Luce Tempo Luogo - 光 ・ 時 ・ 場 -
あかり文化は一様ではなく、その土地、その場所にだけ息づく姿がある。
東芝として3回目の出展となる今回のミラノサローネで、我々が伝えたかったメッセージです。
単純に白熱電球を置き換えるのではなく、LEDならではのあかりのあり方は何か。
その答えのひとつが今年の展示のコンセプトです。
クリエイションを担当したDGT田根剛氏の、場の記憶を大切にするという製作スタンスに共感することからはじまり、あかりの未来の姿を垣間見せるようなインスタレーションをお願いすることで、"Luce Tempo Luogo"は誕生しました。
未来の光源LEDが生み出す幻想的な光と時のインスタレーションを通じて、LEDが生み出す様々な可能性に満ち溢れているあかりのあり方を感じてください。
株式会社東芝 新照明事業部
ミラノサローネについて
毎年4月にイタリア・ミラノで行われる世界最大級の国際家具見本市。本会場であるフィエラでは、国際照明機器見本市「ユーロルーチェ」が開催されました。
また、ミラノ市街各所においてフォーリ・サローネと呼ばれるイベントや展示会が同時期に実施され、これらを総称し、「ミラノサローネ」と呼ばれています。
東芝はユーロ・ルーチェに初めて出展するとともに、フォーリ・サローネにも3年連続で参加、世界に向けて新照明事業のコンセプト展示を行い、東芝ブランドを発信しました。
今回の東芝のブースの来場者数は前回実績2万2千人を大きく上回る3万人を越え、大盛況のうちに幕を閉じました。多くの皆様のご来場ありがとうございました。
制作にあたって
会場となったトルトナ地区の「Cortile di Via Savona」』は、普段は100年前の壁だけが残る場所。
インスタレーションを行うにあたり、まず天井を作成し、幻想的な空間を作り出すために地面に白い石を敷き詰めました。メイン会場への導入部となる約18mの細いトンネルに使われたLEDの総数は512個。光の壁のあるメイン会場で使用されたLEDは、白色1,036個、電球色644個、総数1,680個に上りました。
メイン会場で使用した水は総量約3t、1分間に1t循環させるポンプ仕組みを独自に製作しました。 三ヶ月間の実験期間を経て、田根氏のほか照明デザイナーの岡安泉氏、テクニカルアドバイザーの篠田匡史氏の協力を得て、細かな表現のあり方を検討した結果、今回の展示が完成しました。


