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使っている内に賢くなり、現場に根付く ――クロスモーダルAIと音声対話システム

使っている内に賢くなり、現場に根付く
――クロスモーダルAIと音声対話システム

  • AI
  • 【技術者・開発者インタビュー】
  • 2016.11.25


あらゆるモノがつながるIoTの時代。人とモノがつながる社会に向けて、人工知能(AI)の応用は、さまざまな分野で広がっている。車の自動走行や、セキュリティ、金融工学、コールセンターでのコミュニケーション支援など、産業や経済活動にもインパクトを与えている。このAI革命が産業にもたらす変化と、東芝が目指すAIの姿を紹介する。




AIはルールベースの手法から、あらゆるデータを学習する時代へ

AIがさまざまな分野で活用されるようになると、人の判断や作業の効率化と代替が進む。まずコンピュータに置き換わるのは、ルールと典型事例の学習能力が作業の品質を決定する仕事で、例えばレストランや娯楽施設の案内係、ホテルの受付、レジ係、電話オペレーターなどである。今後2024年までに、全体の半分以上の仕事が自動化され、コンピュータに替わるとも予測されている。

自動化は制御システムが状態の変化を検出し、判断、制御して行われる。そのために、従来は人が経験からルールを作り、マシンにそれを実行させていた。それに対して、現在のAIはAIが自ら事例を学習し、人は教示するデータを与えるところまで進化している。ただ、大きな問題は、人がデータを作らなければならないので、まれにしか起きない事例の学習が難しいことだ。株式会社東芝 インダストリアルICTソリューション社 梅木秀雄は、次のように説明する。

「データ学習では世の中にある事例データを集めますが、新しい場面でデータを活用していくためには、めったにない事例が重要です。そのため、存在しないデータは何らかの方法で「作る」必要があります。 例えば、車の運転の自律制御では、シュミレーションや仮想空間などで事例を自己生成・学習していくことなどが行われています。AIが安心できる挙動ができるように、人はAIが学習できる環境とポリシーを与えていく必要があるのです」

株式会社東芝 インダストリアルICTソリューション社 商品統括部 主幹 梅木 秀雄
株式会社東芝
インダストリアルICTソリューション社
商品統括部
主幹

梅木 秀雄

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最大のテーマは人の五感が互いに交わり、作用するクロスモーダルAI

こうした中、東芝は、音声、画像、動き、言語の情報形態(modal)の壁を超え、人の感覚や経験からの知識に基づいて意図や状況を捉え、わかりやすく人に伝えるというコンセプト「クロスモーダルAI」を提唱している。このコンセプトを実現していくサービスとして、クラウドAIサービス「RECAIUS」別ウィンドウが開きますを提供している。

「人とAIがより安心で快適に共存する社会の実現には、人の感覚や体験知を考慮した制御や判断が重要です。人は音声が十分に聞き取れなくても、文脈を考えて適切な応答が可能です。また、一問一答だけではなく、複数の話題が混ざる会話もシナリオを作成し予測して対話応答ができます。また、対話を通じて知識を蓄えたり修正できたりします。東芝のクラウドAIサービス「RECAIUS」別ウィンドウが開きますは、人の表情や音声や動きから、人と同じ感覚でどういう意図や状況なのかを複合的に把握して、適切な対応や処理につなげるサービスです」(梅木)。

クロスモーダルAI:より安心・快適なシステムの実現に向けて、人の感覚や体験知を考慮した制御や判断を行う
クロスモーダルAI:より安心・快適なシステムの実現に向けて、人の感覚や体験知を考慮した制御や判断を行う

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