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地域、企業、市民の“想い”と未来志向+多視点の“対話”から新たなビジネスを共創『未来のまちづくり in 浜松』

地域、企業、市民の“想い”と未来志向+多視点の“対話”から新たなビジネスを共創
『未来のまちづくり in 浜松』

  • 技術・その他
  • 【イベントレポート】
  • 2016.9.1


豊かな自然景観、食文化、歴史的建造物などの充実した観光資源と、世界的な音楽のイベントで多くの訪問者に愛される浜松市。世界に名だたる企業が集まり、ものづくりのまちとしても有名だ。2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の舞台となるのを控えて、街の人々も今まで以上に活気づいている。そんな中さらに街を盛り上げようと、浜松に関わるさまざまな人が想う「ありたい未来」の実現をめざし、浜松市にしかない魅力を生かした新たなビジネスを創造する取り組みが始まった。

今回はこの取り組みの第一弾として、2016年6月から全三回にわたり開催された「フューチャーセッション(参考情報)in 浜松『2022年 新しいビジネスの姿ד井伊直虎”のその先の未来』(※1)(※2)」の様子を紹介する。

フューチャーセッションとは?

未来に向けた問いかけがあり、それに呼応して集まった多様な参加者が、対話を通じて相互理解と信頼関係を築き、新たな関係性と新たなアイデアを同時に生み出し、協調してアクションを起こしていく場。
(野村恭彦著、「イノベーション・ファシリテーター」より引用)



※1: 井伊直虎:2017年1月から1年間NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」が予定されている。

※2: 協賛企業:株式会社リコー、リコージャパン株式会社(以下、2社を合わせてリコーと表記)、株式会社東芝 インダストリアルICTソリューション社(以下、東芝)、浜松市。東芝はワークショップの企画と当日のファシリテーションを主に担当。



わがまち浜松を愛する人々が集まった

2016年6月から2ヶ月にわたり全三回開催された「フューチャーセッションin 浜松」。浜松まちなかにぎわい協議会(※3)の呼びかけで、浜松を愛する地元企業、市民からさまざまな職種・性別・年齢の参加者が集まった。今回のセッションでは、持続的なまちの発展とビジネス創造を目的に、2017年1月からスタートする大河ドラマ『おんな城主 直虎』の5年後の2022年の「ありたい未来」の実現を目指して、『2022年 新しいビジネスの姿ד井伊直虎”のその先の未来』をテーマに開催された。具体的には、浜松市の2022年の姿を描き、そこへ訪れる未来のゲストとその人の達成したいこと・目的を定義し、浜松に関わる企業・市民がゲストへ提供できるまちのサービスイメージを検討することを通して、『新たなビジネス』とみんなの『うれしい』が循環する浜松の未来創りを行った。

※3: 浜松まちなかにぎわい協議会 http://www.hamamachi.jp/machinaka/別ウィンドウが開きます
   全国でも珍しい民間の『まちづくり会社』として、平成22年4月に設立された。
   その目的は、民間の活力を最大限に発揮しながら浜松市中心地の活性化を推進することである。

  

< 全3回のセッション概要 >
地元企業、市民からの参加者が、未来志向+多視点の対話を通じて、想いを分かち合い、気づき・共感の連鎖を起こすことで、浜松にしかない魅力を生かした街ぐるみでのコラボレーションを試みた。

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「『浜松が大好きだ。最高だ』という人は?」に挙手で応えてセッションスタート!

浜松市駅から程近い“浜松こども館分室 ここ・いーら“で開催されたセッション1。初回で平日開催にもかかわらず、定員を上回る41名が集まった。フューチャーセッションの協賛企業である東芝のファシリテーター 千葉による、「『浜松が大好きだ。最高だ』という人は?」の質問に多くの人が挙手で応えてセッションがスタート。地元浜松の“井伊直虎”うちわなどの小道具で、会場は徐々に和んでいった。さらに、ペアや6人グループでの対話で、次第に会場内での知り合いが増えていく。

独創的なアイデアで、審査員席からも思わず笑みがこぼれた
地元“井伊直虎”うちわがセッションを盛り上げた

ハードウェアでの実演を交え行われた最終プレゼンの様子
ファシリテーターの「『浜松が大好きだ。最高だ』という人は?」にほぼ全員が手を上げた

自己紹介から笑顔が絶えない。まずはペアで(左)、さらに6人の輪になって行った(右)。
スタートから笑顔が絶えない。まずはペアで(左)、さらに6人の輪になって行った(右)

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対話・共有・共感へと、“私たちのまち”への想いでつながっていく

まちへの想いをペアで対話する
まちへの想いをペアで対話する

前半では、「自分が住んでいる『まち』を“誇らしいなぁ”と思った出来事」等の問いに対して、想いや“体験”をペアで語り、傾聴し合った。フューチャーセッションの鍵は、“対話”だ。この日、初めて出会った年齢も性別も職業も異なる人々が、共通項である”私たちのまち浜松“で”対話“を重ね、想いをつなげていった。
中盤では、想いを共有しさらに“共感”に繋げる工夫があった。まちへの想いや浜松のポテンシャルについて、会場全体で一つの輪になり、輪の内側の中央に座った者だけが想いを語り、輪の外側を囲む周りの多くの参加者は傾聴者に徹する。語りたくてムズムズした輪の外側にいる傾聴者は、誰もが中央に移動し発言できる。普段の生活で、自分の“想い”だけに耳を傾けてもらう機会はそうそうないはずだが、この中央に名乗り出るのは、ちょっと勇気がいる。しかし、その勇気を乗り越えた参加者は、目を輝かせて、まちへの熱い想いを語った。その想いに、周りの傾聴者が共感しはじめる様子が感じられた。

会場全体で輪になって、まちへの熱い想いが語られた
会場全体で輪になって、まちへの熱い想いが語られた

“ありたいまちの未来のメディア” づくり、そして発表・共有!

「来年は浜松が大河ドラマ“井伊直虎”の舞台となるので、観光客が増えて、まちは盛り上がるだろう。 既に、駅前や街中は“井伊直虎”一色になっている。だけど、ドラマが終わった再来年以降はどうなるのか?」 そんな期待と不安を持つ浜松市民は、少なくないはずだ。実際、この日の対話でも、そのような想いを語る参加者がいた。

 

そこで、大河ドラマから5年後の2022年の未来について、 未来志向+多視点という工夫を取り入れた“ワールドカフェ”形式の対話を行った。ワールドカフェとは、リラックスした雰囲気で伸び伸びした発想が出るよう、自由に対話を行うスタイルだ。まずは、2022年の未来社会について、ワククワクする未来・不安な未来/デジタルな未来・アナログな未来などの切り口で、思いついたことをどんどん発言し、貼っていき、共有していく。そして、参加者たちが思い浮かべた未来社会が到来した時の“ありたい浜松の姿”を対話で描いていく。

 

最後に、各チームで考えた “未来のありたい浜松の姿”を形として表現するためのクイックプロトタイピングとして、未来のメディアの製作に取り掛かった。見出しや、メディア名を考えて、ありたいまちの未来を、文字、絵など、自由にどんどん書いて、描いていく。頭・口・手を動かすことで、ぼやっとしていたさっきまでのアイデアが徐々に形になっていく。そして、各チームの発表会。8チーム、8通りの 「未来のありたい浜松の姿」が出来上がった。

手書きで未来のメディアを製作。発表し、みんなで共有
手書きで、未来のメディアを製作。発表し、みんなで共有


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