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第47回市村産業賞功績賞受賞

受賞日 2015年4月23日

4月23日、公益財団法人新技術開発財団主催の第47回市村産業賞の贈呈式が開催され、当社従業員が「超高速・低消費電力ハードウェア通信プロトコル処理技術の開発」の業績によって功績賞を受賞しました。本受賞は、通信処理の飛躍的な高速化と消費電力の大幅低減を実現する、ハードウェア処理を効果的に取り入れた通信プロトコル処理技術を開発したことが高く評価されたものです。

受賞者

  • 市村産業賞功績賞
  • 田中信吾
  • セミコンダクター&ストレージ社 ストレージプロダクツ事業部 ストレージソリューション推進部 参事
  • 山浦隆博
  • 研究開発センター ネットワークシステムラボラトリー 研究主務
  • 山口健作
  • 研究開発センター ネットワークシステムラボラトリー 研究主務

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業績概要

来たる情報爆発時代では通信量の爆発的な増加が見込まれ、通信処理の高速化が必須です。

そこで通信処理の抜本的な効率改善のため、ハードウェア処理を効果的に取り入れた通信プロトコル処理技術NPEngineTMを開発しました。すなわちソフトウェアによる複雑な通信手続き処理とハードウェアによる高速なデータ転送処理を効率よく両立させるハイブリッド処理技術、およびフラッシュメモリ等のストレージに格納されたファイルデータをネットワークにダイレクトに転送するダイレクトストレージアクセス技術を開発しました。

本技術により、従来の組み込みCPUと同じ消費電力で20倍以上の伝送レートを実現、ビデオ配信サーバに適用した場合にシステム全体の消費電力を半減させることに成功しました。さらにフラッシュメモリを用いたデータベースに応用した場合に、DRAMを用いた従来のインメモリデータベースとほぼ同等のクエリ応答性能を実現しました。

本技術は放送局向けビデオ送出サーバVIDEOS neoTM に適用され、ファイルベースに対応した放送システムの置き換えに貢献しました。今後はインメモリデータベース市場等で、DRAMからフラッシュメモリへの置き換えの促進、システム全体の省電力化、低コスト化への貢献が期待されます。

<市村産業賞>
優れた国産技術を開発することで、産業分野の発展に貢献・功績のあった技術開発者またはグループに贈られます。本表彰は公益財団法人新技術開発財団により主催され、1969年(昭和44年)に始まり、今回で47回目となります。独創的・画期的で世界的に見て高い水準にあるもの、その技術の実用化で新たな産業分野の創生や市場の拡大に効果が顕著なもの、産業・社会の発展に先導的な役割を果たし波及効果が大きく期待できるものを表彰対象にしています。


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