子宮頸がんと尖形コンジローマの予防ワクチン〜HPV4価ワクチン〜
子宮頸がんとは子宮の入り口(子宮頸部)にできるがんです。本邦では、年間約12000人が罹患し、2486人が死亡しています(2008年度、がん対策情報センター)。原因として、ヒト乳頭種ウイルス(HPV;human papilloma virus)の感染が明らかにされました。HPVは約100種類ありますが、そのなかで15タイプが子宮頸がん関連HPVとして挙げられます。子宮頸がんから検出されるHPVの型の頻度として、1番目にHPV16型、2番目にHPV18型が挙げられます。
尖形コンジローマの原因となるHPV6/11型を加えた4価ワクチンとして「ガーダシル」が本邦でも登場しました。尖形コンジローマとは、性器いぼともよばれ、HPV6/11による性感染症です。尖形コンジローマを有するパートナーと性交を行うと60〜70%に発症します。症状として、女性では大・小陰唇・会陰・肛門などに先の尖った白色〜ピンク色の腫瘤を形成し、カリフラワー状、鶏冠状をしています。頻度は、本邦では年間3万9000人が感染していると考えられています。治療は、外科的治療、薬物療法があります。また妊娠と尖形コンジローマを合併すると、新生児の喉頭乳頭腫症の母子感染が関係しているとも言われています。
2価ワクチン及び4価ワクチンともにすべてのHPVの型を網羅するわけではないので、ワクチンを受けたとしても、がんの早期発見・早期治療のために子宮頸がん検診をお勧めします。
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接種をご希望される方については、以下のように接種予約を受け付けています。
- 1.予約方法
- (1)予約センター: 03−3764−8283
(2)産婦人科外来受付 - 2.接種場所
- 15歳以上〜45歳 : 産婦人科外来 (金曜日午後3:00〜)
中学生の方は小児科での接種となります。 - 3.注意事項
- (1)20歳未満の方は、保護者の同伴が必要です。
(2)現在、妊娠されている方、授乳中の方は、除外となります。 - 4.接種方法
- 6ヶ月の期間に3回接種(初回、2ヵ月後、6ヵ月後)を行います。
- 5.接種費用
- 「ガーダシル」接種費用
- 1回接種につき18,900円(品川区助成対象の方は1回の接種につき10,500円)
- <子宮頸がんの予防ワクチンについて>
http://www.shikyukeigan-yobo.jp/