裸眼3Dディスプレイ開発リーダー 福島主任研究員が「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2011大賞」を受賞

2010年12月07日

当社の研究開発センターの福島理恵子主任研究員が、日経BP社「日経WOMAN」が主催し内閣府が後援する「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2011」で大賞を受賞し、12月6日、六本木アカデミーヒルズ「タワーホール」で表彰式が行われました。

福島主任研究員は、世界初の専用メガネなしで3D映像を視聴できる液晶テレビ「グラスレス3DレグザGL1シリーズ」のベースとなった裸眼3Dディスプレイにおける発明と製品化に向け研究開発チームのリーダーとして活躍された点、そして女性研究者として育児と仕事を両立するロールモデル性が評価されての受賞となりました。
なお、福島主任研究員は今年7月に「自然で見やすい3Dディスプレイの発明」で、事業化以前の発明に対する賞としては国内では最も評価の高い「発明協会/全国発明表彰21世紀発明賞(第二表彰区分)」を受賞しています。

福島主任研究員は、1995年東北大学大学院修了後に当社に入社し、研究開発センターで反強誘電性液晶を用いたLCDの研究開発に従事してきました。産前産後休業・育児休職を経た後、2002年に裸眼3Dディスプレイ研究チームに参加し、現在に至るまで研究開発を続けています。

表彰式で福島主任研究員は「家族の支えと、女性にも責任ある仕事を任せる会社の分け隔てのない環境のなかで、研究者として開発から量産プロセスまで携わることができ、本当に幸せ。この先もさらに発展できるよう、この賞を励みに頑張りたい。」と挨拶しました。

なお、今回の大賞受賞については、本日発売の「日経WOMAN 1月号」で紹介されています。

日経BP社 平田社長より記念の盾が授与された写真
日経BP社 平田社長より記念の盾が授与されました
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表彰式で挨拶をする福島主任研究員(左)