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音声で現場情報を簡単に入力、情報共有を促進する ――「RECAIUSフィールドボイス」サービス

音声で現場情報を簡単に入力、情報共有を促進する
――「RECAIUSフィールドボイス」サービス

  • AI
  • 【技術者・開発者インタビュー】
  • 2016.10.17


工場や保守点検、警備などさまざまな現場では、「管理者に必要な報告が上がらない」、「情報の共有・活用がされていない」という課題を耳にすることが多い。「RECAIUSフィールドボイス別ウィンドウが開きます」は、このような課題に対し、現場情報を音声で簡単に入力することで、現場管理の効率化や情報共有を可能にするサービスだ。その概要を紹介する。



現場の報告業務と情報共有の課題に応える

近年、グローバル化や少子高齢化に伴う生産人口の減少で、製造業を中心にフィールドでの積極的な意識改革や取り組みが求められている。こうした中、東芝は、フィールドでの情報共有、報告書の作成機能によりフィールド作業を支援するクラウドAIサービス「RECAIUSフィールドボイス」別ウィンドウが開きますの提供を開始した。

東芝グループのある製造現場では、現場でキーボードが使えないため、社員はオフィスや滞在先のホテルに戻って、報告書を書く必要があり、毎日1時間以上の残業が発生していた。しかし、現場で音声によって定型的な報告書が作成できれば、別の場所で書く手間が省け、部門全体では約40%の報告書作成業務が削減できることが分かった。

そこでの実証実験について、株式会社東芝 インダストリアルICTソリューション社 川向和郎は次のように振り返る。

「現場によってさまざまな業務用語が必要でしたが、辞書に載っていない用語でもシステムに事前に登録し、スムーズに使えるようにしようと考えました。また、広い場所で騒音の中、声をかけながら仕事をしていましたので、音声による情報共有が必要だと考えました。」

株式会社東芝 インダストリアルICTソリューション社 IoT&メディアインテリジェンス事業開発室 メディアインテリジェンス商品推進部 事業開発第一担当 参事 川向 和郎
株式会社東芝
インダストリアルICTソリューション社
IoT&メディアインテリジェンス事業開発室
メディアインテリジェンス商品推進部
事業開発第一担当
参事

川向 和郎

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自由な発話で高精度にフォーム入力が可能

このコンセプトの下にリリースされたのが、東芝の音声・映像活用クラウドAIサービス「RECAIUS(リカイアス)」別ウィンドウが開きますシリーズの一つ「RECAIUSフィールドボイス」別ウィンドウが開きますである。作業場所、作業時間など、管理者が事前に登録したテンプレート項目に沿って、現場作業員がスマートフォンに音声を入力するだけで、テンプレートの項目へ自動的に情報が入力されるサービスだ。

具体的には、保守点検、警備、訪問営業、対人接客での利用を想定しており、管理者側が現場の状況を掴めなかったり、現場の「細かい内容を報告する時間的余裕がない」、「現場のノウハウを共有できない」といった問題を解決することができる。

株式会社東芝 インダストリアルICTソリューション社 杉浦千加志は次のように語る。
「現場情報をきちんと集めて有効に活用するのは、言うは易しですが、非常に大変です。そうした時に役立つのがこのサービスで、管理者側は集めたい情報をあらかじめ用意して、報告書のテンプレートを作成します。一方、現場側は音声による入力支援機能で、短時間で必要事項を入力することができます」。

株式会社東芝 インダストリアルICTソリューション社 IoT&メディアインテリジェンス事業開発室 メディアインテリジェンス商品推進部 事業開発第一担当 参事 川向 和郎
株式会社東芝
インダストリアルICTソリューション社
商品統括部
メディアインテリジェンス商品推進部
メディアインテリジェンス商品企画&技術担当
主務

杉浦 千加志

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RECAIUSフィールドボイスのポイント:自由な発話で、テンプレートの項目へ自動的に情報が入力される
RECAIUSフィールドボイスのポイント:自由な発話で、テンプレートの項目へ自動的に情報が入力される

現場作業員は作業をしていて、手を使えないことが多い。その様な状況でも、イヤホンマイクと組み合わせることでハンズフリー入力も可能で、さらに、入力項目の順番で発話せずとも、報告事項を比較的自然に発話するだけで、報告事項を入力できるようになっている。選択肢と照らし合わせて発話の意図を理解するため、言いよどみなどによる多少の認識ミスがあっても、システムにはスムーズに反映される(※1)。

集めたデータは統計分析し、例えば危険事例を抽出して事故予防対策に活かすなど、ベストプラクティスの抽出を行うことで、作業現場へのフィードバックやノウハウの継承も可能です。本サービスは現場(フィールド)の声(ボイス)を集めて価値を創出するためのツールです。お客様と共創しながら、よりよいサービスの創出ができると考えています。」(杉浦)。

「RECAIUSフィールドボイス」別ウィンドウが開きますは、現場作業員を支援する、フィールド情報のプラットフォームとしてお客さまの業務の効率化に貢献すると同時に、お客さまと新たなサービスの創出も目指していく予定だ。



※1 選択肢の内容次第で発話の仕方に条件が必要なことがあります。
※本記事に関する社名、部署名、役職名などは2016年10月現在のものです。

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