。

また、モータ数の削減、基板の統廃合など、各種部品を改善し、消費電力量を15%削減したほか、多世代設計を考慮したハードウェア設計により、ソフトウェアの開発工数削減と開発期間の大幅短縮を実現するなど、ライフサイクルにわたって環境負荷を低減しています(2014年度エクセレントECPに認定)。

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2013年度の事例

【事例1】MFPの小型化

「MFPの小型化」のイメージ

東芝テック株式会社

e-STUDIO2550Cシリーズはコンパクト性、環境性能を追求した中低速カラーMFPです。

部品点数の削減や板金およびモールド部品の薄肉化により、製品質量57.3kg(前機種比53.4%改善)、占有寸法は33,925mm²(前機種比34.4%改善)となり、世界最軽量およびコンパクト化を実現しました。

さらに、新開発の低温定着トナーにより消費電力を前機種比60%削減し、省エネ性能においてもトップクラスを実現しています。

発売時点、中低速カラーMFPカテゴリにおいて

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2012年度の事例

【事例1】液晶テレビの省資源設計

(株)東芝 デジタルプロダクツ&サービス社

国内向けモデル40J7は、当社独自の軽量化設計により業界トップレベルの省資源化を実現しました。外観フロントベゼルの材料強度に加えて、業界初となるバックカバー統合などの工夫により、ナローフレーム化を実現しました。本体軽量化および梱包容積縮小化において、省資源No.1を実現し、2012年度エクセレントECPに認定しました。

発売時点、同一カテゴリにおいて

「液晶テレビの省資源設計」のイメージ

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再生プラスチックの利用拡大

使用済み製品などから発生する廃プラスチックのマテリアルリサイクルに取り組んでいます。

2015年度の成果

家電製品における生産数減少の影響で、2015年度の再生プラスチック使用量は約2,400トンに減少しました。しかし、MFPや、業務用空調機での利用は引き続き伸長しています。製品プラスチック使用量に対する再生プラスチック使用量の割合で表される再生プラスチック使用率は9.7%となり、目標としていた3.0%を大幅に上回りました。

今後の取り組み

再生プラスチック使用率をさらに向上していくために、廃プラスチックの供給量を確保するとともに、全製品群を対象に新規用途開発を進めます。

再生プラスチック量÷製品プラスチック使用量×100

■ 再生プラスチック使用量および使用率
「再生プラスチック使用量および使用率」のイメージ

ポストコンシューマ系リサイクル材の使用は、回収状況によって供給量や品質特性が変動します。供給量が不足する場合や、品質特性に問題が生じた場合には、バージン材を使用する場合があります。

再生プラスチックの利用拡大の事例

2014年度の事例

【事例2】廃プラスチック選別の高度化

西日本家電リサイクル(株)

再生プラスチック利用拡大に向けて、新規採用部品の拡大など製品設計の取り組みだけでなく、再生プラスチック供給量の確保も重要な取り組みです。西日本家電リサイクル(株)では、破砕した後の混合プラスチックから、高純度に単一素材プラスチックを回収するプロセスを開発、導入しています。近赤外線センサーによりABS樹脂およびHIPS樹脂を選定、分離します。さらに臭素系難燃剤を除去することで、RoHS指令に対応した再生プラスチックの供給が可能となりました。また、回収プラスチック表面を機械処理により研磨することでさらに純度を高めています。このようにして得られた再生プラスチックは、家電製品等で利用されます。

「廃プラスチック選別の高度化」のイメージ

RoHS(Restriction of certain Hazardous Substances):電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限に関する指令

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2012年度の事例

【事例2】冷蔵庫の再生プラスチック利用

東芝ホームアプライアンス(株)

東芝冷蔵庫VEGETA/GR−F56FXVの再生プラスチック使用率は、昨年度同等機種(GR-E55FX)から大きく進展しました。ウレタン埋没部品や機械室非外観部品などへの新規採用が大きな要因です。設計改善に加えて、供給量の拡大、再生材の開発、海外生産拠点への輸送など、静脈側のプロセスを改善し、再生プラスチック利用拡大を実現しました。

「冷蔵庫の再生プラスチック利用」のイメージ

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包装3Rの取り組み

包装材についても製品同様、ライフサイクルでの環境負荷低減をめざし使用合理化を進めていきます。

各事業分野・各製品群の特性を考慮して、包装容積の縮小化、通い箱の拡大、低環境負荷材料の採用など、さまざまな施策を導入していきます。

包装3Rの事例

2013年度の事例

【事例2】CT装置の木材梱包代替化

東芝メディカルシステムズ(株)

従来の「すかし木箱」では、木材廃棄物の問題や含水率管理の手間があったことから、スチール製通い箱に変更しました。木材使用量の削減を実現したほか、2段積みが可能になり積載率の向上にもつながっています。木材使用量の削減によりCO2排出量206kg削減を、輸送効率向上によりCO2排出量1,608kg削減を、それぞれ達成しました。

「CT装置の木材梱包代替化」のイメージ

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